けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

嫌な終わり

2007-06-13 22:07:54 | football
下の記事と一緒にしたくないので、新しくしました。

バレンシアの今日の午前のトレーニングに、バレンシアのいわゆる「ウルトラス」たち(YOMUSというグループ)がやって来て選手を侮辱し続け抗議のプラカードを掲げていた、というニュースがMARCAに出ています。彼らの発言によると、土曜日のレバンテ戦の敗戦が許せないとか、金もらいすぎだとか、アルベルダが昇給を求めているのが気に食わないとか、モリエンテスはバレンシアに来てラクしてるよなとか、ホアキンふざけてんのかコラとか…。
事態が悪化するのを避けるためにキケはトレーニンググラウンドをファンが接触できない別の場所に変えた、とあるくらいですから、相当不穏な状態になったようです。キケはなだめに行きましたが、それでも侮辱的な発言は止まない。アルベルダやモリエンテスがキレかけてそのウルトラスに向かっていこうとしたのをキケに制止されたようですから、程度が察せられます。詳細はバレサカさん(もしくはスポナビ)がレポートしてくれるのではないかと思いますがそれにしても嫌な、腹の立つニュース。

ダービーの敗戦が何にも増して許せない、もう優勝の望みもなくて、順位も決まった状態で、バカンスを前にして、選手たちの気が抜けているようにしか見えないのかもしれません。チームが不調なときにチームを叱咤する抗議があるのはどこでも同じで、それは国内Jリーグだって同じです。フロントに抗議し、監督を批判し、選手がちんたらしてると文句を言ったりもします。だからといって選手に恐怖感を与え、トレーニングの邪魔をしてどうするのかと。それが文化だとか本場の熱さだとか主張する向きもあるかもしれませんが、今シーズン繰り返し話題になったフットボールの暴力のひとつでしかないと思います。こんな雰囲気でシーズンが終わるのかと思うと本当に嫌な気分です。

MARCAはもうひとつの記事で、「残念ながら今回のバレンシアの件は新しいことではない」としています。例に挙げられているのが、数シーズン前のアトレチコ。トレーニング場にファンがフェンスを壊して乗り込んだことがありました。他にも01/02シーズンのテネリフェのケースとか、アルゼンチン・リーグでも。

「ウルトラス」たちに向かっていこうとしてキケに制止されるアルベルダとモリエンテス。


アルベルダは「このままでは良い選手たちは皆出て行って、お前らに残されるのはクズみたいなチームになるぞ!」と彼らに向かって叫んだそうです。さすがカピタン。彼の言うことは正しい。


まもなく14日0時
バレサカさんのレポートが出ていました。

キャリアのスタート

2007-06-13 19:24:12 | football
昨日の記事でリンクを張った、アルバセテでのインタビュー

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Q:アルバセテに戻ってくるのは変な感じがしますか?
M:何度か来たことはあるけど、こういう形で公式にというのはなかったな。アルバセテはとても良い思い出になっている。ここに来るのに誰の助けもいらなかったよ。完全に覚えているから。それにここは僕にとって特別なんだ。

Q:今回の表彰をどう思いますか?
M:賞というものはなんでも重要なものだよ。アルバセテを離れて以来、僕が期待していたものは高かったけれど、意図していたものは手に入れることができた。この賞は僕がアルバセテを離れてからの13~14年間の業績を評価してくれるものだと思う。これまでのことには僕はとても満足している。

Q:表彰式にはたくさんの子供たちが出席していました。彼らに何と言ってあげますか?
M:アルバセテのようなカンテラ組織があるのは、いつでもとても大切なことだ。アルバセテや他の同じような多くのクラブを維持していくことになる。よく練習することだよ。ここで育って出て行った多くの選手たちがいる。僕たちのようなそういう選手たちができる唯一のことは、僕たちのフィジカルフォーム、フットボールをするための身体、パーソナリティを育ててくることに責任を負ってくれた、クラブにいるすべての専門家たちに感謝することなんだ。

Q:今シーズンのアルバセテはどうでしたか?
M:アルバセテの試合は追っているよ。それに何人かはわからないけれど若手がビジャレアルに売られたというニュースも知ってる。チームとは距離があるけれど、ここにいるような感じで物事を見てしまうよ。このチームを離れてプレイしているけれど、ここの人たちとは良い友情関係があるからね。

Q:以前いたチームに戻ってくるのは、アルバセテの場合と同じような感じでしょうか?(この辺少し適当)
M:違うよ。アルバセテは何か特別なものがあるんだ。素晴らしい時だった。僕のフットボールキャリアの中でも最高の時のひとつだと思ってる。キャリアは何年もあるとしても、16歳でプロのキャリアをスタートした時であればそういうものなんだ。例えば今、僕はシウダデポルティーバでユースの選手たちを見かけることがある。それを見るとプリメーラで成功したときのことが思い出される。そして僕がここにいた3年間の間に人々が僕に与えてくれた愛情に感謝せずに入られない。

Q:バレンシアでは24試合に出場し12ゴール。満足していますか?
M:正直言うとイエスだね。イングランドから戻ってきて、よく知っているフットボール、代表でよく顔を合わせていて知っている選手たちがたくさんいるクラブに出会えたことにとても満足している。本当に、イングランドの時よりも慣れるのがとても楽だった。難しさはほとんどなかったよ。

Q:リーグの最後を負傷で失ったことで苛立ったりしていますか?
M:自分に期待ができなかったのは不幸だった。でも負傷というものは、尊重されなければならないし忍耐が必要だ。僕が追った負傷は1ヶ月かかり、その間試合に出場できずに良い感じで終わることができない。今シーズンに不満を言うことはできないし、今はもう来シーズンのことを考えるよ。

Q:リーガのタイトルの行方をどう見ていますか?マドリー、バルサ、それともセビージャ?
M:これは前も言ったよ。キーになるのは最終節、そして現時点でマドリーが彼らのチャンスを逃すとは思えない。バルセロナは前節カーサでのチャンスを逃してしまった。そして僕はマドリーは同じことをしないと信じている。

