けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

コパ・デル・レイ組み合わせ抽選

2006-10-09 22:49:36 | football
既にスタートしていました今シーズンのコパ・デル・レイ、本日1/16の組み合わせ抽選会が行われました。ここからプリメーラのチームも登場します。面白かったので書き出して、ついでにディビシオンも調べてみました。たぶん合ってるはず。ちなみに今シーズン、セグンダは大人の事情で「Liga BBVA(BBVAはバスク資本の銀行。ベベウベアって読むんですか?)」なんですが、MARCAの表記はセグンダのままでしたので、ここでも「2a」でいきます。


エシハ(2aB)-レアル・マドリー(1a)
バダローナ(2aB)-バルセロナ(1a)
ペーニャ・スポルト(2aB)-オサスナ(1a)
ポルトゥエンセ(2aB)-バレンシア(1a)
ヒムナスティカ・セゴビアナ(3a)-セビージャ(1a)
ラージョ・バジェカーノ(2aB)-エスパニョール(1a)
カステジョン(2a)-ビジャレアル(1a)
アラベス(2a)-セルタ(1a)
ヘレス(2a)-ヘタフェ(1a)
マラガ(2a)-レアル・ソシエダ(1a)
バジャドリ(2a)-ナスティック(1a)
エルクレス(2a)-サラゴサ(1a)
デポルティボ・ラ・コルーニャ(1a)-ラシン・サンタンデール(1a)
レクレアティーボ(1a)-ベティス(1a)
ビルバオ(1a)-マジョルカ(1a)
アトレチコ(1a)-レバンテ(1a)



マドリーが対戦するエシハ・バロンピエはセグンダBのGrupo IVに所属。オフィシャルサイトを見に行きましたら、スタジアム「エスタディオ・ムニシパル・サン・パブロ」の収容人員は4500人とのこと。マドリーを迎えたらお祭りになりそうです。

バレンシアが対戦するラシン・クルブ・ポルトゥエンセもセグンダBのGrupo IV所属。ともにセビージャ近郊のクラブで、特にポルトゥエンセはホアキンの生まれた街のクラブなんだそうです。こちらのスタジアム、エスタディオ・ホセ・デル・クビージョの収容人員は8600人。

ひっそり気になっているラージョは、初戦に勝った後、ここまで2試合連続PK戦を制して上がってきております。
で、例年32チーム対戦の辺りでは下部ディビシオンチームのカーサで1発勝負っていうのが普通だったと思うのですが、今シーズンはホーム&アウェイ制。10月25日に左側のクラブのカーサで、11月8日に右側のクラブのカーサで対戦することになります。いつも4500人のスタジアムでプレイしているチームが、約7万5000人収容のベルナベウへ…

※後から訂正
・デポルの対戦相手はベティスではなくラシンでした。
・G・セゴビアナはセグンダBではなくテルセラのVIIIでした。
・福田がカステジョンにいたのは05/06シーズンでした。今はヌマンシア。

一面

2006-10-08 18:52:15 | football
MARCAのトップページを見てみましょう。


5位からスタートしたフェルナンド・アロンソ、最後の鈴鹿で優勝です!

…実はフジ739を契約していなくて、しかも試合時間に起きられなかったのでスウェーデンvsスペインを見ていないのです。どうも見ない方が良かったみたいですが。結果を書くのもバカらしいので、MARCAのリンクだけ貼って、後は各紙の画像でお楽しみください。


AS:テクニック崩壊



Superdeporte:これはカオスか混乱か? ルイスとRFEF…スウェーデンはやった!



El mundo:辞めれ



Sport:もうダメ~!



MARCA:ルイス、やる気満々


うっそ~…

追加:しかもプジョルとセルヒオ・ラモスが次のデンマーク戦出場停止ですか。どうなっちゃうんだろう、これ。

ウィルス少なめ

2006-10-06 23:27:43 | football
ここ数日のマドリーの練習記事を読んでますと、なんだか不思議な気がします。世間様はインターナショナルマッチウィークで、欧州組ならEUROの予選に備えて各国代表に合流しているはずなんですが…今回マドリーから召集されているのは、

スペイン:カシージャス、セルヒオ・ラモス
イタリア:カンナバーロ
ブラジル:ロビーニョ

こんなとこですか(誰か忘れてないよね…)。
マドリー残留組、呼ばれても良さそうなのに呼ばれていないのは、

試合がない:ディアラ
負傷:レジェス、サルガド、シシーニョ
監督判断:ベッカム、ラウル、グティ、エメルソン、カッサーノ
身を引いた:ロベカル
こっちから断ってやった:ファンニステルロイ
重たい:ロナウド

