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この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

ブラッド・ダイアモンド。

2007-04-08 22:19:27 | 新作映画
 エドワード・ズウィック監督、レオナルド・ディカプリオ主演、『ブラッド・ダイアモンド』、Tジョイ久留米にて鑑賞。

 昨日はレイトショーで『ブラックブック』、続けてナイトショーで『ブラッド・ダイアモンド』と鑑賞しました。いうなればブラブラナイトですよ(いわなくて可)。
 レイトショーはよく行くんですけど、深夜十二時以降に上映されるナイトショーまでつきあうのは初めての体験でした。きゃっ、いっちゃった♪(←意味わかんねぇ!)
 上映が終了したのが夜中の二時半、さすがにきつかったですね。おかげで翌日曜日の午後は爆水死てましたよ。って誤変換。爆水死ってどんな死に方だよ。正しくは爆睡ですな。
 さて、早速結論からいわせてもらいますが、『ブラッド・ダイアモンド』、よかったです。夜中の二時半まで観て最後まで眠くならなかったのですから、それだけで賞賛に値するといってよいでしょう。
 ただ如何せん、その前に観た『ブラックブック』が自分の中であまりに高評価なのでどうしても霞んでしまいます。
 実際悪くはないんですよ。デカプーは前評判に違わずいい演技してるし、ジェニファー・コネリーは相変わらずイイ女ですし、戦闘シーンはド迫力ですし、デカプー扮するダニーの最後の選択は自分の好みでしたしね。何より、少年兵が洗脳されていく様が超リアルで並みのホラー映画よりもずっと怖かったですね。
 ま、それでもしいて重箱の隅を突付くとすればダニーがあの場面でジェニコネ扮するマギーに手を出さないのは、それどころかキスすらしないのは不自然だろうって思いました。今どきの中学生だってもう少し手が早いのでは、、、でもまぁそれはそれで悪くないんですけどね。
 というわけで『ブラッド・ダイアモンド』、それなりにお薦めです。といっても同時刻に『ブラックブック』も上映されていたらそちらの方を薦めますけど。
 余談ですけど、本作でヒロインを演じたジェニファー・コネリー、以前知り合いからショーン・コネリーの娘だよ~って教えられて、へぇ、そうだったんだぁって信じていたんですが、今回改めて調べなおしてみたら赤の他人でした。ブラッド・ダイアモンドならぬブラッド・ディファレンスですね。おあとがよろしいようで。。。(全然よろしくねーよ!!)
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ブラックブック。

2007-04-07 23:49:46 | 新作映画
 ポール・ヴァーホーベン監督、『ブラックブック』、Tジョイ久留米にて鑑賞。

 まず最初に断っておきたいのは自分はポール・ヴァーホーベン監督のファンではないということです。彼の作品を全作見たというわけではないですが、『ロボコップ』、『トータル・リコール』、『氷の微笑』、『スターシップ・トゥルーパーズ』、『インビジブル』、メジャーな作品は『ショーガール』以外は見たんじゃないかな、でもどれもさして面白いとは思いませんでした。
 そんな自分が断言させてもらいます。
 映画『ブラックブック』は傑作であった、と。
 ヴァーホーベン監督といえば誰もが作品の根幹にエロスとヴァイオレンスを見出すのではないでしょうか。
 本作においてもそれは顕著です。しかし一線を画するのは、これまでの作品では時に行き過ぎた、それどころか時に不必要とさえ思えることがあったその二つの要素が本作では過剰感が一切無く、作品を構成するために必要不可欠だ、ということです。エロスが単なる観客へのサービスではないんですよ。あるシーンでヒロインのラヘルの陰毛がバッチリ見えちゃうんですけど、それによって彼女に与えられた任務の過酷さが表現されるんです。映画史に残る陰毛だと思いましたね。笑。
 これまでとの作品との違いはそれにとどまりません。自分はヴァーホーベンといえば登場人物をまるで昆虫か爬虫類か何かのように、血の通った一人の人間として扱わないのが作風だと思っていました。まぁそれが今一つヴァーホーベンを好きになれずにいた理由なんですけどね。なので彼の作品を見ていても登場人物に感情移入することなんてまるでなくて、当然主人公がどんなピンチに陥ってもハラハラドキドキするってこともありませんでした。
 しかし本作ではラヘルに感情移入しまくり!!彼女を襲う危機また危機にスクリーンから目が離せませんでした。え、これからどうなっちゃうの?って座席から思わず乗り出しちゃうほどでした。
 違いはまだあります。
 これまでのヴァーホーベンの作品って良くも悪くも脚本がアバウトだった気がします。例えば『氷の微笑』の有名なシャロン・ストーンの足の組替えシーン、あれは実は脚本に書いてあることでなく、監督であるヴァーホーベンのその場の思い付きだったらしいんですよね。思い付きによる演出が必ずしも悪いっていうわけではなく、時にライブ感を生み出して作品にプラスになることもあるのは承知していますが、本作はヴァーホーベンが脚本も兼ねているせいでしょうか、そういった、ここは思いつきで撮っただろうって思えるシーンが一切ないんです。好みの問題かもしれませんが自分はやはり練りに練った脚本の方が好きですね。
 この作品はレジスタンスの中で果たして誰がナチスと通じているのか、というミステリーとしての一面もあるんですけど、これがまた憎いぐらい上手いんですよ。ミスリードが実に巧みで、自分はころっと騙されちゃいましたね。本当に脚本がよく出来ている。まさかヴァーホーベンの映画で脚本の出来のよさに感心することがあるとは思いもしませんでした。
 キャスティングも文句のつけようがなく、特にヒロインのラヘルを演じたカリス・ファン・ハウテンは、決して目を瞠るような美人ってわけではないんですけど、本作でのラヘルは彼女以外に考えられないですね。熱演でした。
 自分は映画を鑑賞しても必ずしもエンドロールを最後まで付き合う方じゃないんですよね。つまらん!!と思った作品は終わると同時に早々と席を立っちゃいますし。でも本作は久々に圧倒されるものがあって、しばらく席を立てませんでした。
 映画『ブラックブック』は本当に傑作だと思いました。自信を持ってお薦めできます。ただし、おそらくは上映期間が短いでしょうから、お近くの映画館で上映されているという方は一日も早く観に行った方がいいです。
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掲示板が。