Q:バレンシアに必要なものは何でしょうか?怪我を減らすこと?
M:確かにそれは間違いないね。僕たちはシーズン当初から不運だった。とても重要な選手たちがシーズンを通じて負傷に見舞われ、僕たちにとって大きなハンディカップとなった。チームの核となる選手たちがシーズン当初から負傷していた。しかも1、2週間のケガではなく、膝の損傷などで6ヶ月の離脱をしなければならなかった。今はシーズン当初に離脱した選手たちは皆回復してきている。来シーズンはこの点ではもっと良くなるように願っているよ。
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常に紆余曲折がありドラマチックな展開もあるものの、どのクラブに所属しても最終的にモリエンテスにとってはその時なりの良い思い出が残るようです。逆に言うと、良い思い出が持てるキャリアを送ることができているのは、選手として幸せなことだろうと思います。


最終節放送予定
ビルバオ vs レバンテ
6月17日(日)深夜1:55 WOWOW(ON AIR)

マドリー vs マジョルカ
6月17日(日)深夜3:55 WOWOW(なま)
6月19日(火)午後6:00 WOWOW(ON AIR)

セビージャ vs ビジャレアル
6月17日(日)深夜3:55 WOWOW2(なま2)
6月18日(月)深夜5:00 WOWOW(ON AIR)

ナスティック vs バルサ
6月17日(日)深夜3:55 WOWOW3(なま3)
6月18日(月)午後6:00 WOWOW(ON AIR)

優勝チームの試合
6月18日(月)深夜0:00 WOWOW(ON AIR)
6月20日(水)午後0:30 WOWOW3(ON AIR)

ついに最終節、優勝がかかる3チームの放送が同時生になりました。よくやった某W様…でもやればできるのでしたら常にこうなされば宜しいのに。



ラージョの女王

2007-06-12 19:34:26 | football
JSkySports時代からリーガをご覧になっている方にはお懐かしい、ラージョの会長テレサ・リベロ女史。その記事がASにありまして、最初の部分だけ読んだら会長になるきっかけが面白かったのでつい載せてみました。ただ記事が長いのでぜんぶは読みきらないと思いますが。

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比類なき女性。1994年1月12日からホセ・マリア・ルイス-マテオはラージョを妻であるマリア・テレサ・リベロ(1935年ヘレス生)に任せるようになった。
「仕事が忙しくて夫には時間がなく、ペーニャたちとの集まりがあっても夜に外に出ることもできなかった。だからある日彼は私にこう言った。「ラージョの会長をやってみないかい?」 私はラージョが何なのかさえ知らなかった。「試合に行って、試合を見て、家に帰ってくればいいんだよ」 彼はそう説明したわ。最初は退屈に思えた。ゴールが決まって喜んだら、誰かがそれは敵のチームのゴールだと教えてくれたわ。ペナルティが何なのかさえ知らなかった。隣の人を悩ませるほどあらゆることを質問して覚えようとした。スポーツ新聞を読んで、テレビのハイライトを見て、ラジオを聴いた。そして結局フットボールに魅了されてそのままでいる。これは毒ね。」

彼女が会長に就任して14シーズンがたった。7シーズンをプリメーラで過ごし、4シーズンはセグンダで、最近の3シーズンはセグンダBだ。この間に21人の監督が就任し去っていった。今ラージョには、セグンダ復帰のためにエイバールとの180分が残されている。恐るべき事態だ。
「これまでの悪い事態を埋め合わせるほどの成功が得られていない。私は何度も自分に問いかけてきた。「私のような、たくさんの子供(13人)と孫(50人、胎児が2人)を抱えた女性がパルコにいるの?」とね。それに試合が終わって負けたときには、私はロッカールームのドアのところまで行って「あなたたちがやってることにはもう我慢ならないわ」と言ってやるの。でもそれでやってこれた。皆良い人たちばかり、悪意のある人はいなかった。」
今シーズンは起こる回数は少なくて済んだだろう。チームはほぼプレイオフの順位を維持していたからだ。
「メルは真面目な監督で疲れを知らない働き者。それに選手たちをとてもうまく使うやり方を心得ている。ロッカールームは真に団結している。」
それでも、ロペラがイルレタの後継を探していたときに、シーズン半ばで監督が交代する寸前だったことは忘れないだろう。
「あの時以来、ベティスとは少しややこしくなっている。」
同じような危機があったのは先週の日曜日、ポルトゥエンセとの試合でゴールを入れられ30分間に渡ってラージョが脱落する状態にあったこと。
「恐ろしかったわ。」

彼女が会長となって長い間セグンダBに所属している。しかし彼女は船を下りようとはしない。
「ヘレスの会長ルイス・オリベルにラージョを売るチャンスがあった。あの時は、息子のソリオは私を心配して私の夫と話し合ってくれた。そして私が落ち込まないようにしてくれた。何度も夫に「クラブを売るかどうか考えてみましょう」と言ったことがあったわ。でもこのクラブにはたくさんのファンがいる。」
そしてパルコにピラニアがいた時期もあった。実際2003年には、テレサ・リベロは侮辱的な言動を受けて、その地位から退任したことがある。そして57日後に復帰した。
「他の解決策がなかったのよ。クラブでは、厳しく成熟していなければならない。」

フットボールにおけるルイス-マテオの冒険は1992年6月30日に始まった。デッドラインの10分前に、CSDにおけるファミリーの長である彼はクラブを会社に組み込むための保証書(担保?)を提示したのだった。
「私の夫は何でも買い込むマニアなのよ。それにラージョが消滅する危機にあると彼が聞いた時は…あの夜は、私はとても怒っていたのを覚えています。だって私はサッカーが嫌いだったんだから。」

(まだまだ序盤。追加できたらするかもしれませんがしないかもしれません。)
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行ってしまった……
MARCAのフラッシュニュースに「ディアラは代表としてシエラ・レオネと戦うために旅立った」の一言が。やっぱり無理だったのか。貴重な中盤が1人減りました。
ただガゴ、イグアイン、ロビーニョ、マルセロはおそらく大丈夫だろうとのこと。


アルバセテにて

土曜日の試合では結局出番がなかったモリエンテス。月曜日に若い頃を過ごしたFCアルバセテが主宰するGala de Jovenes Promesasに出席したそうです。若手選手表彰式、くらいの意味になるでしょうか。インタビューもあります。シーズンの総括のようなことも言っているので、これも読めたらそのうちに。

ところでモリエンテスも頂いたこのトロフィー、なかなか楽しい形状をしています。たぶんアルバセテのマスコットだと思うんですが…これの正体が何なのか、レバンテ蛙の謎と共に情報をお待ちしております……コウモリ、これ?
 