各自理由は異なりますが、ずいぶん残ってますね。昨シーズンは、だいたいいつも10人前後はいなくなってました。たとえばこんな感じで。

スペイン:ラウル、カシージャス、サルガド、セルヒオ・ラモス
ブラジル:ロナウド、ロベカル、ロビーニョ、シシーニョ、バチスタ
ウルグアイ:パブロ・ガルシア、ディオゴ
デンマーク:グラベセン
イングランド:ベッカム
フランス:ジダン

それに比べたら今回は4人。ま、それだけ年齢高め、あるいはピークを過ぎた、代表レベルではない選手を抱えていると言うこともできるかもしれません。
でも逆に、「疲れなくていいよね」と良い方向に捉えられなくもなかったり。正直、よそのビッグクラブは羨ましがってるのではないでしょうか…プレミアの青スキーさんとことか。

しかも次はセルヒオ・ラモスは赤紙支給による有給休暇ですね。疲労したままヘタフェ戦に臨むのは、イケルとカンナバーロの2人で済みそうです。

強い人

2006-10-05 11:58:02 | football
あの事故から9日が経過、ダリオ・シルバのコメントがあちこちで報道され始めました。当初はやはり悩み、その後は事実を受け入れ、そして元気を取り戻してきているようです。何箇所かのニュースサイトから、彼らしい強さとユーモアの混じったコメントを集めました。


初めは最悪だと思った、でも後ではそうでもなくなってきた。これで俺のサッカー人生は終わった。もし俺が20歳だったら、それか新しい契約があったとしたら違う反応をしていただろう。今は良い状態だ。家に帰って子供たちと過ごしたいから、病院から開放されるのが待ち遠しい。

もう痛みは感じない。ただ少し頭痛があるだけだ。頭蓋を骨折して耳を痛めたんだから、普通のことだろう。
皆が話してくれていたが、昨日まで事故の写真は見てなかった。ベッドの中で足首がチクチクすることに気づいた。そして掻こうとしたときに、直感的に理解した(おそらく切断した側の足について)。ファントム・リムとかって言うんだな…俺たちはそれを受け入れなければならなかった。家族はそうするだろうし、俺もそうだ。
俺はドクターに言ってやったんだ。ドクターが足を切断したせいで、ナシオナル・デ・モンテビデオでプレイできないじゃないかって。
これからは、俺の木の足(義足という意味?)が蹴飛ばす役に立つかどうかを見ていくことになる。2ヶ月のうちにはピッチに戻りたいね。
(今後のことについて)2日前に、テクニカル・ダイレクターにならないかというオファーが来た。でもそれは断った。テレビ関係で働かないかというオファーがあったからな。8割がた、テレビで働くことになるだろう。すぐには監督になりたいとは思わないんだ

世界中のあらゆる国から、すごくたくさんの魂とその証が届けられた。これは良いイメージをもたらしてくれ、そして良い人間であることを示してくれた。
(ナシオナル対ボカの試合をテレビで見て)ナシオナルの選手が持っていた「Fuerza Dario(がんばれダリオ)」の 横断幕には本当に心を打たれた。彼らはとても重要な試合を戦い、最大限の力を出していた。
マラドーナから電話があったと聞いたときは驚いたよ。俺は集中治療室にいたから、彼は家族と話したんだけどね。


MARCAfutbol.com.uy

インタビューの全文は、上の記事を読んだ後に elpais.com.uy に掲載されているのを見つけました。各紙が抜粋して報道したコメントを見るとけっこう元気そうに見えますが、「最初に脚を失ったと知った時は死にたいと思った。でもその後で家族が悲しんでいるのを見たら、ここで終わりではないと思った。あるがままで続けていかなければと…」なんて言ってたりするのも全文掲載には載っています。
現実のショックを受け入れ、「まだよくわからない」としながらもこの先のことに目を向けているダリオ・シルバ。強い人間だと思います。

代表への扉は

2006-10-03 14:43:55 | football
バレンシアオフィシャルより、昨日の練習後のモリエンテスインタビュー

厳しい1週間だったけれど、2つの勝利で飾った。特にCLでの勝利は、6ポイントを積んだことでチームに落ち着きが生まれ、次の戦いに僕たちを立ち向かわせるものとなった。これはチームにとって重要なことだよ。厳しい試合の後では、チームは注意するようになるものだけど、同じやり方でではない。チームはこの2つの戦い(リーグとCL)で信頼できるものになっている。

