西の空 かがやく軌跡 追いかける

2023-12-16 00:46:02 | 花や風景など
夕闇が迫る少し前、16時40分過ぎに
上野西小学校の裏の道を行く…
ワタシが在校していた当初は古~い木造の校舎だった、
それから、当時流行の「鉄筋コンクリート打ちっぱなし」。
我が末っ子ちゃんが高学年になる頃、その校舎も壊され、
木造瓦屋根でお城を背景に良く似合う校舎になりました。
その校舎の裏道を通ると俳聖殿を模したような八角屋根風の多目的ホールが見えます。

この時間、この輝きに向かって歩いているのが奇跡のような気がしました。

ずっと校舎越しに追いかけつつ歩いていると
 
まさか火の玉じゃあるまいし…
真ん中辺に光る物体?

  
小学校裏を過ぎ上野高校の校舎越しに、曲がる?
もう一本右から増えた…
このまま南へ曲がる気になれず、二筋の行方を見届けたくなったので
上野公園のあの坂を頑張った💦

高石垣まで一気に小走りで上り西の空
  
あの空に吸い込まれていったのは飛行機か?
幻想的に輝く軌跡を垣間見ていました。

振り向いたお城も

三層の雲に三層の天守。
輝き暮れ行く空とともに飛行機を見送っていたのは、
ほんの数分間の出来事

そういえば遠い昔
「遠い地平線が消えて、
 深々とした夜の闇に心を休める時、
 遥か雲海の上を、音もなく流れ去る気流は、
 たゆみない  宇宙の営みを告げています・・・」
こんな言葉を聴いていたことを思い出しました…

あれは軌跡ではなく気流だったのかも、なんてね
ではまた。
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日向ぼっこニャン&矢谷川で渡り鳥家族。そして、クリスマス飾りにビックリ…

2023-12-15 01:25:08 | つれづれ思うまま
ポカポカ陽気のなかおひさまの匂いを嗅いで、
かわいいおしりをあたためます(笑)。
今日はハナさん一人…と思って撮ってたら、
ボクも写して…となぜか邪魔しに来ます。
 

   

ここまでは、12/13水曜日の日向にて

昨日12/14、いろんな用事を済ませて、今日はあまり歩いてないなぁと、
思い立って「くれは水辺公園」で川の畔にて
 
岸でまったり眺める子がいたり、水浴びしてたり、
草が刈られているので意外と近くで見れました…
さて、何羽の鳥さんいるでしょうか…

そして、水辺の裏?の店内に入るとしっかり「クリスマスバージョン」 の「ひぞっこ」さん。
  
赤いポインセチアが目に飛び込んで、やっぱりこの時期はこれやなぁ…と、
でもね、よく見てみれば真ん中の小さな粒粒って、これは「花」だね、きっと。
ということは、良く目立つ赤い葉っぱのようにみえるのは「苞」(ホウ)というものらしく、
ハナミズキ」とよく似た感じで「総苞片」でしょうか。
下を覗けば緑色で、クリスマスカラーの代表みたいなものですねぇ。
Wikipediaによると
『日本には明治時代に来た。和名はショウジョウボク(猩々木)。
大酒飲みの赤い顔が特徴の、伝説上の動物である「猩々」に似ていることから名付けられた』そうですよ、なるほどね。
昔は、クリスマスとはあまり縁がなかったんですね。
そういえば「ショウジョウトンボ」というトンボも見たことありますが、
真っ赤でした(笑)。

もひとつ驚きの大きさの「松ぼっくり」。
大王松」(ダイオウショウ)かと思いましたが、よく見ると棘っぽいのがないので
「テーダ松」とかいわれるものでしょうか?
しかしデカいです、多分20㎝くらいはあると思います。
  

買い物しないでこんなんばっかし見てたらダメなんですけど、
久々に大きい松ぼっくりを見て、一人興奮してました(笑)。

取り留めのないお話でした、ではまた。
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伊賀国分寺跡、ロマンに夢が膨らむ場所であればいいのに…

2023-12-13 11:20:15 | つれづれ思うまま
 
歴史はロマンだと思いたいのです。
先にお断りしておきますが、ほんと何もないといえば叱られそうで…
せっかく発掘調査され、国の史跡にも指定されているのになぁ。
古代の何かを感じられないかと訪問しますが、やっぱり「石柱」やら「案内板」でしか
往時をしのぶことはできません。

