けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

Czech 0-2 Ghana

2006-06-18 03:37:12 | football
2006 FIFA World Cup Group E Match 26 ラインエネルギエ・シュタディオン、ケルン
Czech Republic 0-2 Ghana

ガーナの得点:ギャン(2)、ムンタリ(82)

う……。負けてしまいました、チェコ。やるべきことがまったくできずに、なすすべなく敗戦。この後に行われるイタリア-USAの試合結果にもよりますが、サスペンションに負傷のコンボで最終節はとっても厳しい状況になってきました。コレルさん、バロシュ、戻ってこれるかな…。

この試合、90分間ほぼ全体にわたってチェコはガーナに圧倒されていました。チェコは、USA戦とほとんど先発が変わっていなかったことや気温、そして後半半ばで1人少なくなったことなどが原因なのか、動きがひどく悪い。チェフがいなかったら何点入っていたことか…。
しかしあれだけ攻められているチェフというのも、チェルシーではなかなか見られませんね。普段のマドリーのイケルの如く、攻め立てられる中でスーパーセーブの連続でした。2失点に責任はない。

前節のイタリア-ガーナはほとんど見ていなかったのでガーナをちゃんと見たのはこれが初めてですが…すごいなあ。相手がボールを持ったときの寄せの速さ、それが徹底されていること、それを完遂できるフィジカルとテクニックを備えていること。チェコの中盤に余裕のあるパス出しをさせなかった。
アフリカの選手というとパワーと勢いで押していくイメージが少し前まではありましたが、当然ながらちゃんと組織に基づいたフットボールをするようになっているわけです。そうするとパワーと組織力を兼ね備えたチームが出来上がる、と…怖。
コートジボワールも、昨夜はオランダを圧倒し(ちょっとオランダも情けなかった)、その前の試合でもアルゼンチンを攻め立てました。結果としてコートジボワールはどちらも負けてしまったわけですが、何ていうかもう少しだけ繊細さみたいなものがあれば、コートジボワールの結果はちょっと変わっていたかもしれません。
次のW杯開催は南アフリカ。実力的にも、アフリカはW杯開催になんら問題がないということを示したような試合でした。

しかしエリソンド、やりすぎ。どの試合だったかアルヘンリーグの放送のときに、金田&土居コンビに「W杯でもまた目立とうとするんじゃないのー」なんて感じでネタにされてましたけど……目立ってましたね。


アルゼンチンつながりでオマケ。
ダレッサンドロ、サラゴサに移籍決定。早速お披露目も済ませました。背番号は、ブラジルに帰ったサビオがつけていた10番。サラゴサにはミリート兄弟やポンシオもいるし、第2のビジャレアルのようになったりするかも…? 監督はビクトル・フェルナンデス、面白いチームになりそうです。