結果がついてきているのなら、そういう試合を続けていかなければならない。このチームにいる時間を楽しまなければ。多くのチームが僕たちと同じようにできているとは思わないからね。トレーニングには良い雰囲気があり、チーム全体がとてもリラックスしているよ。
僕たちは、こういう結果が長く続くように期待している。そうすれば皆がこのチームのことで楽しい思いをすることができて、それで皆がつながっていくんだ。

(ビジャについて)素晴らしい選手と組めて僕はラッキーだよ。僕が言いたいのは、今こんなにも重要な「オレンジの片割れ」を手に入れたことに満足しているということ。彼のことは既に代表で知っていた。皆が僕に、彼の個性について話してくれた。実際、あらゆる面ですごく付き合いやすいやつなんだ。とても満足しているよ。
(ビジャと自身のゴールで)チームの役に立っていると言うことが一番重要なんだ。僕がやらなければ、彼がやる。僕たちはこの調子の良さが強まっていくように望んでいるよ。

代表への扉はまだ開いているけれど、でも少しずつそれは閉まっていっていると思う。シーズンを重ねていく中で、こんな調子の良さがまたあるとは思わないからね。
(ラウルについて)誰もが個人の意見を持っている。ラウルはそこそこゴールを決めている。でも彼は代表におけるトップスコアラーであり、最大キャップ数を数える選手の1人だ。ラウルを代表に召集しなかったやり方はまったく適切ではなかったと僕は思う。せめて事前に電話するべきだっただろうに。

13年か14年のプロフェッショナルとしてのキャリアの中で、こういう時期は何回も経験してきた。たくさんのことがあった。必ずしも甘受したわけではなかったけれど、キャリアの中では厳しい時期も過ごしてきた。そしてこんな幸運な時期もある。僕自身の身に起きていることについてはすごく嬉しく思っている。決断してすぐの結果なのだから。だから僕は満足しているんだ。うまくいっているからね。スペインリーグとCLを戦っているこのチームに来たことは幸運だった。

(ローテーションについて)誰もがカンプ・ノウで、ビセンテ・カルデロンでプレイしたいという望みを持っている。でも人を超えた以上の存在がチームであり、それはいつでもそうなんだ。僕たちは25人の選手であり、誰が離脱しても問題ではない。ローテーションはとても良いことだよ。

このシーズン開始の時期だけではなく、あらゆる良いものや環境を楽しんでいければ素晴らしいだろうと願っているよ。物事はすべて完璧にはいかないのだから、ロッカールームはまとまらなければならないと大きな声で言いたい。それを知る必要がある。そうなるためには、それほど多くのことはいらないだろう。


スポナビに一部和訳が載りました。いつもながらこちらの方をご参照ください。


感想
以前のモリエンテスのインタビューがどうだったかはよく覚えていませんが、ここ数シーズンのインタビューを読んでいると、物事の捉え方がポジティブだなあと思います。「自分のした決断は良かった、今は満足している」という発言をよく聞くので特にそう思います。
確かにこれまでいろいろな苦労はしてきてました。怪我で長期離脱とか、入ると思ったのに代表落ちして後で監督に「落としたのは自分のミスだった」とか言われたり、ポジション奪われたり。でも、これまでの転換期に下した決断はどれも良い結果につながっている気がします。出場機会がなくなり、色々なクラブからオファーがある中でモナコを選んだ結果、行ってみたら荒削りだけど才能のある若い選手たちと理解のある英気に満ちた監督がいて、ヨーロッパで目覚しい活躍をすることができた。またあれこれオファーがある中でリバプールを選んだ結果、伝統と最高の雰囲気を持ったクラブに所属し、やっぱり理解のある同郷の監督の下でプレミアシップを戦うことができた。母国に戻ることを考えていたらヨーロッパを戦う力のあるクラブが声をかけてくれた、しかもスペイン代表で顔なじみの選手たちがずらりと揃って。少し見方を変えると、なかなか幸せな波乱万丈っぷりかもしれません。

戻ってきたか

2006-10-02 18:33:08 | football
06/07 Liga Espanola 1a division Jornada5
Real Madrid C.F. 1-1 Atletico Madrid S.A.D.