説明によれば確かに「土塁跡」もわかります。(勉強のおかげか少し目が慣れてきたかな💦)
 

Wikipediaによれば
『国分寺(コクブンジ)・国分尼寺(コクブンニジ)は、
741年(天平13年)に聖武天皇が仏教による国家鎮護のため、
当時の日本の各国に建立を命じた寺院。
正式名称は、国分寺が金光明四天王護国之寺(コンコウミョウシテンノウゴコクノテラ)、
国分尼寺が法華滅罪之寺(ホッケメツザイノテラ)。
国分寺の多くは国府区域内か周辺に置かれ、国庁とともにその国の最大の建築物であった。
また、大和国の東大寺・法華寺は総国分寺・総国分尼寺とされ、
全国の国分寺・国分尼寺の総本山と位置づけられた。』
Adeac/より
伊賀国分寺跡

  
せめて「中門跡」にこのような模擬門(三河国国分尼寺中門)や「想像図」でもあればいいのにね、
「伊賀国分寺」に関してまだ探し切れていないので、また何かあれば「追記」したいと思います。

金堂跡


講堂跡


その辺りに「国史蹟石柱
  

お隣に「東公園」があって、そこからも行くことができ、
地域の人たちのお散歩コースみたいになっていて、
 
奥に「国分寺跡」の敷地が見えます。

再び南側正面で、発掘記念にミニ公園化されたようで
 
クスノキと銀杏。
アップで見ればクスノキの枝が赤い。これは珍しいなぁと調べると…
≪5月ころに、新しい葉と交代し、新葉や葉の付け根の葉柄が赤いと「アカグス(赤樟)」と言われ人気≫があるらしい。

何はともあれ、
奈良時代にこんなお寺が全国に建っていたのかと、ロマンを感じることできないかと
歩いてみましたが、さて??

(旧市庁舎辺りに60数億使うんだったらその0.1%でもあれば何かできそうだけど、個人の見解ですゴメン)

ではまた
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サンピアde「にぎわいマルシェ」 X`masバージョン開催。

2023-12-11 10:43:33 | つれづれ思うまま
 
すごーい、ピンクの畑は「仏の座」満開なり。
(たまにしか通らないけど)ここの畑の持ち主さん、管理が行き届いてるというか、
雑草もキレイに見せてくれる、畔に咲く季節の花も大事にしてくれてるので、
こうやって歩いてる時こそじっくり見せてもらえるので嬉しい

 幟が見えた
自宅のある城下町からサンピアまでの道中、ほぼ高低差もなく歩けるのですが、
さてどの道を通れば一番近道だろう?なんて考えつつ歩いていました。
正解は出ないまま、会場に着いた頃には額に汗にじむ、片道約6000歩強。
寄り道さえしなければもう少し早く着いたと思うけれど、ほぼ遠足気分だったこともあって
会場到着直前のところで「国分寺跡」、「生琉里地区水路の遺構」があったり、
気になることがあって、結局50分かかってしまいました。
当然のことながら「のど自慢」開演時間も迫っており、
「伊賀市文化会館」界隈の道路は渋滞気味。
駐車場もどこもいっぱい、人も🚙もいっぺんに増えたなって感じ(笑)。
まさに押し寄せる…
この光景は読んでいたので、まぁ徒歩が正解!と己に言い聞かす。

会場のサンピア伊賀の「にぎわいパーク伊賀」では・・・
   

 
会場をざっと一巡して、気になった「伊賀牛の皮製品」(178worksさんFB)。
「だ~こ/取材記事/行ってみた178works前編」「後編」「instagram
肉はもちろん我々伊賀市民がほぼ頂く、では牛さんの皮は?
こうやって革製品として造ってもらって、我々が使わせていただく。
なんかいい感じの流通or循環?を感じます、革の手造り品って高嶺の花だけど、
多分『一生もん』なんだろうなぁって思います…いつかほしいなぁと。

昔「屋内スケートリンク」だった施設も今ではこんな風に~~
  丸鶏ロースト
丸まま目の前でクルクルと…

これ以降は独断型の報告ですが
ワタシをこのマルシェに誘った張本人にご挨拶をして…
   
忍び半蔵ケーキ&伊賀牛まん」(IGAMONO認定品)
伊賀牛炙り丼」(レトルト製品)
半蔵ケーキは食したことがあるので今回は「伊賀牛まん」(写真はピンボケ )を、
真ん中で中身が見えるのがミソだと思う。
味は濃くなくやさしいお味だったし、お肉もたっぷり入ってて美味かったです

