FIFA Club World Cup 2016 Semi-Final
Club America 0-2 Real Madrid C.F.
マドリーのゴール:カリム・ベンゼマ、クリスチアーノ・ロナウド
まずは観戦にいらした方、寒い中お疲れ様でした。試合も寒い……まあ勝つのが一番の目標と考えればこれでとりあえずはいいんだと思いますが、何というか。結果は2-0ですが、もっとゴールが入るチャンスもあったし、ロスタイムにしかゴールしちゃいけないわけではないと思うんですが。
寒さの問題か疲労が残っているのか、試合の入りは、慎重とも言えるけどピリッとしない感じで、そのまま試合が進んでいった感じでした。ただ、観ていて気を抜いているとか真剣さが足りないとか、そういう感じもしなかったんですけどね。バスケスやカルバハルは最初から最後までゴールに繋がるようにとクロスや中盤の3人との連携をとってよく走っていたと思います。反対サイドでもマルセロの存在感が大きかった。アメリカの攻撃はそう多くはなかったですが、守備もかなり慎重に対応していた。アメリカのGKがちょっとキックが不安定で、ベンゼマやクリスチアーノもよく前からプレッシャーかけたりしていた。でも、繰り返されるクロスが無為に終わり、最終ラインも詰められてパスが出しにくそうだったり、シュートチャンスはありながらゴールはなかなか決まらない…歯がゆいというか「うーん…」というしかない感じでした。
それでも、このブログらしく良かったところを。まずは前半はクロース、後半はモドリッチ。この2人のプレイを直接見る事ができて、すごく良かったです。一度に広く見渡せるスタジアム観戦の方が、クロースやモドリッチの仕事っぷりがより分かりやすいのかもしれません。クロースは、ピリッとしない入り方をしたチーム全体の中でも、よくボールを動かし、普段に近い状態だったのではないかと思います。モドリッチは、前半はあまり目立つ感じがしませんでしたが、特に後半。よりゴールに近いところでの仕事が増え、でも守備、ボールカットもいつも通り。ゴールした選手たちがいましたが、MVPはモドリッチで良かったです。あとは、試合全体を通してどうかということはとりあえず置いておいて、ベンゼマとクリスチアーノ、ゴールを見せてくれてありがとう。やっぱりゴールが決まらないと。
おまけ
本物かな?(だと信じたいですが) 全参加クラブのサイン入りユニと優勝杯の展示がありました。