この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

中国は蛮行が平然と行われる国である。

2021-12-24 22:18:59 | 戯言
 中国で行われたボクシング興業のエキシビジョンマッチで元WBO世界フライ級王者である木村翔選手がボクシングの試合であるにもかかわらず、対戦相手から抱え込んでそのまま後ろに叩きつけられる投げ技を喰らい、そのことが日中双方で問題となっています(こちら)。
 日本のネットではこのような蛮行が平然と行われる国ではオリンピックなんて出来ない、という意見も目にします。

 自分は対戦相手には問題があった、と思います。
 それに審判やプロモーターにも。
 ただ、この一件だけで中国が蛮行が平然と行われる国である、中国人はろくにスポーツマンシップを知らない、というふうには思いません。
 なぜかというと、この一件を報じたニュースの中で、試合後、木村選手がツイッターで発した報告ツイートに対し、多くの中国人が謝罪の意を表し、また中国の地元メディアもこの一件を問題視しているとあったからです。
 
 先ほど、自分は木村選手の対戦相手、それに審判やプロモーターには問題があった、と述べました。
 自分はさらに木村選手自身には何も問題はなかったのだろうか、と思っています。
 だって、木村選手と対戦相手には20キロの体重差があったそうですよ。
 例えエキシビジョンマッチであったとしても20キロの体重差がある者同士の試合をマッチメイクすることは通常考えられません(それとも自分が知らないだけでボクシングの試合ではよくあることなんですかね?)。
 木村選手がどういった経緯でその試合をすることになったのか、契約書にはどのような契約が交わされているのか、詳細を知りたいです。
 もし契約書に、試合直前のルール変更もありうる、その変更内容が選手に知らされないこともある、とあれば、木村選手は何も文句は言えないことになります。
 逆にきちんと契約書を交わしていたのであれば、契約書にある内容とは違うルールで試合をさせられたのですから、木村選手はプロモーターを訴えるべきです。
 そうでないと同じ事が二度、三度繰り返されることになりかねません。
 その場合、次はそれこそ取り返しのつかないことが起こるかもしれません。
 またいい加減な契約書を交わしていたのであれば、これもまた木村選手に問題があったことになります。
 命をかけた試合をするのに契約書がいい加減であって良いはずがありません。
 
 木村選手には帰国後、きちんと説明会見を開いてもらいたい、そう思います。
コメント (7)
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