では、本日の目的のブースへ
くらさか風月堂」さんの和菓子つくり実演をじっくりと。
繊細な技を目の前で、竹の道具やら和ばさみも使ったり、
ともかく細やかな神経を使って作ってます、最後に箱に入れるとき崩したくない、
そこまで気を使ってますと。
普段は一人で黙々とと作ってますが、今日はおしゃべりしながらでちょっと緊張してるらしい、
でも手の動きは止まりません、これを使うとこんな風になるんですと…
  
見ているともったいなくて食べられないなぁと思いつつ、
予約しておいた商品「クリスマス和菓子」を買い求め、
 
このお菓子はこんな風に作ってくれてたんやなぁと思い浮かべて、
可愛くてワタシまだいただいてませんが(笑)。
  お皿に

会場では「SHINOBI ensemble」のクリスマスソング生演奏
  

なんやらかんやら長居をしてしまって結局「にんまる🚌」にも乗れず、
静かになった文化会館前で記念撮影をして、

「のど自慢」に行った気分になって、会場をあとにしました(笑)。

なんだか中途半端な振り返りでごめんなさい。
次のマルシェは来年の3月、らしい。

帰り道、久々に「伊賀国分寺跡」へ。
以前にも行ったことはあって、blogにも書いたんですが、
やっぱり草刈りがされ、すっきり奥まで見通せると寄り道したくなっちゃうんですよね。
歴史のロマンを感じるというか、何もないけど想像力だけは膨らむ、というか。
そして、この時期ならではのこの銀杏の大木。

思えば、黄葉時期に来ていないなぁ、いつも散ったあと。
次に機会がある時は「木に葉のある時に」来たいものです。

ではまた
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サンピアde「にぎわいマルシェ」、お向かいでは「NHKのど自慢」もあるよ…

2023-12-10 00:44:07 | つれづれ思うまま
本日12/10(日)、上野文化会館では「NHKのど自慢」本番生中継があります。
向かいのサンピア伊賀・にぎわいパークでは、
にぎわいマルシェ」もございます。




そしてHPではこんな注意書きもございます…
≪12月9日(土)・10日(日)の駐車場・レストラン混雑予想について
いつもヒルホテル サンピア伊賀をご利用いただき、ありがとうございます。
12月9日(土)・10日(日)は、近接する伊賀市文化会館にてテレビ局のイベントが開催されるため、
駐車場の混雑が予想されます。

ご来館予定のお客様におかれましては、お車はなるべく乗り合いでお越しいただき、
伊賀市コミュニティバス「にんまる」(「伊賀市文化会館」下車)のご利用もご検討ください。

12月10日(日)の生放送12:15~13:00の前後はレストランも混雑する見込みです。
当日は敷地内のドーム施設「にぎわいパーク伊賀」にて「にぎわいマルシェ」が開催されますので、
ぜひ、キッチンカーやフードブースをご利用ください。

どうぞお気をつけてお越しくださいませ。≫

さて、困ったなぁ、思わず某和菓子屋さんの「クリスマス和菓子」の予約をしちゃいました。
う~ん、天気予報を調べました。
なるほど小春日和の予想ですね、
んじゃ、歩いていくことにしますか

そんなわけでワタシはのど自慢ではなく、マルシェの方に行こうかなと


では 15時までです。
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上天気だったので、SINDO YARDS テラス席に行ってみた。

2023-12-09 10:13:18 | つれづれ思うまま
 
青空にクッキリ浮いたような「ナンキンハゼ」や木造の建物外観を眺めてご満悦。

駐車場(まだ工事途中ですが)に車を止め、図書館へ行くまでのその道中
  

新堂駅ホームを下から見ていたら、
 
あの空のムコウ必ずと言っていいほど、 やカラスが視野に入ります。

ブレンドコーヒーを求め、
ぽかぽか陽気だったので外の南側テラス席、「霊山」を眺め一人で悠々自適。
あの山の遠く遥かには「お伊勢さん」、元伊勢伝説」も残るよなぁ…
 

東側のテラス席ですが、
 
そのお隣の駐車場整備は着々と進む。
加太の山々を見て「神君の伊賀・加太越え」や「義経の加太越え」に思いを馳せてたり…
 

歴史の奥深さを垣間見るにはいいところだなぁと。(撮影:2023/12/6)
原稿を書いている今日(12/9)もいい天気のよう、ぜひまったり過ごしてみてください。

ところで、12/9・10は「NHKのど自慢」予選・本選だそうですね。
伊賀市文化会館界隈は大にぎわいでしょうか(笑)。
ではまた
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渡り鳥 ホッとひといき。

