けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

Mejor Momentos 2016

2016-12-31 21:14:16 | football
すべてはここから始まったのだと思います。ジダン、2016年頭から、レアル・マドリーの監督に就任。


安定した、安心できる、というチームにはどうもなれないままではありますが、最後まで諦めない、ビハインドの状況からでもどうにか何とかしてしまうというキャラクターを身につけたチームになっていったように思います。どうにもすっきりしないなーという試合と、鬱屈が解き放たれたカタルシスを体現するかのような試合とを繰り返す、劇場型といいましょうか…。

敵地ながら(1人退場になりながら&ゴール1つ取り消されながら)勝利を手にし凱旋に成功した、甘美なクラシコ。




CLは危ない状態(主にヴォルフスブルク戦)もありながらファイナルに進出、アトレチコ戦。90分、延長だけでは決着がつけきれず、PK戦にまで至るものの……マドリーは5人全員が決め、デシマから2年を経て「ウンデシマ」を達成。すんなりいかないのも、苦悩の末に喜ばせてくれるのも、まさにマドリー。







EURO明けで戦力が必ずしも十分ではない中、若い選手も活躍。(再び)延長までもつれ込みながらも、欧州スーパーカップ、タイトルを確保。





代わる代わる怪我人が出る、期待通りと期待を裏切るのと、山あり谷ありの試合を繰り返しているようでありながら、無敗記録は継続。特筆すべきは、怪我人が出ても若い選手たちが補えるだけの能力を、自分らしさとともに見せてくれているところでしょうか。敵地でアトレチコに完封勝利、カンプノウで引き分けを手にして帰ってくる等……





現行の選手たちの契約延長が多かったのも、2016年の特徴かもしれません。特に今シーズンに入ってから、立て続けでしたね。
 

 



最後に、記憶にとても新しいクラブW杯。良くも悪くもマドリーらしさが存分に実感できる展開でありました。まあ試合展開はともかくとして、クリスチアーノやモドリッチが実際本当にすごいということ、それだけではなくマドリーの選手たちの技術というのはやはりすごいんだということを目の当たりにして実感できた、そんな2試合でした。せっかく来日してくれたのにほぼホテル缶詰状態だったようで、何かの折にでもまた日本を楽しみに来てくれたら良いなと思ったり。





さて、2017年はどうなるでしょうか。