肝心の脚
12日のトレーニングでは、全体練習をコンプリート。まだ治療は受けているようですが、特に問題もなさそうです。たぶん。

そわそわ…

2007-06-11 23:01:33 | football
これまで何年かサッカーを見てきた中にも、信じられないような試合展開とか奇跡的な優勝劇とか、それなりにあったと思います。最後の最後まで何が起きるかわからない、それがフットボール。とはいっても、さすがにもしかしたらひょっとしたらまだまだわからないけどマドリー優勝できてしまうかもしれない1週間、ともなればやはりそわそわしてしまいます。もしダメだったとしても、シーズン中盤までの惨状を思えばよくやったことになるはずだとか、いまからダメだったときの言い訳も用意しつつ、期待と緊張感の1週間。というかあと6日間と少々。試合は日曜の21時キックオフです。


ヘルメットが必要かもしれない
マドリー市内は、おそらくそわそわどころでは済まなくなっているかもしれません。既にチケットは前売り分完売、当日券もソシオのみ。先日のサラゴサvsマドリーのチケットも裏ではかなり高額になったそうですから、この試合の場合は…見当がつきませんね。
うっかりマドリーが優勝してしまったときのために、クラブはシベーレス広場に選手たちが乗るステージを作る準備をするようです。しかしここでショッキングなニュースが。なんとシベーレス広場の女神像に登ることができるのはラウルだけ。しかもクレーンで連れて行かれてマフラーと旗を括りつけてくるだけ。名誉作業員。MARCAの記事ではなぜラウルだけなのかわかりませんでしたけど、02/03シーズンに優勝したときは確か誰も上らせてもらえなかったはずです。理由は女神像が老朽化してるから、と…。今回も同じ理由ではないかと推察されます。危険だから仕方ないですけどちょっとつまらない。ま、すべてはうっかりマドリーが優勝してしまった場合の話です。

この時のための交渉能力
あと1試合、マドリーはマジョルカ戦を残すのみ。勝利を疑わないベルナベウのマドリディスタたちの前で、全力でこの試合に臨むことになります。が、心配なのは戦力がどこまで揃うかということです。
まず負傷者。ミゲル・トーレスはサラゴサ戦の試合前に大腿部の筋肉を痛めてしまったようです。程度も間に合うかどうかも現時点では不明。それからベッカム。やはり無理をして出場していたのではないでしょうか。後半頭にイグアインが出てきたときはベッカムを代えるのだと思っていましたが、交代することなくフル出場。でもキックの精度は良くなかったし結局まともに動けない状態になってしまった。間に合うかどうか、こちらも不明です。
それから各国の代表選手。17日にシエラ・レオネ戦があるマリ代表のディアッラ、コパアメリカの準備に入らなければならないロビーニョとガゴ、U-20世界ユースのマルセロとイグアイン。マドリーは各サッカー協会に働きかけて召集を待ってもらうように頼んでいるようです。それでも現時点ではディアッラはマジョルカ戦に出場できない可能性が高く、残りの南米組は微妙な状態。こんな時のために、これまで培ったマドリー的交渉能力を生かしてほしいところです。もっともあまり交渉能力が高いとは思えないこともしばしばあるわけですが…。
この他にエルゲラが出場停止。仮にミゲル・トーレスが間に合わないとバックラインの層が寂しい感じになります。ピボーテはエメルソンと…ガゴまで連れて行かれたら大変。今のところアルゼンチン組は大丈夫ではという話も出ていますが、ディアラにガゴまでいなくなったらピボーテは……クラブは本気で懇願して頂きたいと思います。

最終節の日程
6月17日(日)17時(日本時間24時)

セルタ vs ヘタフェ
ラシン vs ベティス
ビルバオ vs レバンテ
エスパニョール vs デポル
バレンシア vs ラ・レアル
6月17日(日)21時(日本時間28時)
マドリー vs マジョルカ
ナスティック vs バルサ
セビージャ vs ビジャレアル
オサスナ vs アトレチコ
レクレ vs サラゴサ