2007-04-06 23:01:06 | 日常
 ある方から掲示板の書き込みが拒否されましたよ~という指摘を頂きました。
 あれ?そうなんですか?自分は拒否されたことは一度もないんですけどね。
 というわけでよければ試しに書き込みをしてもらえませんでしょうか。
 書き込む内容は何でもいいんですが、励ましのお言葉だと嬉しいかな。ハゲ増しの言葉はいりません。女性の方はスリーサイズを書いてもらえると嬉しいです(書かねーよ!!)。
 掲示板に書き込めないよ~という人が他にもいるようでしたら移転を考えます。
 よろしくお願いします。
 本サイトの掲示板はこちら
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新作映画について。

2007-04-04 23:58:19 | 新作映画
 今週末から地元のシネコンであるTジョイ久留米で『ブラックブック』が公開されるとのこと。
 正直ポール・ヴァーホーベン監督は『ロボコップ』も含めてそんなに好きではないんだけど、『ブラックブック』はその存在を知って以来かなり気になっていて、観るとしたらまた遠路はるばる(というほどでもない)福岡まで行かなくちゃいけないだろうな~と思っていたのでこの朗報はかなり嬉しい。
 それにしてもTジョイ久留米でこの作品が公開されるのは意外。劇場関係者にヴァーホーベンファンでもいたんだろうか。 
 っていうか、それ以前に手元にあるTジョイ久留米のフリーペーパーの四月に公開される映画の一覧には『ブラックブック』の名前が無いんだけど?
 公開がよっぽど急に決まったんだろうね。笑。

 『ブラックブック』は観に行くつもりだし、他にも『スパイダーマン3』(何ゆえ平日封切りなんですか!?)やら『ダイハード4.0』やら『300』やら『スモーキン・エース』やら観たい映画が軒並み控えてるんですけど、その中でも一番気になるのは何といってもギレルモ・デル・トロ監督の『パンズ・ラビリンス』
 ダーク・ファンタジーというジャンルには無条件で惹かれてしまう自分なのです。異形のものという言葉の響きにも弱いのよ。笑。
 これは福岡のシネテリエ天神ってところで近日(っていつやねん)公開されるらしいです。

 あと実写映画でないけれど実は『パンズ・ラビリンス』よりも観たいのが『鉄人28号 白昼の残月』というアニメ映画なんですよね。
 テレビアニメを見ることも最近ではすっかりなくなっちゃったし、たまに『鉄コン筋クリート』やら『パプリカ』やら劇場でアニメ映画を観ても満足することがないのだけれど、やっぱりアニメが好きみたいです。
 東京ではすでに公開中なのに、九州では劇場公開未定!!正確には宮崎の宮崎ピカデリーって映画館では夏ごろ公開されるらしいです。宮崎、、、遠いなぁ。同じ九州でも遠いよ。熊本や大分ぐらいだったらそれこそ頑張って観に行くんだけど。
 何かの間違いでTジョイ久留米でも上映してくれないかなぁ、、、さすがに無理か。
 普段地方に住んでいても特に不自由を感じることはないんだけどこういうときって無性に東京の人が羨ましいです。
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乙一っぽいですよ。

