月ケ瀬梅林、青空の下で「梅」下見…

2023-02-05 18:12:38 | 花や風景など
始まりました、観梅ワンマンツアー。
昨日、月ケ瀬の人から「今年は早くに梅が咲き出した」
「けど、こないだの大雪で花の色が茶色くなってしまって…」と。
急な寒さであわてんぼうの梅は、さぞ悔しい思いをしたのではないかと、
心配してしまいました、月ケ瀬観光協会のHPでは来週2/12から「梅まつり」とか。
エライコッチャ、とりあえず見に行かないと🚙

 「蝋梅」空に
本日2/5、確かにチラホラ咲きの数歩手前??
「冬至梅」という種類の花は確かに咲いてました…
 
これからですよ、待ち侘びた「梅」。
ココは、「梅林公園北口」。
 
車は下に止めて、多分来週からは有料になると思われますが…
最近、ちょっとマンホールの絵も撮るようになりました(笑)。
上見て下見て歩くのでなかなか危ない!


月ケ瀬ダム湖(=五月川ともいうかな)を望む
  

ご覧の通り、まだまだこれから、
あわてて咲いてしまった花たちは、ちょっと気の毒だったけど
人間だって予測不可能なこともある、花はもっとビックリしただろう

では、奈良と京都の府県境を下りて「つり橋/八幡橋」へ


五月川を渡って山沿いの道から「月ケ瀬橋」へ
水面に映る赤い橋が澄んでて綺麗。
 

ここは、山頭火さんが「旅日記」※に綴られた場所だそうな…
 
大正時代に国の史跡第一号だった。
これは田中善助翁がいろいろ運動してくれたおかげ、
「月ケ瀬橋」を渡れば、その記念碑もあります。
 


※『山頭火旅日記』より、
笠置の駅から歩いて月ケ瀬、翌日上野へ来られたそう…

「三月廿三日 晴。
うらゝかな雀のおしやべり。
早朝出発、乗車、九時大河原下車、途中、笠置の山、水、家、すべてが好ましかつた。
川を渡船で渡されて、旅は道連れ、快活な若者と女給らしい娘さんらといつしよに山を越え山を越える。
山城大和の自然は美しい。
山路は快い、飛行機がまうへを掠める。
母と子とが重荷を負うて行く。
二里ばかりで名張川の岐流に添うて歩く、梅がちらほら咲いてゐる。
歩々春だ、梅だ、月ヶ瀬梅渓は好きなところだつた、だいぶ名所じみてはゐるけれど。
こゝから月ヶ瀬といふ梅へ橋をわたる
バスで上野町へ、遊廓近くの安宿に泊る、うるさい宿だつた。
五月門一目万本月瀬橋

 三月廿四日 晴。
芭蕉遺蹟を探る――
故郷塚、瓢竹庵。
上野は好印象を与へてくれた。
阿保まで三里、うらゝかな道。
阿保から津まで電車。
津はいかにも城下らしいおちついた都会であつた、梅川屋といふのに泊る、一宿二飯で三十四銭!
二角さんを訪ねて御馳走になる。」

ではまた、

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