月ヶ瀬「桃香野散策」その4、「千体摩崖仏」お参り、帰り道に「月ケ瀬橋」。

2022-02-16 16:11:02 | 月ケ瀬桃香野散策
 (再掲)
この「三差路」が重要でした、
ワタシは逆コースだったので、この写真に見える「右」の道から下りてきました。
普通だったら手前から登ったら見える「三差路」です
桃香野の道なので、これも良し(笑)。

千体摩崖仏群について」説明版
 
≪この地区には各所の大石に高さ30cm大の磨崖仏がたくさん刻まれており、
 一ヶ所百体を数えるところもあって、合計430体ほどある。
 特に、ここの大岩には、美しい小仏像が百体刻まれてあったが、
 道路拡張の折り、三分の一ほど割り取るられている。
 なぜ、この地区に、いつ、だれがこのように仏像を刻んだのか
 その詳細は、不明であるが、その昔この谷の一番高い城庵の一角が崩れ落ち
 多数の人家が大災害に遭ったと伝えられ、村人たちは今後の安泰とその供養のため、
 残る大石に仏像を刻み、その無事を祈念したのではないかと思われる。
 素朴な野趣豊かな小仏は、もの言わねど深い謎を秘めて、その昔を語ってくれる
 因みに当地の善法寺境内の「南無阿弥陀仏」碑に、「永禄六年 (1563年)供養74人・・・」とあり、
 山崩れの時期かと判読される。
  月ヶ瀬村教育委員会
  月ヶ瀬村文化財保存会月ヶ瀬村指定文化財 ≫

とても見晴らしのいい「山城」だったと想像できますが、
村人を守るはずが崩れ落ちて大災害になってしまったということですね…
三重県各地の城跡へも行きましたが、やっぱり「自然災害で倒壊!」は確かに多かったです。

ではその「千体摩崖仏」をいろんな方向から見てみました、
  

スチールの橋を渡ると
 

少し分けて撮ってみましたが…

 同じ人が彫ったのか、
いろんな人の手によるものか、素人のワタシにはわかりませんが、
これだけの「仏様」に見守られていることは心強い気もします。
「合掌」

 摩崖仏のご近所さん

ここでちょっと「むかしばなし」。
家人が幼少の頃、桃香野の親戚の家に泊りに行ったとか。
その家の主に言われたそうな「夜中に寝ぼけて外でオシッコするではないゾ!」
庭に出てみて「なぁるほど」と納得したらしい、
庭から見えるのは「前の家の屋根」だった、とさ。

至る所に「防火水槽」「消火栓」「ポンプ収納庫」など
危機管理体制はバッチリ整えられていると感じました。

名残の坂道を下る

帰りにクロにゃんに出会う…


綺麗な風景をいっぱい見たし、大っきな岩の摩崖仏さんにも巡り合えました、
神社もお寺も行きました、今度行くときは迷わず行きます。
頂上へ行ってみたい気もしないわけではありませんが…

帰り道は、桃香野の上から見た「月ケ瀬橋」を通ることにします。
  
橋への分岐点辺りは「宮之芝梅林」(今年の様子ではありません)

梅は蕾固し(2/12現在)、「月ケ瀬橋」は湖畔に反射して綺麗でした…
 

知らないところを知ることが出来たし、梅が咲く前に行ったことで、
今度来た時見る目が変わりそう、「梅」はもう少しだけ待つことにしましょう~
今日はどんな様子かな? ☞ 「月ケ瀬観光協会/開花情報」「同じくFB」をどうぞ

月ケ瀬桃香野の旅、完。
ではまた

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