「愛染院/古郷塚」にて百日紅。

2023-09-07 00:11:16 | 花や風景など
昨日、所用でこの門の前をサッと通り過ぎた時、
目に入ってきた花が「百日紅」。
ひょっとして見頃かも…これは改めてゆっくり訪れたいなぁと。

愛染院/古郷塚】(上野農人町)
遍光山願成寺という真言宗のお寺で、
愛染明王を安置することから「愛染院」と名付けられました。
夏から秋にかけて咲く「百日紅」が境内の名花かも、ですよ。
  

そうそう、ちょっと花ではないもののご紹介、
山門のどこかにいる「兎」さん
探してみてくださいね。(リンクは知人が撮った写真デス)

  

まさに見頃の百日紅、じっくり見ていると…
花の一つひとつは小さくて縮れているけど、そのふわふわっと感が
たまらなく好き、かもしれない。
ちょっとアップで…
 

境内を歩くと、可愛い水連も晩夏を楽しむごとく…
 
こんなに近くでじっくり見られるなんて嬉しい限りです。

さぁ忘れてならない「芭蕉さん句碑」。
石碑なので読みにくいと思います、
ぜひ現地にてお読みいただければ…
 
家はみな 杖にしら髪の 墓参り
≪元禄7年(1694) 芭蕉51歳の作。 季語「墓参り」で秋
夏、大津に滞在 していた芭蕉が実家の兄松尾半左衛門より手紙で郷里に招かれ、
伊賀上野へ帰郷し、一家そろって当寺の祖先の墓に詣でた折の句。
(中略)
長い歳月を経て、故郷の親族が誰もかも年老いてしまった寂しさ、
生き永らえて睦まじく先祖の墓参りをする懐かしい喜びが巧みに表現され、
しみじみとした老境の感慨や、言いがたい 寂寥感の漂う句である。
句意は、「故郷の盆会に一族の者と墓参りにでかけた。
みな年老いてしまい、杖をつき白髪の者もいる。
自分もまた同じように、年をとってしまったものだ。≫

芭蕉さんのこの気持ち、なんとなく
わかるようになってきた今日この頃でございます。

最後に、こちらは植物のバショウさんと六地蔵。



一昨晩だったか、何気に調べものをしていて、そうだっ!
大山田甲野の「大日っさん」(極楽寺)久々に行きたくなりました…
ではまた

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