朝活!いこかの鉄道遺産群を巡るウォーク「加太駅界隈」編 その③

2022-11-18 18:10:28 | いこかの鉄道遺産群を巡る朝活ウォーク
煉瓦造りの素晴らしいアーチ型ミニトンネル(私的に呼ばせていただく)から、
一路「加太駅」方面に戻ります。

※「加太越奈良道『加太宿」について詳しいイラスト案内図をリンクしておきます。

前回「板屋の🚥」とご案内した辺り、街道沿いに「板屋地区」で、
江戸時代には『本陣』のあったところだとか。
 ※江戸時代以降の宿場の事で、大名や旗本、幕末役人、勅使などの宿泊所として
 指定された家の事。原則として一般の者を泊める事は許されていなかった、とか。

街道沿いに長い地区ですが、昔から加太の中心地だったようで、
郵便局、小学校・保育園、交番、林業センターなど公共機関が多いです。
また、加太駅界隈は「市場(イチバ)地区」といい、問屋場(トイヤバ)高札場(コウサツバ)などあったそうです。

板屋からの帰り道、素朴な石仏様にも出会います。
 
帰って調べたら『加太神武地蔵尊』でした。
街道を往来する人々の安全を祈ってくれているのだと思いました。

ほどなくしてココ
  
三角地帯のようになっていますが、そのまま左へ進むと国道25号線、
右は「旧大和街道」(=伊賀・大和街道、正式には加太越奈良道でしょうか)。

「旧道の大和街道」を通る【亀山森林公園やまびこ
  
(駐車場もあります)
 ≪市内の加太梶ヶ坂地内にある市有林約4.2haを、
 地元加太コミュニティの方々やかめやま市民大学院第1ゼミ生とともに作成した
 「亀山森林公園環境整備構想」に基づき、平成20年度から3ヵ年かけて、
 加太の自然がそのまま活かされるように整備を行いました≫

 ≪森林公園「やまびこ」は『歴史ある街道「大和街道』に接しています。
 関の西の追分で東海道から分岐し、加太峠を越えて奈良に至ります。
 壬申の乱の際大海人皇子平安末期には源義経が、
 本能寺の変では徳川家康が通ったとされている街道です≫

そうそう、「壬申の乱古戦場跡」「風の杜」「徳永寺」(柘植地区)や
「和銅の道/補陀落の滝」「射手神社」など伊賀でもご縁は多いです。

左側の山裾の道が本来の「峠道」へ続きます、


ウォーキングでは「やまびこ公園内の八つ橋」を渡っていきますが、
いずれ先ほどの「峠道」へ合流します。
 

梶ヶ坂峠』(カジガサカトウゲ)
 ≪市場の集落から西に抜ける峠道は、(写真撮らず、残念)
 周辺では唯一地道が残っており、往時の面影を残している部分≫とのこと。

なんか、大海人皇子や源義経や芭蕉さんになって気分で歩いていましたよ(笑)。
 
こんな感じで山の中を歩き、里へ出てきたと思ったら、

「マンホール」見っけ!

 ※ 旧関町時代のものですが、シャクナゲ、キジ、シカ、周りはスギ。
この先に続く道の先には「沈下橋」…
この沈下橋の真ん中で見る風景、どこかで見た「こいのぼり」が見えます。
再掲写真→「こいのぼり」(猪之元橋)
渡り終えて本来の国道に出ます、もうそこは「加太駅」(9時10分ごろ到着)。
 
加太駅発車時刻は、9時23分。(まだそんな時間だったのね )
何せ、説明を聞きつつ、列車の時刻に間に合わせつつ、トイレ休憩も入れつつ、です。
ガイドさんの時間配分に感服いたします、素晴らしい案内をして頂き感謝です。
実は、まだまだその先も同行していただけるのです、うれしいこと

発車時刻まで駅界隈を
  
「加太宿説明」、手書きの「錫杖ヶ岳(シャクジョウガダケ)案内図」など。

では、向こうのホームでは「亀山行」、
ワタシは再び「柘植駅」に戻ります、何度乗ってもあの揺れ感サイコーです(笑)。
どんな坂、こんな坂にも負けずに走るディーゼル車スゴイです!


柘植駅到着、9時38分。
草津線の発車(10時)まで「柘植駅の鉄道遺産」の説明をしていただきます、
これがまた面白い

ではつづく

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