マドリーの得点:ラウル(38)
アトレチコの得点:ミスタ(6)

最悪のマドリー、ダメダメなマドリー、ダメなマドリー、ちょっとダメなマドリー、まあまあのマドリー、良いマドリー、スーペルマドリー、とあるんだったら「ちょっとダメ」辺り。前半は20分経過してもシュートゼロだったり、ちょっと良くなりかけたらセルヒオラモスが退場してしまったり、結局勝てなかったわけですが、ずーんと落ち込まなくても良いかなあと。
ていうかラウルのあのゴールが見られたので、かなり良い気分です。不意に相手の守備の隙間を潜り抜けてGKと1対1になれる位置に飛び出す。そこへ、グティからぴったりのパスが届きました。こういうのがずっと欠けてたんだなあ。前と同じように下がってボールに触ることもあるけれど、攻撃に関わる動きにはキレが戻ってきてるように思います。代表外れたのも良い休養だと思って、ゆっくり調整すれば良いと思います。

では後は箇条書きに。

○怒涛の削られっぷりだったグティ。普段から痛がりなので最初は「また大げさなー」と思ってましたが…ごめんよ、心から同情する。アトレチコには5枚の黄紙が出ましたが、そのうち4枚はグティへのファウルで出たものです。ひどい怪我をしたわけではなさそうですが、身体中打ち身だらけになってそう。こちらもゆっくり休養してください。
○レジェス、微妙な所もありつつ実はかなり良いお買い物だったんではと思い始めています。レジェスがいなかったら、もっとカペッロ色大全開のサッカーになってた気がするので(ロビーニョもいますが、どうもお好みではない様子…)。守備もがんばりつつ攻撃のアクセントになっていると思います。つくづく戻ってきてよかった。
○カシージャス。神様です。
○お友達のトーレスを削りロハになったセルヒオラモス。とにかくカード多すぎ。基本的にファウルが多いということは技術だのなんだので負けているということだ、と思っています。精進してください。
○ロナウド。やっぱ丸い。厚い。みっちりしてる。
○ルート。今日はだめでした。なかなかボールをおさめられず。次がんばりましょう。
○それを言うならF・トーレスもだめでした。バルサ相手なら強いのに、なんでマドリー相手だとだめなんだろうなあ。チャンスメイクはしてましたけど、いざ自分がという場面では…。
○アグエロ。怖いなあ。マドリーが疲労しかけているところへ出てきて、ごりごり攻めてくる。フリーになった場面は「ずどん」とやられてたらオシマイでした。テクニック好きな選手で良かったです(ループを狙ってはずす)。
○ミスタ(復讐)おめでとう。マドリーのカンテラ出身、グティと同期のミスタでした。


06/07 Liga Espanola 1a division Jornada5
Valencia C.F. 4-0 Gimnastic Taragona

バレンシアの得点:モリエンテス(13)、ビジャ(53、78)、アングロ(83)

モリエンテス!(長めの空白)ビジャ! ビジャ!! アングーロ!!!

  
ビジャはこれでピチーチに並びました。しかし大の男の指しゃぶりって絵面はあまりこう…おめでとうございます。


そんな感じです。詳細は今夜の放送待ちですが、ネットで少々(途中と最後の方は寝てしまった)見てました。観客席にレイナが遊びに来ていて、普通に何か食べたりしながらデル・オルノと観戦してました。楽しそう~。

モリエンテスのゴールは、右サイドを切り裂いたビジャのアシストをなんか素早い動きで入れてました。オフサイドぽかったからと抗議をしまくったナスティックの監督さんは退席になってしまいました。その後は…(長めの空白)…CKかFKから、サインプレーでビジャのエリアの外からのシュートで2点目かな。もう眠くて何がなんだかよく覚えてません。今夜見直します。

デルビ・マドリ

2006-10-02 00:15:25 | football
年に2回のお楽しみ、デルビ・マドリーのお時間です。

06/07 Liga Espanola 1a division Jornada 5
Real Madrid C.F. - Atletico Madrid S.A.D.


デルビとはいえ、この対戦はどちらかというとマドリのほうがアトレチコを圧倒する例が多い気はします。が、今回は少し違う雰囲気。ここまで3勝1敗で5位に付けている好調さです(ちなみに1敗はバレンシア戦)。そしてどこにお金があるのやら、という超豪華補強。特に注目を浴びているのが「クン・アグエロ」です。先日ビセンテカルデロンで観戦した時の印象では、今シーズンデザインのユニフォームのマーキング、Fトーレスよりも「Kun Aguero」の方が多かった気が。

キックオフまで1時間を切りました。まだスタメンは出ていないようですが、マドリはとりあえず先日のディナモキエフ戦と同じメンツで始めるのでは、という見方が多いようです。あれならちょっとは面白くいけるかも。ラウルにも好調さを維持してほしいところです。まもなくキックオフ。