2007-04-03 23:50:17 | 読書
 自分がミクシィの乙一コミュで【乙一っぽい作品を書いてみよう!】というトピックを立てたらある人から「(宣伝だから)不快です」というコメントをされた、ということは以前にも少し述べました。
 確かにトピックを立てた時点では自分の作品しか紹介されていないんだから宣伝トピックなのかもしれないけれど、でもそれは自分が望んだ状態ではないんです。
 自分が望んだのは、もっともっと多くの乙一ファンが書いた作品がそのトピックで紹介されて、自分の作品が多くの作品の中に埋没することだったんです。
 そしてそのトピックが乙一ファンの物書きの、交流の場になったら、それはさぞかし素敵なことだろう、そう思ったんです。
 自分の理想はそのコメントであっさりと潰えてしまいました。どうしてどこの世界にも人のやることに一々ケチをつける人がいるんでしょうね?特に自分が迷惑を被るわけでもないのに。
 まぁ愚痴はそれぐらいにして。
 それからも自分は物書きが集まるコミュを覗いては、ピピッとアンテナに引っかかるものがあった人の小説をいくつか読ませてもらっているんですが、、、ある人の作品を読んでこれは乙一っぽい!!と思いました(別に乙一っぽい作品だけを求めてネットを徘徊しているわけではないですが)。
 それがBLUEBARDさんという方が書かれた『ブライアンが勝ったので』という作品です。
 この作品は乙一っぽいですよ。小道具の使い方や設定、読後感とか。もちろん作者なりのよさもありますけどね。
 何度も読み返し、そのたびにジーンと来てしまいます。
 BLUEBARDさんの作品では他に『安田君』っていう作品もツボでした。
 乙一ファンの方もそうでないという方も是非読んでみてください。お薦めです。 
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ゴーストライダー。

2007-04-02 23:24:30 | 新作映画
 昨日は映画の日ということで映画のハシゴをしてきました。
 嘘です。ってエイプリルフールの続きではなくて。計画では9:20から『パフューム』、ちょっと空いて14:10から『蟲師』、そして締めで16:50から『ゴーストライダー』を観るつもりでした。
 が。
 起きた時にはすでに8時半!急げば間に合う、急げば、、、急げ、、、、、急ぐ気になれませんでした♪
 だってさぁ、今朝日新聞の朝刊で連載している小説、二つとも面白いんだもん。特に『愛しの座敷わらし』の方が贔屓です。一体いつになったら肝心の座敷わらしが出てくるんでしょうね?
 まぁそれはともかく、そんなわけで午前中はいつもの日曜日と同じよーにだらだら~と過ごしちゃいました。
 じゃあ14:10からの『蟲師』を観たのかというとですね、、、ここだけの話、鬼太郎が妖怪アンテナを持っているように自分にも(観るのはやめ)よーかいアンテナがあるんですよね。で、そのよーかいアンテナが囁くんですよ、
「『蟲師』を観るのはやめとけ!!『蟲師』は無視しとけ!!」って。
 なので『蟲師』も無視しました。
 じゃ『ゴーストライダー』も観なかったかというと、これは観ないわけにはいきませんでした。
 というのもこの作品を観るのが男と男の約束だったからです。
 彼はニコラス・ケイジの大ファンでした。
 病床で彼は夕日を見つめながらぽつりとつぶやきました。
「『ゴーストライダー』、観たかったなぁ・・・」
 自分は一瞬何と言っていいか言葉に詰まりましたが、努めて明るくいいました。
「何言ってんだよ、病気を治して観に行けばいいじゃんかよ!」
 自分の言葉に彼はふふっと笑いました。
「そうだよな、『ゴーストライダー』を観ないうちには死ねないよな」
「当たり前じゃん」
「よし、俺、もうちょっとだけ頑張ってみるわ」
「その調子その調子」
「奇跡を起こしてやるぜ!!」
 その彼が亡くなったのは『ゴーストライダー』が公開される二日前のことでした。
 そういうわけで自分は『ゴーストライダー』を観ないわけにはいかなかったのです。
 っていうのはもちろんですけどね(エイプリルフールの続きかよ!!)。
 で、『ゴーストライダー』の感想なんですけどね、、、ま、一言で言うとニコケイ祭り。笑。
 例えばですね、ニコケイ扮する主人公ジョニーの青年時代をニコケイではない、若手俳優が演じるんですけどね、この若手俳優がまた恐ろしいぐらいニコケイに似ていないんですよ。この後どう成長したってニコケイにはならんだろーって思えるイケメン君なんです。
 キャスティングの段階で若かりし頃のニコケイをこのイケメン君が演じることに誰も異議を唱えなかったのでしょうか?
 そんなことはないと思いますよ、だってまーったくイメージが違うんだもん。
 でもおそらくニコケイの鶴の一声で決まったんじゃないですかね。
「俺の若い頃はこんな感じだった」
 その場にいた誰もが心の中でツッコミを入れたと思います、いや、そんな感じではなかっただろー、って。笑。
 もちろんすべて想像ですけどね、でもそんな想像が頭に浮かんでくるような映画なんですよ、『ゴーストライダー』。
 というわけで、ニコケイファン、ニコケイマニア、ニコケイフェチの方には超満足できる作品だと思いますが、それ以外の人にはちょっとキビシイかも知れません。
 自分がどちらなのかは、、、秘密ってことにしておきます。笑。
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告白しました。

2007-04-01 20:49:21 | 戯言
 好きな人が出来たので、思い切って今日告白してみました。
 でもなぜだかその人は冗談だと思ってみたいで、軽くかわされてしまいました。
 う~ん、何がいけなかったんだろう・・・。
コメント (14)
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