けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

休暇中

2016-12-21 06:41:46 | football
公式発表
スポーツ仲裁裁判所(CAS)は今日、レアル・マドリードC.F.に対し、クラブに課された2度の移籍マーケットでの選手獲得禁止処分というFIFAの制裁を2017年1月のみの1度に減らすとの裁定を通知しました。
上記裁定は以前FIFAが下した制裁の不当性を明らかにするものであり、クラブとしてはCASが完全に無効と判断するに至らなかったことを遺憾に感じています。


公式発表、内容は上記の通り。未成年選手の獲得、登録に関して問題があるとして、FIFAから2回の補強禁止の処分が下されたことに上訴していたことについての判決です。
バルサが同様の件で処分を受けてから、マドリーは未成年選手の獲得や登録手続きなどについてFIFAのルールに触れないように気をつけているようでしたが、ジダンの息子まで処分対象になるという(両親がスペインに揃い、何なら父親がスペインで働いているというのに?)マドリーとしてはもともと納得のいかないクレームでもありました。今回処分が低減されましたが、それを喜ぶのではなく、完全に疑いがはらされなかったことを遺憾に思う、というのはそういう事情があるためかと思われます。ASによると、この処分低減を聞いてバルセロナのバルトメウ会長が平等ではないと怒ったとのことですが(バルサの時と同じ弁護士が対応した)、マドリーはFIFAから所属している未成年選手の登録についてクレームが入った際、規定の90日以内に法的に適切な修正、対応をとることをしていたそうで、そこがバルセロナとの処分の最終的な違いになったのではないか、とのこと。



休暇中

日本からドバイへ直行したモドリッチ&コバチッチはもちろんのこと、スペインへ帰国した選手たちは順次休暇に入ったようです。中南米組の中には、日本から飛んだ選手もいるかもしれませんね。今年は、どうやら恒例のバスケチームと一緒のクリスマス昼食会&病院訪問がないようなのが残念ですが(来日前に、選手たちだけで食事会をした、という記事は見かけたような気がしますが)、まずは短い期間でも心身を休めてくれればと思います。日本滞在期間中、外出しての息抜きや観光のようなものもなく(ごくごく秘密裏に何かあったのかもしれませんが)、むしろ普段以上にストレスフルだっただろうとも思いますし、まずはリフレッシュして後半戦に臨んでほしいと思います。2年前のような、年明けからグタグタにならないように。
チームの再集合は27日。30日には、ファンに向けてトレーニングが公開される予定です。再開後の最初の試合は、1月7日のグラナダ戦(ベルナベウ)になります。


選手目線でCWCを祝う