けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

回復期

2010-03-12 23:25:20 | football


回復期
敗退から2日目、さすがにまだいつものような活気はないマドリーのようですが、それでも今日のトレーニングの映像など見ると、ボール回しながら笑顔も出ていたりで、皆さん順調な(こころの)回復を遂げています。
昨日のトレーニングでは、負傷者(ペペ、ベンゼマ、ドレンテ)の他に、クリスチアーノ、グティ、ラウル、イグアインと室内調整の選手がいましたが、金曜日はこの4人は通常どおり、全体のトレーニングに加わったようです。家庭の事情でマデイラ島に帰った、といわれていたクリスチアーノも、この日午前のトレーニングにきちんと参加(MARCAによれば、クリスチアーノの従兄弟が事故に遭って亡くなったのは月曜日だったのに、重要な試合の前だからと、家族はクリスチアーノにこのことを伝えないでいた、という話。せつない)。
おなじみのペジェグリーニの冒頭訓話は、この日もロッカールーム内で実施。そのためトレーニングは、予定より10分ほど遅れてのスタートとなったようです。



悪辣
コラムとか署名記事のような感じですが、ASから
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マドリーは、カンテラのパスを取り上げる

ベンハミンからカスティージャまで:レアル・マドリーのリーダーたちは、ベンハミンからカスティージャまでのカンテラに所属する選手、スタッフ、コーチ陣から入場パスを取り上げることを決めた。このやり方は既にセビージャ戦とリヨン戦に適用され、カンテラの選手や関係者すべてに不満を与えたにも関わらず、さらにはアトレチコ戦、バルセロナ戦、バレンシア戦にも適用される予定だ。
金のため:クラブの下部カテゴリーのためにあったおよそ300のパスは、入場チケットとして販売された。レアル・マドリーの歴史上、前代未聞のことだ。なぜなら、あらゆる下部カテゴリー、アレビン、インファンティル、フベニール、3部、2部の選手たち、同様にそのコーチ陣やスタッフたちは、常に入場パスを持つことができていたのだ。
ラウルの仲裁:何人ものカンテラーノスが、バルデベバスでラウルに会い、彼らの不満を訴えた。ラウルは最初このことが信じられず、下部カテゴリーからの怒りをフロレンティーノ・ペレスに伝えた。ラウルは月曜日に、CLファイナルの入場チケットプレゼンテーションのイベントで会長に会い、この話をした。フロレンティーノは注意を払っただろうか?
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この記事が本当なら・・・もう、小見出しのとおり、悪辣とかあくどいとか、端的に言うと小汚いとか、そんな言葉しか浮かびません。300枚で、大雑把に1枚1万円くらいとして300万円で、その収入の方が、上から下までのカンテラの選手たちに、ビッグマッチでのマドリディスモのあり様(それが成功するか失敗するかはさておき)を心に刻ませることよりも、重要なわけですか。パルコの座席を切り売りしたらいかがか。
ラウルの交渉が、うまくいけばいいのですが。こんな会長とのやりづらい交渉も、ラウルに特別に与えられた特権ようですね。

翌日

2010-03-12 07:13:45 | football
今やるべきこと
これもまた毎年(というかシーズンに何度かあることだけど)、痛い敗戦、大きな落胆の翌日の、いつもどおりのトレーニング。
いつもと違うのは、ロッカールームでペジェグリーニの話を済ませてきたところ。MARCAやASの、トレーニングの様子を伝える記事では、ロッカールームでの話が長引いて、トレーニングは12分遅れでスタートしました、という細かいところまで。当然のことながら、ピッチに出てきた選手たちの表情には笑顔もなく、厳しい無愛想な様子ばかり。
前日先発したうち、グティ、イグアイン、クリスチアーノ・ロナウド、それから交代出場したラウルが、この日は室内調整に。その他負傷中のベンゼマ、ドレンテ、ペペも室内に残ったまま、それぞれのリハビリメニューを実施。
残る選手たちは、全体でのランニングの後、先発組(イケル、セルヒオ・ラモス、アルビオル、ガライ、アルベロア、ラス、カカ、グラネロ)は、ランニングやフィジカル強化などの回復メニュー。メツェ、ファン・デル・ファールト、マルセロ、ガゴ、シャビ・アロンソ、ディアラはロンドなど。それ以上に細かく書いていないのは、プレスの取材時間が15分間に制限されていたためのようです。






悲しいこと
この日の午後には、ベルナベウでスポーツ・ドリンクの広告イベントが行われる予定で、そのブランドイメージになっているクリスチアーノ・ロナウドがイベントに出席する予定だったそうですが、これは中止(延期)されました。理由は「家庭の事情」。ASによると、クリスチアーノの従兄弟が交通事故で亡くなったとのことで、クリスチアーノは、急遽マデイラ島に帰郷したそうです。クリスチアーノには、辛いことが重なってしまった。


ビジネスの世界だから
大ショックな敗戦の翌日でも、広告イベントがスケジュールされているんですね・・・。もちろん勝ちぬけていたら、そんなことにひっかかったりしないんだろうけど。広報担当たちは、試合にかぶらないように、試合の準備に負担のならないように、と考えてスケジュール組むんだろうし。

負けるのが悪いんだよな・・・。

広告イベントの中止を伝えるMARCAの記事(この時点では、クリスチアーノの家庭の事情はわかってなかったらしい)で最後に書かれている内容は、少しショックというかびっくり。12月頃に、ラウル、グティ、イケル、セルヒオ・ラモスの4カピタネス+ラウル・アルビオルでマドリーの応援歌?を歌ったり、録音している様子が出ていたのを覚えておいでの方もいらっしゃるかと思います(当ブログでは短く書いただけですが)が、あれは、アルコルコンに敗れて国王杯から敗退した翌日のお仕事だったそうです。そんなイベントしてる場合じゃない、って気分になりそうで・・・。


責任
敗退の翌日、プレスカンファレンスに出てきたのはイケル。このタイミングでプレスカンファレンスに出なければならない役目も、ラウルからイケルに移ったんだな、と思った。