2023-12-08 10:22:23 | 上野森林公園
遊歩道散策で落ち葉踏みしめ歩き終わって、(歩いたところで和歌にあるように鹿は鳴きませんが)
 
必ず行きたくなるこの池、
冬の楽しみは渡り鳥たちの御機嫌伺いなり。
 
イロハモミジ越しに見える池が「松が谷池」。
そこに渡り鳥各種いろいろ多数くつろぐ姿をソッと覗きます。
デリケートなのでちょっとの音(人間の気配)にも反応して、
気がつくと離岸してしまいます。
スッーと
  
遠くの小さな生き物を撮ることに限界は感じているのですが、
今更カメラを買うほど腕の上達は見込まれないので、このまま、見える範囲で、
進むしかないなぁ(笑)。(そのための目の手術も受けたわけで…)
視力はまだ安定していないけれど、眼鏡はそのまま使えているのでよく見えてます。
視界はクリアです
  



ここまで2023/12/2の16時ごろ、でした。


別の日、場所を変えて、ポカポカ陽気だった6日、お昼ごろ。
所用で大回りをして新堂駅から御代経由大山田平田へ。
なんでやねん?と言われそうなコースですが一ヶ所寄り道をしていたので…
その帰り道、

おっと、柘植川を渡って視界に入った親子鳥たち。
ここがしばしの住処なのね…
橋を渡り終えたところで車を止め、橋の歩道の真ん中あたりで目に留まった集団。
その中の一家族だろうか?
  
まだ幼い鳥たちなので、多分親のあとを追う子どもたちかと思って見てました。
やっぱり、肉眼ではそれとわかるのですが、(どうもイマイチ💦)
何はともあれ無事に渡ってほしいと祈る思い。
しばらくこの橋を渡る楽しみが増えたカモ。
※参考「鳥の繁殖と一年のスケジュール」(我孫子市HPより)

伊賀市を流れる主な大きな川に木津川、服部川、柘植川、そしてその支流、
伊賀上野城のお堀も加えれば、きっと多くの渡り鳥が過ごしていると思われ、
そっと覗いてみる、のも冬の楽しみのひとつ。(あっという間に冬が来た!)
定点で見ていれば幼鳥の成長も見られるので、
寒いからといじけないで「外に出ましょう~」と、自分に言い聞かせている今日この頃(笑)。

では、次回は寄り道先のその後の様子…(さてどこでしょう?)


ではまた
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「伊賀の石造文化を見て、感じる」展にて、拓本で知る仏さまの数々。

2023-12-06 14:54:30 | つれづれ思うまま
すでに展示会は終了しています。
もっと早くにお知らせすれば良かったなと反省しておりますが、
遅めの紅葉景色にあちこちフラフラとしている間の出来事でした。
ブログ内にてご紹介しておかねば後々後悔することになるかも…との思い。

 「立石寺六地蔵摩崖仏」(川合/安土桃山時代)
こんなところに密かに隠れていたのかという「六地蔵」さま、
 「中ノ瀬摩崖仏」(寺田/阿弥陀立像/鎌倉時代)
通るたびに圧倒される巨大な「摩崖仏」。

過去の思い出と共に石造文化の数々が拓本としてよりハッキリと蘇ったものです。
素人目にはわからない細やかな線刻や仏さまのお顔など、
刻まれた文字など、改めて残していただいて有難いなぁと。
自分が訪れたところ中心になりますが、実物写真と比べてみました。

展示会での資料より
   

  
巨岩に彫られた「中ノ瀬摩崖仏」の中央「阿弥陀立像」(像高276㎝)。
こんな風にやさしいお顔で長年ここにおられたのか、
拓本でこうやって全体像がハッキリ見えるのですね。

「国史跡 廃補陀落寺町石」五丁石・八丁石 (西高倉/鎌倉時代)
   「基石

  
和銅の道/廃補陀落寺」ミニ紀行

霊山寺奥の院/石塔宝塔」(下柘植/鎌倉時代)
  



岩根の摩崖仏」(大内/鎌倉時代)


 

大光寺/北向三体摩崖仏」(寺田/室町時代)




