「高麗寺」(童仙房簀子橋(スノコバシ))序章

2021-08-14 18:09:39 | 南山城村へ行ったよ
いささか消化不良の報告になってしまうことを先ずお断り。
本当は全てをちゃんと見てから報告したかったのですが、
最初に訪れてから、再訪問しようと思ったら「お盆の長雨」で、行けず
(ほんと長いですよね、こんなはずじゃなかった長雨で
お盆も泣いているようでまるで(私的に思う)「涙盆」です。)

実際「三国越林道」では、「崖崩れ予兆箇所」を数カ所見てきているので、
とても怖くて通れません です。

なので結局、初訪問報告になります、だから「序章」です。
晴天が続いたらきっと再訪問しますね…

こんな山奥にこんな綺麗な建物があるのか!?という不思議体験をした気分です。

宗教法人 曹渓宗総本山・高麗寺
場所は、ココ☟(童仙房の奥の奥ってかんじです、野殿からは約3㎞、7・8分で着きます)
  (再掲)
この道中、
 山道には「ウツギ」が群生、
山深く、緑深い場所で「白い花」を見るとホッとします

南山城村観光HPより
≪高麗寺は、日本に住む韓国人、または在日二世の心のよりどころとして開かれ、
本堂は1978(昭和53)年に建てられました。≫ また、
≪さまざまな歴史を経て、好悪の感情が入り乱れて現在に至っていますが、
高麗寺は一貫して、日韓友好と世界平和を主張しています。≫とのこと。

※『なぜ童仙房だったのか?』という謎は、このHPをお読みください。

山裾の道を縫うように走り、この案内が見えたら左折です。
(島ケ原中矢の道標案内板から約12.5㎞、やっとです(笑)。
平地なら大したことのない距離ですが…)

この先どんな山道を行くのかと思ったら、進むにつれ明るくなっていく感じです。

高麗ハイツという建物が正面に見えたら、そこはもう入口です。
 狛犬さんもお出迎えしてくれます
なかなか男前の吽形狛犬ですよ(笑)。

小さな橋を渡ると、道は細いですが車も通れます(本来の駐車場はもっと奥にあるらしいですが)。
目の前に白い観音さまがおられます、後ろには十三重石塔。
 「白衣観音像」
≪韓民族は、自分たちを「白衣民族」と呼ぶそうです。
白衣は、民族の歴史であり、誇りであり、伝統なのでしょう。
白衣観音像は、白衣民族の精神と思想を表しているとされます。
高さ10メートルの大きな観音様です。「ごくらくばし」を渡ってお会いします。≫(HPより)

白衣観音像の右向こうに何やら赤い橋と川の流れが見えたので、
引き寄せられるように行くと、なんと川へ下りる砂道もあり階段もあります、
その川向こうに極彩色の建物竜王堂」です。
    
間近で見て「Oh!素晴らしい」、この山奥の秘境の地にこの極彩色の建物、
ただ感動するのみ
そして、何やら渓流の傍には「龍神・・・案内板」ですが、

下の方が草に覆われて読めませんが…
ざっとこんなかんじでしょうか?
「龍神発見の経緯  令和三年 高麗寺 代表 ……潤
自由自在に水に潜り空中を飛翔するという龍神、龍王堂横のから池で
数十年無為に過ごす龍を哀れに思い、〇年かけて山からの清浄な水を引き込みたたえた。
それから龍神川左岸に密生していた熊笹を刈り取り、堆積していた土砂を削り取りした。
くりぬいた岩穴に鎮座する不動明王さまが、
長年お参りする方とてなく見捨て置かれ、汚れに任せておられた。
「少し待ってください、お身拭いさせていただきますから」と呟きながら、
橋を渡り山道に上がりふと振り返ると、これまで熊笹や土砂に隠れて見えなかったのか、
龍神川の一枚岩のなめ滝が、私の目に龍〇左目、鼻、大きく開けた口、
なんと右手で玉をつかもうとする龍神がありありと見え、現れた。」

竜は、水の神様、そして渓流の大きな岩穴に「不動明王」さま
   

「水を大切にし、水に感謝をささげる『龍王堂』」ここに建つ。
ここに来て良かったし、いいものを見せてもらえたし、
白衣観音様の後姿も有難く、空も一層清く見え…

この先の「本堂」などは、次の「章」までお預けです。


さて、野殿へ戻ります。
ではまた

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