桜井上之郷編①-2 「閼伽井(あかい)不動」「天満神社」「竹林寺」「鏡池」、待望の笠そば。

2021-04-19 09:36:32 | 神社仏閣など
閼伽井不動
   
鳥居(再掲)をくぐり、「閼伽井不動明王」と「不動の池」と龍さん
ここは「修験者の霊場」だった…

 「由来」によりますと
≪古来より高僧修験者の霊場として知られる。
弘法大師空海は2年余の遣唐使留学から大同元年(806年)に帰朝。
高野山開創を志し、鷲峰山 笠寺(竹林寺)に寄寓。
ここ閼伽井の地で21日間の行を修める。
下山後、空海は高野山金剛峯寺建立を目指したものの、
火災や疫病に見舞われ、空海は再び笠山に登り、閼伽井で水行を行い
この地へ不動明王を祀り、荒神を高野山に勧請。
高野山に戻って見事建立された伝えられている。
以来、閼伽井不動明王と名付けられ、
池の水は荒神参拝の前に身を清める浄水として用いられている。≫

最後に、≪古からのこの表参道から閼伽井不動明王参りを経て、
笠山荒神社への参拝がおススメ≫とのこと。
ワタシ、また逆コース辿ってるかんじ(笑)。

その先(奥?)、不思議空間へ
   
「元伊勢伝承地」のようです、ここで「倭姫宮」の名にお目にかかれるとは…

さて、
 
パンフレットに掲載されている境内図を参考に山の中ぐるり一巡りします。

ここで再び「ご縁」がでてきます…
 ご祭神 学問の神「菅原道真公」と。

天満神社】です。
  
鳥居、拝殿、苔生す牛さん(ちゃんと座布団に座ってます、大事にされているんですよ(笑))

笠山荒神社の表参道一の鳥居前すぐに鎮座する社。
ここは、深い山中、標高は480mほど。(らしい)
創建由緒等に関する資料はどこにもなく不明。
笠山荒神社は北参道へ行く方が行きやすいらしく、
(確かにワタシも看板に導かれて来ましたから(笑))
「笠そばで地域起こし」として頑張っているため、
この「表参道」を訪れる人はほとんどいなくなった感じで少し寂しい。しかし、
本殿、とても艶やかできれいでした…
 

 「天満神社」前の巨樹
撮ったものの、何の木かな?

そのまま、少し歩くと
鷲峰山 竹林寺
   
入口には日本の枝垂れ桜、辛うじて花が残ってました  境内全景など

≪元加佐寺(笠寺)と称し、聖徳太子或いは良辯僧正のの創建と言われ、
大規模な寺院であったことが、その跡地の名称からも知られている≫とのこと。

 重文薬師如来立像の説明
重文庫の中に入っておられるので残念ながら…ですが、
あとで行った笠そばのお店に貼ってありました、この方です
 薬師如来立像。
荒神例大祭の日に行けば見せていただけるようですね。

山道の坂をいい気になって降りて行きますが、ここで「鏡池」はこっち→と案内、

(写真に見える真ん中の道を下り、右に見える道を進みます)
見れば、降りてきた時の倍は登るんじゃないかというくらいの坂道が待っていました(笑)。
なんだ坂、こんな坂、山野草も綺麗に咲いているし頑張ります…
鏡池】(心見の池
  

≪この霊山より湧出する霊水の注ぐ鏡池(心見の池ともいう)、
良辯僧正笠山での参籠に際し身を浄めた池とのこと。
奈良の猿沢の池に通じ、池に落ちると猿沢の池に浮かび上がるとか、
また、二月堂のお水取りとなれば鏡池の水位が低くなり、
この水が二月堂の清浄水になるとか≫ 諸説伝承が残っているようです。

では、お昼も過ぎお腹も空き、(山道を上りきれば)駐車場に戻る…
心は「ソバソバ」と呟いております。
 この坂を最後に踏ん張り
見上げたら
 馬酔木のお出迎え

荒神の里 笠そば】地産地消を目指し地域おこしに頑張っているお店です。
  
美しい田園風景など見ながら野外でも食べることができるので、
この時期としては嬉しい限り、ふわっふわ の「卵とじそば+梅干し」です。
疲れ吹っ飛ぶ素朴な酸っぱさ、優しい味のお出汁でお蕎麦も美味しく頂きました。

 荒神大祭の時は臨時バスが出るようです、

 周辺マップを見て、
「瀧蔵神社」(長谷寺の奥の院とよばれ、権現桜で有名)が近いことを知り、回ることにします。

長くなりました、最後までお読みいただき嬉しい限り(笑)。
つづきます…

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