「伊賀の勧請縄(カンジョウナワ)行事」(伊賀市文化財指定)①、「菖蒲池・東谷」

2022-02-23 15:29:21 | 伊賀のカンジョウナワ行事(伊賀城和含む)
湯屋谷「蓮徳寺」の帰り道、ふと思い出して
鍛冶屋の川沿いの川の中にある「地蔵二尊磨崖仏」を見たくなりました。
冬だし雑草も少ないので拝みやすいかも…と。
 
以前訪れた時は、知人たちと一緒だったので水の中に入って撮影しましたが、
今回は見るだけ(笑)。(当blog「古山鍛冶屋の石仏

もうひとつ、「蓮徳寺」の投稿にdawnさんからコメントをいただきました。
そのコメントで『榊莫山作 伊賀八景 「湯屋谷ノ寺』のことを思い出しました。
2020年9月に三重県立美術館でこの絵を鑑賞したことを…
すっかり失念しておりそれを思い起こさせてもらった…
いつかは行きたいと思っていた「お寺=蓮徳寺だったのです。
dawnさんには感謝 です。
(dawnさん2012年に鑑賞されてました、ワタシは一昨年のことさえ忘れていたハズカシイ)

そして、いつも当blogにご訪問頂いている「石仏などいろいろ」さんに教えられ、
☟ 9地区の勧請縄(カンジョウナワ)行事が伊賀市文化財に指定された、とのこと。(1年前の事ですが…)
長田菖蒲池東谷、柘植町、中柘植、槙山、西湯舟、石川、中友田の9地区だそうです。

どこまで見に行けるのか自信はありませんが、先ず近場から縄の新しいうちに…
1月~2月にかけて新調されるとのことなので。

では、2022/2/22(🐈の日、忍者の日)この目で確かめるべく訪問!
「菖蒲池の勧請縄」
菖蒲池の🚥から旧名張街道へ入ってすぐ、どこに🚙を止めようか悩み、
行き過ぎてUターンしてハザード点けて近くに停車。
真新しい「勧請縄」を間近で見るのは初めてです。
綺麗に藁で編まれています…
  
真ん中辺りには「御幣」もあり、上には「お札」も掛かっていました。
石仏いろいろさんから教えられたその通りでした(笑)。

 
「鯛・蛸・酒樽・瓢箪」などなど、大っきいので見やすい。
家人に聞くと「昔は左手の山の方まで渡してあった」はず…とのこと。
多分、川幅はもっと広かったんではないかとワタシの記憶も薄っすらと蘇ります…

 「菖蒲池勧請縄全景

次に、夕刻迫っていたので「東谷」ならすぐ行けそう…
お寺の近くだと聞いていたので地図で探して「観音寺」!と目星をつける。
ありましたよ、勧請縄。
「東谷の勧請縄」(東谷/観音寺前)
  観音寺入口

  「東谷勧請縄全景
お寺本堂の建て替えが行われていたらしく…そういえばとても綺麗、
ここには藁で編まれたものはありませんがまさに注連縄風なのです。


「観音寺」も伊賀では名だたるお寺で、重文の本尊(阿弥陀如来坐像)があり、
知る人ぞ知る「文豪・横光利一が思慕を寄せた宮田おかつの墓」があるとか、、、
ここは改めてじっくりうかがうことにしましょう~~

古山の歴史、恐るべし!

明日は「長田勧請縄」へ
ではまた

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2 コメント

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勧請縄、奥が深そうです。 (dawn)
2022-02-23 18:20:59
勧請縄に関しては、昨年11月に伊賀・山城南・東大和定住自立圏の事業で「カンジョウナワ行事のヒミツ」という講演会が行われていましたね。
府県境を越えても、勧請縄の風習が広がっているようです。
kuro&hanaさんは、いつも良いところに着眼されていると思います。

kuro&hanaさんのブログで私のことも紹介いただき、恐縮しております。
返信する
こちらこそ、 (kuro&hana)
2022-02-23 23:25:34
dawnさんに教えていただくことは多いので、
その後追いをしている感じです。
ビビッときたことに考えるより先に行動してる(笑)。
今後もよろしくご教示ください。

今回「伊賀市カンジョウナワ行事」文化財に指定され1年経つようですが、伊賀市からはそれ以降発信はなさそうで(ワタシの検索不十分?)、上野地区内は自力でなんとか行けますが、それ以外の地区の紹介があればいいなぁと思います。
「文化財指定」したのであればそこは「市」としての責務かと…
すみません、「カンジョウナワ行事」探しの先行き不安のためぼやいてしまいました
返信する

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