残留争いともう何もないカードを早い時間に、遅い時間にUEFA圏内争いと優勝をかけたカードの2段階一斉開催です。

落ち着いて

2007-06-10 22:29:30 | football
今朝の興奮もさすがに鎮まり、また書くことが出てきていますので記事を刷新。

バレンシアは自滅か?
06/07 Liga Espanola 1a division Jornada 37
Levante UD 4-2 Valencia CF



MARCAのリーガ映像も国内アクセスのみになってしまい、ようやく先ほど別のところで短いハイライト映像を確認しました。よくわからないところも多かったですし、ハイライトだけでどうこう言うのもおかしいですが、自滅としか言いようがない気がします。ペナルティを与えてしまった場面は、クーロ・トーレスの不用意なバックパスがペナルティエリア内にいるサルバに渡り、慌ててカニサレスがスライディング、引き倒し、ロハ。下の記事ではたった10分で代えられたクーロに同情してましたが、あんなプレイをされれば確かに即交代かもしれない…。さらにどの失点かわかりませんが、ペナルティエリア内でのアルベルダのクリアが相手に渡ってしまう。アジャラさんは、ジャンプしながらボールを蹴った脚がサルバの腹部に入り、ロハ。故意ではなかったと思いますが、確かに獲られても仕方がないプレイではありました。アジャラさん、あれがバレンシア最後のプレイだなんて…。
シュート数はレバンテ17:バレンシア5だったそうです(ASより)。最後8人になった時点で、フィールドにいたのはアルビオル、デルオルノ、アルベルダ、ホアキン、ビジャ、ガビラン、バラハ。どんなフォーメーションを組みどんなふうに耐えたのか。ちょっと気になります。
シーズンの集大成となるはずのこの時期ですが、シーズン中の過酷さに耐えてきた分、目標がなくなり終わりが見えるとこんなにも脆くなってしまうのか。次節、メスタージャでのレアル・ソシエダ戦。2試合続けて期待を裏切られているファンに有終の美を見せて、アジャラさんをきれいに送り出してほしいです。


スーペルの記事。アジャラの悲しい別れ。
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シウタ・デ・バレンシアの時計は52分を指していた。アジャラは、数年前のチームメイトだったサルバ・バジェスタとボールを競りに行った。アジャラはここで足を上げすぎた。下ろした彼の脚はサルバの太腿に入った。レフェリーのクロス・ゴメスはファビアン・アジャラの元に行き、迷わずレッドカードを示した。

この試合は特に重要なものではなかった。しかし昨夜そのレッドカードは、アジャラが2000/2001シーズンにサインして以来7年間を過ごしたバレンシアCFでの生活に別れを告げるということを意味した。アジャラが次節レアル・ソシエダ戦に出場できるかどうか、AFA(アルゼンチンサッカー協会)の公式見解は未決の状態だった。その試合は、アジャラがバレンシアのユニフォームを着て、メスタージャの観客の前で最後に戦うはずのものだった。イエローカードが1枚出ればカード満期で出場停止となる状態であることから試合への出場は見込めず、レッドカードでは言うまでもない。AFAはこのような事態を予測していなかっただろうが、これでバレンシアとのやりとりをしなくて済む。アジャラは出場停止となり、昨夜のレバンテのスタジアムでの試合が彼がバレンシアニスタのユニフォームを着た歴史のラストゲームとなることだろう。来月7月1日から、アジャラは新しいビジャレアルの選手となる。何ヶ月も前に、この先3年間の契約を結んだチームだ。その前に、おそらく火曜日に、シウダ・デポルティーバでアジャラはプレスカンファレンスを行い、彼のファンたちとの別れを行うようだ。
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なんともやりきれない幕切れです。


第37節終了

上位3クラブの位置関係は変わりません。次節、マドリーは勝てばもちろん優勝。引き分け以下の場合は他のチームが勝ち点を積まないことを祈るのみです。バルサが優勝するためには勝った上でマドリーが引き分け以下か、引き分けてマドリーが負けセビージャが引き分け以下。セビージャは勝った上でマドリーが引き分け以下、バルサの負けの場合。ややこしい…。
UEFA杯圏内もまだ決まっていません。さらに降格する残り2クラブも決まっておらず、ベティス、ビルバオ、セルタ、ラ・レアルが残り1試合にプリメーラ残留をかけます。勝ち点で複数クラブが並んだときにどうなるかは…もうわかりません。どのクラブもほんの数年前はCLやUEFA杯に出場していたチームです。何かのバランスが崩れるといっきに沈んでしまう、厳しい戦いです。

嵐の後

2007-06-10 06:11:18 | football
マドリーのみならず他クラブの結果にも触れます。放送待ちの方はご注意を。
とりあえず開始2分で先制され、開始8分でカニサレスがいなくなり、せっかく久しぶりに出場のチャンスをもらえたクーロが10分でビュテルに交代になり、さらにはアジャラさんにマルチェナまで退場し、結局4-2でレバンテに敗戦終了、と散々なバレンシアのためにパエージャ画像総集編。アジャラさん、最終節どうするんですか。



ライブで見てしまいました。

06/07 Liga Espanola 1a division Jornada 37
Real Zaragoza 2-2 Real Madrid

マドリーの得点:ファンニステルローイ(56,89)
サラゴサの得点:ディエゴ・ミリート(31=PK、64)

先制を許し、いったん追いつくも離され、早い交代になったラウルはベンチで苦悩しているし、交代で出てきたグティはほぼ行方不明だし…勝てそうな雰囲気がない。しかも入ってくる途中経過では、バルサはメッシのハンドボールだのなんだので勝ってるし…もうだめかと思った、2度目のエンパテまでは。終了間際に起死回生の同点ゴール。さらにはベンチが突然大騒ぎ。飛び跳ねて喜んでいるロビーニョ。それまでリードされていたエスパニョールが終了間際で引き分けに持ち込んだのでした。
あああああああもうすごい、すごい。なんでしょうね、この展開は。なんかもう呆然として文章がまとまりません。ともかく結局上位3チームの位置関係は変わらないまま最終節へ。これこそリーガ・エスパニョーラ!

上位3チームの経過
サラゴサ 2-2 マドリー バルサ 2-2 エスパニョール マジョルカ 0-0 セビージャ

29分:タムードの先制ゴールが決まった!バルサ0-1エスパニョール
32分:タムード!!!と喜んでいたらエルゲラがペナルティを取られた。D・ミリートのゴール。サラゴサ1-0マドリー
43分:メッシの神の手ゴール。神の手っていうか要するにハンドが見逃されたと…。バルサ1-1エスパニョール
ハーフタイム:非常にいやーな予感。
57分:ルートのゴール!エンパテ!!サラゴサ1-1マドリー
57分:なんと同時刻にメッシのゴールが決まっていたことを知る。バルサ2-1エスパニョール
64分:速攻、アイマール→D・ミリート、決められる。手で顔を覆うイケル。状況はかなり厳しい…。サラゴサ2-1マドリー
あまりパッとしないまま時間が流れる。ベンチでラウルが苦悩した顔で祈っている。ベッカムの脚が限界っぽい。せめて引き分けてほしい…。
89分:決まった!決めた!!ルート2点目!!!サラゴサ2-2マドリー
90分:しかもタムードが!!!!静まり返るカンプノウ。バルサ2-2エスパニョール
このまま各地終了。最後のほうは「!」な展開ばかりで疲れました。