(しまがはらウォーキングの際の再掲ですが)
「峰の六地蔵摩崖仏」(島ヶ原/安土桃山時代)




改めて「拓本」っていかに地道かつ大変な作業なのかを理解できました。
その作業に長年携わられ、そのお陰さまの歴史的な発見もあったことと思います。
500点以上の拓本があり、それらを伊賀市教育委員会に寄付いただいたそう。
収蔵庫のない伊賀市がいかに大切に保存していくのか、
どんな形で広く市民に披露していただけるのか、
それも含めてしっかり見届けさせていただきたいものです。

今回の展示会は短期間で終わってしまったので、目に触れた方は少ないかもしれません。
またどこかで見せていただけることを期待して私的ご報告とさせていただきます。

ではまた
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「高石垣」雑木伐採終わり、下まで見通せるスッキリ感。

2023-12-04 17:21:46 | つれづれ思うまま
先週、ずっとお世話をかけていた自衛隊さんも本隊に戻られ、
残された雑木の片づけはこちらの(依頼主)のお仕事でしょう。
見てるといろんな木片や蔦など、おまけの松ぼっくりも落ちてたりして、
落とし物にタカラモノはないかいなと探してみたら、自転車の車輪があったのにビックリ💦
まさか「お堀に捨てた」のではあるまいな…と、余計なことを考えてしまいました。
(写真には撮ってないのでワタシだけのヒ・ミ・ツですが)


高石垣の西側から北にかけて見てみました、そして夕方のお城など。
「高石垣スッキリ」です、
  
伐採前の石垣絵) 

  
石垣ばかり見ていると余計なものがなくなったので、よりいっそう足がすくみます💦
ゾクゾクっとしてきたので向きを変えてお城を見上げると、
小豆梨」も「実」しか残っていない…最後の一葉はいつ落ちるんだろうか、と。
四季折々歩いてた公園にも「あぁ冬が来たんだなぁ」。
9月の小豆梨春の花

 
巨木もしっかり紅葉、左側目の高さに「俳聖殿」の屋根が見え、
高石垣の高さを実感!

自衛隊員さんへの感謝しつつ、観光客の皆様にも伝えないと、ね。
冬の高石垣は一つ一つの石もはっきり見えますよ、おかげさまです。
そんなことを思いつつ、下から見ようといつものスポットに行くと…
 
釣り少年が二人、魚も良く見えるだろうか。

久しぶりにあの急坂を下って、ひかり保育園裏手の道から「平井神社」へお参り、
そしてこれも久しぶりの「花手水」(順序が逆になってしまってごめんやけど)へ。

いつも心づくしのお花がいっぱい、うれしいですね。

お隣の「旧小田小学校」の夕景。


もひとつ下に降りて「小六坂/竹の道」へ。
16時過ぎで、薄っすら暗くなってきたので灯り点灯してました…
散るもみじ 落ち葉絨毯 色彩々。(どうも「俳句」ってかんじにならないなぁ💦)
  

下まで降りずに途中の細道を左へ入ると…
 
崖の中腹に出ます、
この上の台地は藤堂藩時代「西之丸」で、「鉄砲場」(砲場とも)があった場所、かな。

現代は、伊賀鉄道の線路も見えますが、
ここから打ち方の練習でもしていたのかと想像すると、ちょっと楽しい。
 ※参考「福井健二氏/上野城と城下町」より
徳川の世になって平和?になったとはいえ、武士も鍛えなくてはいけないからねぇ…
勝手な想像に笑ってしまいますが💦
思うに、ここから電車は良く見えそう、おまけに関西本線の列車も見えるのか?と。
ここら辺りに「鍵屋の辻駅」があったとも聞きますが、はてどこやろう?

では、この崖道の先を進んで「西之丸」を通って帰ることにします。
  
「石仏さま」数体、ずっとここで見守ってくれてます、有難いこと。
元々、どこにいらした仏様やろね…

以上、撮影日2023/12/3。
ではまた
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しまがはら「歴史漂う紅葉の街道散策」、竹藪を下って「峰の六地蔵」、そして「やぶっちゃ」へ。

2023-12-03 00:19:56 | 関西本線木津亀山間活性化
今年の紅葉はいかがなものかと心配していましたが、
ここにきて一気に紅・黄葉は目を喜ばせてくれます。
「与右衛門坂」の急坂もなんのその、頑張れば上れました(笑)。
(景色のご褒美のおかげですが…)
上り終えれば、ココが最後の一軒という民家の庭先で、鮮やかな「肥後菊」?
「お疲れさん、花を見て癒してください」と言わんばかりに咲き誇っています。
   

