この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

本当に観てよかった『悪なき殺人』。

2021-12-17 22:44:47 | 新作映画
 ドミニク・モル監督、『悪なき殺人』、12/17、イオンシネマ筑紫野にてレイトショーで鑑賞。2021年59本目。

 金曜日、久しぶりにレイトショーで映画を観ました。
 観たのは『悪なき殺人』というフランス映画です。
 以前はよくレイトショーで映画を観ていました。
 なぜレイトショーをよく観ていたかというと、理由は単純、レイトショーは鑑賞料金が安いからです。
 通常時での鑑賞料金が1800円で、レイトショーだと1300円かな(鑑賞料金は映画館によって若干異なります)。
 ではなぜ最近レイトショーに行かなくなったかというと、これも理由は単純、イオンシネマだとレイトショーで観るより鑑賞料金が安いからです。
 じゃあなぜ『悪なき殺人』はレイトショーで観たかというと、これまた理由は単純、『悪なき殺人』はレイトショーでしか観るすべがなかったからです。

 『悪なき殺人』をレイトショーで観るかどうかはすごく迷いました。
 というのも翌日朝早くから用事があって、さらに映画を一本観ることにしていたからです。
 迷ったのでYahoo映画のユーザーレビューを参考にさせてもらいました。
 ネタバレのものまで含めてざっと目を通し、これは自分が観るべき映画だと思った次第です。
 そして実際に観て、これは自分が観るべき映画だったと思いました。
 観て本当によかったです。

 いろいろ考えさせられる映画でしたよ。
 劇中、不幸のドミノ倒しが起こって、登場人物のほぼ全員が不幸になります。
 ただ、、、全員が不幸になると言っても、それは客観的な第三者の目から見てであって、当事者からするとそうでもないのかもしれないと思えて…。
 幸せって何なんですかね?

 ともあれ、『悪なき殺人』は自分好みの緻密な脚本の映画でした。
 イオンシネマってたまにこういう単館系の作品を上映することがあるのでまったくもって油断が出来ません。
 もっとやってくれ、って思いますね。笑。

 お気に入り度★★★★☆、お薦め度★★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。

ps.ところで本作をレイトショーで観て、久しぶりにある体験をしました。
 普通に映画を観ているだけではまず体験することがないことだと思いますが、それは何でしょう?
 答えはwebで!
コメント
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