一旦は手から滑り落ちたと思っていた首位はまだ手の中にある。ギリギリで引き分けに持ち込んだマドリー、気持ちは一気に乗っていくことと思います。最終節、勝つだけです。

嵐の前

2007-06-09 22:22:30 | football
今節は10試合中8試合が21時(日本時間28時)キックオフです。数字の上では今節でも優勝が決まります。マドリーがサラゴサに勝ち、バルサがエスパニョールに敗れ、セビージャがマジョルカと引き分け以下であれば。
もっともそんなに物事が都合良く行くわけはないと思われますし、何にしてもマドリーはサラゴサに勝たなければなりません。ラ・ロマレダということで、コパでぎったんぎったんにやられたこととか思い出してしまいそうですが、忘れましょう。代表戦の中断は確かにあまりありがたいものではありませんでした。ベッカムは怪我したし。しかしラウル、ファン・ニステルローイ、イグアインやグティ、レジェスなど召集なしの攻撃陣はだいぶ元気なはず。特にラウルとルート、期待しています。

なんかCLのセミファイナルの直前とか、そんな感じの気分です。要するに「うー緊張するー」という…試合まで何してよう。

入った

2007-06-08 20:35:03 | football


土曜日のレバンテ戦に向けたバレンシアの召集リスト。あれ?モリエンテスがリスト入り?全体トレーニングに合流するつもりだとしていた木曜日でも別メだったので、今週末はもう無理かと思っていました。一応メディカル情報ではトレーニングをコンプリートしたとのこと。…大丈夫なのかな。

●おまけ:ヒルデブラントがバレンシアを訪れたようです。本当に来るんだ~。


サラゴサ戦を前にしたラウルのインタビュー
昨日のものですが、ASより。
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Q:(サラゴサ戦は)どんな試合になると見ていますか?
R:リーガの特別な試合になる。口を閉じさせるために、僕たちはリーガを獲らなければならない。もし勝てたら、多くの人たちの口をふさぐことになるだろうね。

Q:サラゴサでチャンピオンになる可能性がありますが…
R:僕たちは特別な位置にいる。でもチャンピオンになるためには僕たちは残りの2試合両方に勝たなければならない。セビージャもバルセロナも勝つだろうからね。

Q:マドリーは?
R:終盤の勢いは失われた価値を回復するのに役立っている。僕たちには力があり、プライドがあり、団結心がある。

Q:あなた自身はどのように感じていますか?
R:満足しているよ。自分らしいポジションでプレイできず、僕のレベルは落ちていた。終盤になって僕は自分らしい場所でプレイできている。僕がプレイしなければいけないのはトップの位置で、そこでこそ僕は勝負できる。別のポジションでプレイしていたときは、うまく行かなかった。厳しい時期があった。

Q:カペッロがチームにもたらしたものは何でしょうか?
R:彼は僕たちが上がって来れたことに責任がある1人だね。僕たちの出だしは良くなかった。でも少しずつ僕たちは変化してきた。大変革があったとは思わないな…。

Q:ロベルト・カルロスがチームを離れるのは痛手では?
R:彼には素晴らしい去り方をさせてあげる必要がある。彼はマドリーの歴史上最高の外国人選手の1人だよ。

Q:ロナウジーニョはプレイするべきだと思いますか?
R:彼は退場処分を受けたね。でも彼がプレイしようがそうでなかろうが僕を悩ましたりはしない。僕はただサラゴサ戦のこと、僕のチームのことだけを考えている。
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対サラゴサ戦、召集リスト
PORTEROS: Casillas, Diego Lopez, Adan.
DEFENSAS: Ramos, Cicinho, Cannavaro, Helguera, Marcelo, Roberto Carlos y Torres.
CENTROCAMPISTAS: Guti, Gago, Diarra, Robinho, Beckham, Emerson, y Reyes.
DELANTEROS: Raul, Higuain y Van Nistelrooy.
ベッカムは別メニューでしたが、召集リストに入りました。ラウル・ブラボとメヒア、カッサーノが負傷中、サルガドとパボンが監督判断による非召集。


デンマーク 0-3 スウェーデン
UEFAの裁定が決定したようです。まず試合自体は0-3でスウェーデンの勝利となります。デンマークサッカー協会には61,000ユーロの罰金と続く4試合のホームでの試合開催の禁止。少なくともコペンハーゲンから250km離れた場所での代替開催を求められます。これに当たるのが9月12日のリヒテンシュタイン戦、10月13日のスペイン戦、10月17日のラトヴィア戦、11月21日のアイスランド戦。リヒテンシュタイン戦は無観客試合になる模様。これに対してデンマークサッカー協会側は3日間のうちに異議申し立てが許されます。場合によってはもう少し処分の軽減があるかもしれません。
さらに騒動の発端の1つ、ポウルセンに対しては3試合の国際試合出場停止の処分。このうち1試合は既に水曜日のラトヴィア戦で消化済みです。


