おかえりー
FIFAウィルス期が終了し、あちこちから選手たちが帰ってきました。水曜のトレーニング開始は17時からで、南米からの帰国組、間に合ったんですね。
いつもは、フル代表の試合は土日と水曜日、だったように思いますが、今回は金曜と火曜。代表の準備には足りないのかもしれませんが、おかげでクラブチームに戻った後に使える日が1日増えることに。これ、良いと思います。今後こういう日程で固定されていくのかな。
留守番組だったデュデク、アダン、マルセロ、ペペ、パテオス、ペドロ・レオン、グラネロ+ファンフラン、アレックス、サラビア、モラタに加えて、代表戦で出場しなかったり出場時間が短かったりした、セルヒオ・ラモス、ディアラ、ディ・マリアが、通常メニューのトレーニング。残りの代表選手、イケル、アルベロア、シャビ・アロンソ、カナレス、エジル、ケディラ、カルバーリョ、イグアイン、ベンゼマと、ハムストリングの負傷から回復中のラスは、強度を抑えたメニュー。
負傷からまだ戻ってこられないのは、ガライ、アルビオル、ガゴ、カカ、クリスチアーノ・ロナウド。クリスチアーノは、アヤックス戦には間に合わせるんだと強気。
そういえば、日々の負傷者情報って載らなくなりましたね…いつからだろう。素人ながら、回復具合が追えるのが良かったのに。それとも記事を見つけられてないだけなのかな(サニタスのページも見たんだけど)。
アルゼンチン4-1 スペイン
Argentina
GK: Romero
DF: Zanetti, De Michelis, G. Milito, Heinze
MF: Mascherano, Banega, Cambiasso
FW: Tevez (De Maria, 60’), Higuain (Aguero, 68’) y Messi (D’Alessandro, 86’)
Espana
GK: つるっとReina (Valdes, m.46)
DF: Arbeloa, Pique, Marchena, Monreal
MF: Busquets, Xabi Alonso (Pedro, m.71); Iniesta (Cazorla, m.46), Silva (Navas, m.46), Cesc (Xavi, m.56)
FW: Villa (Llorente, m,46).
お疲れ様でした。後半に少し持ち直したところもあったけど、良くなかったな、スペイン。ていうかアルゼンチン素晴らしい。
イグアインおめでとう。うまいゴールでした。アルベロア、中をサポートしてるとサイドを使われ…とか、苦労してたなあ。シャビ・アロンソは本日カピタン。マドリーでは当分カピタンにはならないだろうけど、リーダー資質はある選手だなあ、と思う。容赦ないタックル、かなり前線まで上がったりしてたのが目に付いた。
「勝っちゃったーえへへ」的なイグアインは、イケルの口元のしわを含む表情の意味を推し量るべきだと思った一枚。
ホセ・マリア・グティエレス・“グティ”
記事が出てから一日以上たってしまいましたが、久しぶりに口を開いたグティのインタビューをMARCAから……大元はOnda Madridだそうで、MARCAとAS、記事の文言、構成が同じでした。
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グティは、しばらくの沈黙を経て、レアル・マドリーについて語った。いつものように、その言葉は無駄がない。「14番」は、オンダ・マドリーに対し、自身もラウルも、彼らの愛するクラブからの「もっと良いお別れ」に値しただろうと確信している。
「いつでも、お別れというのはなにか特別なものであってほしいものだ。長い時間かかってきたのだから。でも、シーズンの終わりに(お別れであると)アナウンスしなかったので、ああなったのもある意味当然のこと。ラウルも俺も、何かそれ以上のものが必要だったのは確かだ。時がたつにつれて、そういうこともできるだろう。今は、そうしたことがとても速かった。」
同じように、グティは、自身のお別れにマドリディスタのファンたちの情熱が足りなかったことを認め、また、ラウルを泣かせた自身の最後のプレスカンファレンスを、感情と共に想い出す。グティの翌日、白の元カピタンは、チームを離れることをアナウンスしていた。
「どちらも、とても心を動かされるプレスカンファレンスだった。多くの年月を共に過ごし、チームメイトであったということに加えて、俺たちは友人であり、あのカミセタを感じていた。人生のある期間が終わるときには、そういった感情が起こるものだ。こうしたとき、涙が思わず出てしまうのは当たり前のことだ」
「とてもポジティブな時間だった。俺はいつでもマドリディスタでいるだろう。ただ、今はベシクタシュを楽しみ、このチームで何かを勝ち取りたいと思っている。」
グティは既にイスタンブールに家を持ち、装飾も整えているところだ。グティは、言葉と街中の交通事情に問題があることを認め、今現在慣れようとしている生活の変化を強調した。
「4時間ごとに、家の中から、お祈りを聞くことができる。交通はめちゃくちゃで、通りにも情熱が同じように存在する。家を離れられないね。本当に大きな変化だけど、とてもうまく進んでいる。」
マドリーの選手としての終わりの日々に、グティは、白の新しい監督、ジョゼ・モウリーニョと、一切のミーティングもなかったことを認めた。「彼は決断していたし、俺は何度も自分の考えをはっきりさせて示していた。」
「モウリーニョと話し合う必要はまったくなかった。何のコンタクトも取らなかった。俺が出て行くと宣言して以来、クラブは、俺が出て行きたいと思っていることをわかっていたからだ。プレイしたいと思っていないチームで時間を無駄にするのは馬鹿馬鹿しいだろう。」
新生レアル・マドリーの最初のステップについて、グティは、自身にどこか似ているとされる若いカナレスについて、強調した。「フィジカルまで、俺に似ているね。」
「彼は、桁外れの成長を備えたやつで、プレイビジョンとラストパスの能力を備えている。そこが、俺に似ているとされるところだ。彼には時間を与え、彼に対して落ち着いているようにしなければならない。アドバイスは進むステップは短くても、前へ進むように。彼に大きな責任を負わせるのは、過ちとなるだろう。彼はまだ成長していない。
最後にグティは、バルセロナが一点上回っていることを認めた。「レアル・マドリーでは、試合に勝つことに価値があるだけではない。さらに、良いプレイもする必要がある。ファンの要求がとても高いからだ。モウは、良いプレイをさせようと努力するだろう。彼は、所有する選手のタイプに応じて仕事をする監督だ。ある時期に、よりディフェンシブなやり方をしてきたのなら、それは、そうできる選手がチームにいたからだ。」
「ベルナベウの観衆が楽しみ、タイトルを得られるように願っている。難しい時期だ。バルセロナが、数年前から完成されたチームと監督を持つというアドバンテージがあるんだから。でもマドリーには、彼らを難しい状況に押し込む力量がある。」
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ラウルと自分にはもっと良いフェアウェルの仕方があっただろう、というグティ。そうだよなあ。ラウルはエライ人集めてパルコでだったけど、あれはフロレンティーノ・ペレスが会長してますレアル・マドリーがきちんとラウルを送り出しましたよ、というポーズみたいなものだろうし、グティにいたってはプレスルームでおしまい。
前も書きましたが、本当に現役引する時がきたら、そうできる時がきたら、ベルナベウにたくさんファンを入れて、派手に引退試合やってほしい。ラウルと一緒でも、別々でも、もちろんどちらでも。
金曜日
フンテラール祭りのシャルケのページを眺めていて、ふと気づく。今節、金曜日開催だ……気づいてよかった。
10.09. – 20:30 Uhr
Hoffenheim - Schalke 04