写真ばかり撮っていて若干遅れたのですが、ここで多くの人が待っている?
何事かと説明をよく聞けば、
この先の「峰の六地蔵」への道中は一人ずつしか通れないほどの狭い道であるとのこと。
いくつかのグループに分けて行くことになるので、小休止ですね。
  
ここを行くの? この先は崖? 急坂?
戻って来た人に聞けば、今度は一気に下るそうな…
不安な反面ワクワクもしますが、ワタシのようにコケやすい人間は、
転ばぬ先の杖は必携のような気もします。

畑の間の細い道、交代にしか通れない道、では進みますか…
   
「案内碑」では「苔の道」って彫ってありますが、
晩秋なので苔よりも竹の葉っぱの方が良く滑りそうなので気をつけないと…
竹藪の中の急坂を下るくだる…
 
下りること約5分、人だかりで見えませんがきっとこの先に岩に掘られたお地蔵様が
島ヶ原のことに詳しい案内人の方が説明してくださってます。
お地蔵様一体ずつ持ち物が違いますって、近づいて見たいです(笑)。
しかし、次のグループが待っていることを思うと長居もできず、
 
コケてる説明版をしっかり撮って、拝ませてもらって、
さぁ戻りましょうか💦

伊賀市指定文化財「峰の六地蔵摩崖仏」(伊賀市デジタルミュージアムより)
≪峰の六地蔵磨崖仏は、高さ1.7m、幅5.6mの自然石に長方形の枠内に六地蔵が半肉彫され、
「本願沙門常佐」などの陰刻が見られる。
他の六地蔵と比較しても大きく、各地蔵の持物も錫杖や数珠、香炉と細かく変化させている。≫

・・・・・・・・・・

石に掘られたお地蔵様を見ていて、大変有難いのですが
今一つ分かりにくいものがあります。そこで、これは後日談なのですが、
実は良いタイミングで「伊賀の石造文化を見て、感じる」という展示会がありました。
そのなかで「峰の六地蔵摩崖仏拓本」を見ることができました。
ここで紹介しておきます。
 

・・・・・・・・・・

同じ道を上りますが、周りの竹の木やその他の樹木が触れるところにあって大助かりです。
それらの木々のおかげで誰も転ぶことなく無事に戻ってこられたはず、だと思います。

本来なら、ここから旧大和街道を東へ進み「三本松池」「芭蕉のしりもち坂」」へ行く段取りでしたが、
残念ながら時間がかかり過ぎるとのことでショートカットして、このまま「島ヶ原温泉/やぶっちゃ」へ行きます。
その道中の空、秋らしい雲がいっぱいで遠くに見える「三国越え峠」の山並みとの景色が素晴らしく、
見惚れてばかりでどんどん遅れます、あまり協調性のないウォーカーです
どうかみなさまは真似されないように、
最後尾を守るスタッフさんにも追い越される始末で、ごめんなさいです。
有難いのは次のグループがまだいらっしゃるということで💦
(余計なことを書いてないで)
歩いてて何が楽しいって、青空にひつじ雲?ぷかぷか浮かぶ面白い風景に出会えることが…
「旧大和街道」交差点で、ここを11時30分発。
  
ひたすら下る、膝もガクガクの下りです…下り切ったところは「天理教」、
その手前に「お稲荷さん」です。紅葉バッチリ。
  

ここで国道163号線を渡り、ずっと川沿いの道を(特別左側通行です)東へ進む。
  

   
「やぶっちゃ」の屋根が見え、「鯛ケ瀬」の河原、夏なら遊びたいところ(笑)。
川面に映る雲、穏やかな川、こんな日もあるんですね

12時5分、やぶっちゃ温泉到着!!


🍱(@1000)と「草餅」を戴いて、
お迎えの電話をして、待ってる間に美味しい食事をし、
残るみなさんに別れを告げ、非日常から日常に戻りました…

後半のウォーキング心残りでしたけど、歩いたこともあるコースなので、まっ、いいか。
岩倉水力発電所跡」まで歩いて、島ヶ原駅へ戻るというなかなかハードな行程だったそう。(リンクは「伊賀の電気王/田中善助」)

では「歴史漂う紅葉の街道散策2023」はこれで終わることといたします。
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