FIFAウィルスの影響
リーガ終盤に挟まった各国代表戦の影響を一番受けたのはどこ?というMARCAの記事。結論から言うとセビージャのようです。マリ代表のカヌーテとロシア代表のケルツァコフが共に負傷して帰ってきました。カヌーテが右膝の靭帯を痛め、ケルツァコフは足首の捻挫。さらにセルビア代表のドラクチノビッチとポルトガル代表のドゥダも打撲を負って帰ってきたようです。結局カヌーテとケルツァコフは週末のマジョルカ戦には召集されませんでした。セビージャ、FWを2枚欠いた状態になります。
マドリーはベッカムの負傷は伝えられているとおり。それ以外には特に問題はないようですが、全員が揃って一緒にトレーニングができたのが本日金曜日のみ。セルヒオ・ラモスとカンナバーロは2試合にフル出場して帰ってきました。ミゲル・トーレスはU-21の試合でグルジアから、マリ代表のディアラはベニンから、イケルとセルヒオラモスはマドリー→ラトヴィア→マドリー→リヒテンシュタイン→マドリーの移動。お疲れ様です。
怪我人は出さなかったものの、バルサの選手の一部は移動が大変だったようです。MARCAは計13人の選手で100,000kmの移動だと書いております。エトオはリベリアとサウジアラビアで試合、ポルトガル代表のデコはクウェート、たぶん一番大変だったのがなぜかこの次期に韓国&タイと親善試合をしたオランダ代表のジオ。こちらもお疲れ様で…。

やはりウィルス

2007-06-07 20:11:15 | football
インターナショナルウィークが終わり、ラスト2試合、ファイナルストレート(スペイン限定)。代表選手の合流があるためか、今日のバレンシアのトレーニングは17時30分からだったりします。マドリーの方は通常通り午前11時から。

が、嫌なニュースが。後々情報が増えていくとは思いますが、現時点でのMARCAの記事より。
ベッカムは昨夜行われたエストニア戦で、左足首に打撲を受けた。これにより左足首内側側副靭帯を捻挫。今後48時間経過を観察し休養を必要とする。ベックスはサラゴサ戦をあきらめてはいないが、非常に厳しい状況にある。
現時点で明らかなのは、ベッカムが最終的にラ・ロマレダに至るまでにできる限りのすべてをするつもりであるということ。2日間はボールに触ることができず別メニューであるにも関わらず、ベッカムはサラゴサに移動する可能性が高く、そこでプレイできるかどうかの判断を行うようである。現在先発に復帰しマドリーの重要なカギになっているベッカムは、リーガのタイトルを獲ってチームを離れることのみを考えている。
ベッカムはEURO2008予選のエストニア戦で足首に打撲を受け負傷した。それにも関わらずベックスは代表にとって重要な試合のためほぼ1時間に渡ってピッチに立ち、負傷を悪化させた。この試合でイングランドは0-3の勝利、ベッカムはアシスト2つを記録しておりグループにおけるイングランド代表の暗い未来に光を指している。




またMARCAが大げさに騒いでいるだけならいいんですが…FIFAウィルスと言われるわけです。
もっとも記事にあるように半分くらいはベッカム本人にも責任があるように思います。負傷している、調子が良くないのに重要な試合だからと出場し続けるのはベッカムの悪い癖。責任感があると褒められなくもありませんが、それでチームのペースを乱しチームプランを狂わせるわけですから…ま、もう言っても仕方がない。イグアインとかシシーニョとか、代わりに右サイドで先発できる選手がいないわけではありませんが、この重要な瞬間にベッカムは必要不可欠です。間に合うと良いのですが。

リヒテンシュタイン戦

2007-06-07 05:55:38 | football


EURO2008 Qualifying round Group F
Liechtenstein 0-2 Espana

スペインの得点:ダビド・ビジャ(8,14)

予想先発とは少々違いまして、再びイニエスタが先発。GKはレイナでした。
GK:レイナ
DF:セルヒオラモス、ハビ・ナバーロ、マルチェナ、カプデビラ(52、アントニオ・ロペス)
MF:セスク(68ルイス・ガルシア)、シャビ・アロンソ、ホアキン、シルバ(77、ソルダード)、イニエスタ
FW:ビジャ


カピタンホアキン!キャップ数からいえば確かにそうなんですが…変に感慨深い。

試合はラジオで聴いてました。1点目は準備が間に合わなくて「もう入ったのかー」と思っていたらすぐに2点目が。おっちゃんたちがチレーナチレーナと騒いでいたのですが、本当に決めたんですね!マラビジャ!

は、いいんですが。その後一切「ごーーーーる」が聞けませんでした。最後にはビジャがペナルティをちょっとナニしまして…いいのそれで。リーグ戦とかトーナメント戦ならこれでいいですが、場合によっては得失点差も重要になるのに。録画放送待ちですが、シュート25本で2点。うーん…。



それでも暫定2位。北アイルランドが1試合少ないのは気になるところですが、ようやくEURO出場権まで上がってくることができました。
この順位表ではまだデンマークvsスウェーデンの裁定結果が反映されていないのですが(金曜日に決定の予定)、仮に没収試合扱いになるとスウェーデンが+2の18、デンマークが-1の10になります。どうなったらスペインに都合が良いのか図りかねますが、現時点では、スウェーデンが1位で突き抜けスペインが自力で2位を確保する、というのが有り得そうなシナリオのように思います。非常に勝手な考え方ではありますが。
この先は9月にフエラのアイスランド戦、カーサでラトヴィア戦、10月にフエラのデンマーク戦、11月に最重要のカーサでのスウェーデン戦、北アイルランド戦が残されています。


さて、リーガだリーガ。



朗報
WOWOWサッカースペシャル「横浜F・マリノス vs バレンシア」放送中止のお知らせ

7月のバレンシア来日の中止が正式に決まりました。良かった、というのが正直な感想です。ギャラも良くなかったようですし、CL予備予選もあるし、正直なところマドリーが来た最初の1、2年の頃ほどの盛り上がりもないだろうし、無理して日本に来る理由はどこにもありません。手術をする人はして、他の選手も涼しくて静かなところでじっくり身体を作って、来シーズンに備えるのが一番です。なにしろ中止の理由が「多数の怪我人発生によるチームコンディションの悪化のため」ですからね。養生しなければ。

