回復期
敗退から2日目、さすがにまだいつものような活気はないマドリーのようですが、それでも今日のトレーニングの映像など見ると、ボール回しながら笑顔も出ていたりで、皆さん順調な(こころの)回復を遂げています。
昨日のトレーニングでは、負傷者(ペペ、ベンゼマ、ドレンテ)の他に、クリスチアーノ、グティ、ラウル、イグアインと室内調整の選手がいましたが、金曜日はこの4人は通常どおり、全体のトレーニングに加わったようです。家庭の事情でマデイラ島に帰った、といわれていたクリスチアーノも、この日午前のトレーニングにきちんと参加(MARCAによれば、クリスチアーノの従兄弟が事故に遭って亡くなったのは月曜日だったのに、重要な試合の前だからと、家族はクリスチアーノにこのことを伝えないでいた、という話。せつない)。
おなじみのペジェグリーニの冒頭訓話は、この日もロッカールーム内で実施。そのためトレーニングは、予定より10分ほど遅れてのスタートとなったようです。
悪辣
コラムとか署名記事のような感じですが、ASから。
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マドリーは、カンテラのパスを取り上げる
ベンハミンからカスティージャまで:レアル・マドリーのリーダーたちは、ベンハミンからカスティージャまでのカンテラに所属する選手、スタッフ、コーチ陣から入場パスを取り上げることを決めた。このやり方は既にセビージャ戦とリヨン戦に適用され、カンテラの選手や関係者すべてに不満を与えたにも関わらず、さらにはアトレチコ戦、バルセロナ戦、バレンシア戦にも適用される予定だ。
金のため:クラブの下部カテゴリーのためにあったおよそ300のパスは、入場チケットとして販売された。レアル・マドリーの歴史上、前代未聞のことだ。なぜなら、あらゆる下部カテゴリー、アレビン、インファンティル、フベニール、3部、2部の選手たち、同様にそのコーチ陣やスタッフたちは、常に入場パスを持つことができていたのだ。
ラウルの仲裁:何人ものカンテラーノスが、バルデベバスでラウルに会い、彼らの不満を訴えた。ラウルは最初このことが信じられず、下部カテゴリーからの怒りをフロレンティーノ・ペレスに伝えた。ラウルは月曜日に、CLファイナルの入場チケットプレゼンテーションのイベントで会長に会い、この話をした。フロレンティーノは注意を払っただろうか?
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この記事が本当なら・・・もう、小見出しのとおり、悪辣とかあくどいとか、端的に言うと小汚いとか、そんな言葉しか浮かびません。300枚で、大雑把に1枚1万円くらいとして300万円で、その収入の方が、上から下までのカンテラの選手たちに、ビッグマッチでのマドリディスモのあり様(それが成功するか失敗するかはさておき)を心に刻ませることよりも、重要なわけですか。パルコの座席を切り売りしたらいかがか。
ラウルの交渉が、うまくいけばいいのですが。こんな会長とのやりづらい交渉も、ラウルに特別に与えられた特権ようですね。