イスタンブールへ

2007-06-06 21:24:52 | football
ロベルト・カルロス from MARCA
本当のことを言うと、レアル・マドリーとサインした日のことを思いだして僕は感情的になっているんだ。まるで何かが抜け落ちたようだけど、でも僕はすべてを出し尽くしてリーガを獲りにいくつもりだ。スペインとレアル・マドリーに感謝を贈るよ。僕はスペインに戻ってくるつもりだ。この国に関わり続けていきたいからね。将来は監督をしたいし、そうするとしたらスペインのチームでやるつもりだよ。
そう、僕はトルコ、フェネルバフチェでプレイするつもりだ。僕の移籍に関して最も興味を持ってくれたクラブだし、彼らが発展させようとしているプロジェクトを僕に説明してくれた。彼らは頻繁に僕と話しをしてくれたし、とても重要なことでそれで決断したんだけど、ジーコが監督をしていることもある。イタリアやイングランド、それ以外の国からも重要なオファーはあった。でもフェネルバフチェは成長を続けることを望んでいるし、僕もそれを手助けしたいと願っている。僕は良いタイミングにあると信じている。以前にも言ったけれど、レアル・マドリーが新たなサイクルに移り他の選手たちが来ることができるような、そういう手助けを僕はしたかったんだ。


ロベルト・カルロスのフェネルバフチェへの移籍が決まりました。フェネルバフチェ公式サイトに載りましたし、上の記事にあるように本人が認めました。火曜日のうちに代理人がイスタンブールへ飛んで契約を済ませ、ロベルト・カルロス自身もファックスでサインを済ませたそうです。契約は3年。
時々あったように、「でもやっぱりマドリーに残る」はもうないんでしょうね。「後進にチャンスを」という潔さが彼らしいけれど、いざ決まるとやっぱり寂しいです。あと2試合しかない。でもシーズンが終わる前に決まったのは彼のためにも良かったです。フェネルバフチェ、ジーコを初めブラジル人選手が何人もいますから、馴染みやすいのも良かったかもしれません。

ぜひタイトルを獲って送り出したい。



バレンシアでは

欧州組より1日早く国際親善試合を終えたアルゼンチン、ブラジル。アジャラさんが本日トレーニングに復帰しました。彼に残されているのもあと2試合。

オフィシャルがモリエンテスの回復トレーニングの様子を載せています。昨日のインタビューでは(ちゃんと読めませんでしたが)、残り2試合のうち少なくとも1試合は出場したい、良い感触を持ってバカンスに入りたい、と言っていたモリエンテス。まだ全体トレーニングとは別メでの調整を続けています。昨日までは、室内トレーニング+ランニング、ダッシュだったのが、今日のトレーニングではボールに触ることができた様子。残りの2日間で、負傷箇所の感触を確かめて週末のレバンテ戦への出場の可否を決めるようです。スペイン代表組、特にビジャが疲労して帰ってくるでしょうから出場できればいいのですが…昨日のインタビューの様子では、レバンテ戦は難しそうです。とにかく不安がない状態になってほしいです。辛いなあ。


数時間でキックオフ:リヒテンシュタイン戦
格下相手とはいえ、というか格下だからこそ気を引き締めてしっかり勝たなければいけないリヒテンシュタイン戦……を前にして、メディアの注目はプジョルとチャビのストッキングの折り方だったりします。



ラトヴィア戦でカタランのこの2人がスペイン国旗のカラーリングが見えないようにストッキングを折り返していたので、マドリード系を中心にメディアは大騒ぎ。チャビが故意にカードをもらってバルサに戻ってしまったのもあいまって、余計に騒ぎになってしまいました。どう見ても偶然ではなく意図があってこう折ったんでしょうけど、とりあえず今はそんなこといいじゃないですか。主義主張は自由だし、目の前の試合に集中しなければ。
…といかないのがスペインですね。さらに今のところアラゴネス監督はプジョル&イニエスタ、残されたバルサの選手を先発させない様子で、さらにマドリー系メディアは…もういいや。予想先発いきましょう、先発。



el mundoより。当初はセスク&シャビ・アロンソのドブレピボーテの可能性があったのですが、回復の程度が十分ではないのか、今のところ守備的ピボーテはアルベルダになるようです。筋肉の負傷から回復したシルバとホアキンを両サイドに置き、トップはビジャとソルダードorルイス・ガルシアのどちらかになりそうです。CBで外れる見込みのあるプジョルの代わりはセビージャのハビ・ナバーロ。今後の試合に何もかかっていないバレンシアの選手は使いたい放題です。

行くひと来るひと

2007-06-05 23:50:45 | football
いつもの騒動
今日は朝から(個人的に)重要なサッカー関係ニュースが入ってきました。バレンシアでもマドリーでも代表でもなく、モナコ。ロラン・バニード監督が解任されたのでした。
バニード監督は元はスタッフというかアシスタントコーチのような存在でした。06/07シーズンは、ラズロ・ボロニ監督でスタートしたのです。ところがASモナコはすごかった。開幕10試合を戦って、2勝1分7敗。最下位にまで落ちました。ボロニ監督は解任され、おそらくは一時的の予定でバニード監督が後を引き継いだ。結局バニード監督はそのままシーズンが終わるまでチームを率いました。バニード監督就任後はチームも徐々に調子を取り戻し、特に後半戦だけで言えばリーグ4位の安定した成績。もっとも負けないけれども勝ちきれない、引き分けが多めであったりはしたんですけどね。グダグダで13位~15位辺りが定位置だったのに、最終的にシーズンを9位でフィニッシュすることができました。バニード監督の契約はもう1シーズン残っている。そのままチームを立て直してくれれば…

と、思ってたんですが。だめでした。クロード・プエルだのジャン-ピエール・パパンだのと後任監督の名前がマスコミに噂され、バニード監督はフロント陣に不信感を抱いていました。それでも先週金曜日に両者は会談を持ち、クラブ側はバニード監督に1シーズン残っている監督としての契約をまっとうすることと、契約が切れるアシスタントコーチに代わってジャン・プティ氏の就任を打診しました。ジャン・プティ氏はASモナコFCに長いこと関わっているスタッフ。エマニュエル・プティのパパです。バニード監督は即座の回答を保留し、72時間の猶予を申し出ました。ところが月曜日になって、バニード監督がクラブ側の申し出を受け入れると言ったところ、クラブ側は、情熱が見られない、行動が相応しくない、というよくわからない理由でバニード監督を解任してしまいました。
さらに、後任の監督がボルドーのリカルド監督にほぼ決定しているようなんですね。リカルド監督は既にボルドーを辞任したそうで…契約継続の話をしながら後任監督に打診して回っていたわけです。

さすがに今回のフロントのやり口はずいぶん強引に感じました。どうもASモナコFCというのは、ミーハーというか有名どころの監督、選手でなければ気が済まないところがあるようです。おまけに我慢が効かない。継続性がない。
さらにバニード監督は守備的MFを3枚置くような手堅いところもあって、華やかなサッカーを見たいらしい某大公殿下はあまりバニード監督のサッカーをお気に召してないなんて噂もありました。会長やフロントの中には大公家と(どんな関係か知りませんが)つながりのある人がいるようですし、縁故関係も多い。プティ親子もそうですし、実はバニード監督の父親も過去にASモナコで監督経験があり、今回契約延長されなかったアシスタントコーチはバニード監督の義理の兄弟らしい。ASモナコFCというのは、純粋にフットボールクラブというにはかなり微妙なところもあるようです。


大交換会
さて、ASモナコFCはバニード監督を解任。ボルドーを辞任したリカルドの就任濃厚。しかし今シーズンオフのリーグ・アンは監督の交代がすごいことになっています。

リヨン out:ウリエ→in:アラン・ペラン(ソショー監督)
ソショー out:アラン・ペラン→in:フレドリク・アンツ(ル・マン監督)
ル・マン out:フレドリク・アンツ→in:未定
サンテティエンヌ out:イヴァン・ハシェック→in:ロラン・ルセイ(アシスタントコーチ)
モナコ out:ロラン・バニード→in:たぶんリカルド(ボルドー)
ボルドー out:リカルド→in:未定
ランス out:フランシス・ジロ→in:ギィ・ルー(隠居)

交換すればいいってものでもないと思うのですが…。ここで驚きなのがランスの新監督。オセールで1961年からずーーーーーっと監督を務め2005年に勇退したギィ・ルー御大が現場に復帰。サッカーの現場から離れられない人なんでしょう。監督の交換会がひと段落した後は、選手の交換会が始まるはずです…。

ふくよかなお腹と帽子がトレードマークのギィ爺ちゃん



決着がつくか?
今のところel mundoでしか見ていない記事ですし所詮噂だとは思いますが、バレンシアのニュース。これによると、ソレール会長は現リバプールのスポーツディレクターであるエドゥアルド・マシア氏に復帰を要請している模様、とのこと。マシア氏は2シーズン前までバレンシアでソレール会長の個人アドバイザーだったひと、だそうです。

…ということで「Quique o Carboni?」論争に結論が出るかもしれないニュースでした。もっともマシア氏は(お金持ち)リバプールとの契約下にあるわけですから、連れてきたいと言ったところで相当難しいことだとは思いますが。


できたら
本日の公式インタビュー当番はモリエンテスでした。できたら載せます。


文句があるならどうぞ
以前記事にしたとおり、リーガ第37節は大部分が土曜日21時一斉開催です。では某W様の努力の跡を見てみましょう。

第37節放送予定
サラゴサ vs マドリー
6月9日(土) 深夜3:55 WOWOW3(193ch) 唯一ライブ
6月9日(土)深夜4:55 WOWOW(BS-5ch/191ch) なぜか1時間遅れで同じカードをON AIR!
6月11日(月)午後6:00 WOWOW(BS-5ch/191ch)

バルセロナ vs エスパニョール 《バルセロナ・ダービー》
6月10日(日) 深夜1:55 WOWOW3(193ch) 約22時間遅れ
6月11日(月) 午前6:15 WOWOW(BS-5ch/191ch) 約26時間遅れ
6月12日(火) 午後6:00 WOWOW(BS-5ch/191ch)

マジョルカ vs セビージャ
6月10日(日) 深夜3:58 WOWOW3(193ch) 約24時間遅れ
6月11日(月) 午前8:18 WOWOW(BS-5ch/191ch) 約28時間遅れ
6月12日(火) 午前5:30 WOWOW(BS-5ch/191ch)

ビジャレアル vs ビルバオ
6月11日(月) 深夜0:00 WOWOW3(193ch) 計算するのも面倒くさいわ
6月12日(火) 午後0:30 WOWOW(BS-5ch/191ch)

努力の跡も見られないどころか、リーガファンにケンカを売ろうとして構成したようにすら見えてきます。私はW3は見られないので土曜のうちにマドリーの試合があるのはありがたいですが、なんでW3と1時間差で同じものを放送するんでしょうね。チャンネル複数持っている意味ないじゃない。さすがにここに来てバレンシアは放送カードからはずされました。ま、これは仕方がない。もう何もかかってませんからね。UEFA杯を目指すビジャレアルと脱降格を目指すビルバオのカードは面白くなる・・・かもしれません。この点だけ評価。

欠席中

2007-06-04 21:22:58 | football
バレンシアは3日間の全体休暇を取った後、本日からトレーニング再開。でしたが、通常トレーニングを行った選手の中にはモリエンテスの名前が見られません。負傷から1ヶ月以上になります。まだまだ治らないようです。(Tvviのニュースでは、まったく別でダッシュをしていました。とりあえず走ることはできると。)
他にポルトガル代表の試合で先発出場したミゲルが試合途中に負傷。筋肉を痛め、おそらく今シーズンの残りはアディオスではないかとの報道が出ています。確かに残りはもうそれほど大きな意味はありませんし、クーロ・トーレスもいるしで困らないとは思うのですが、代表に出すたびに誰かが負傷を負って帰ってくるようでは…キケの発言が厳しくなるわけです。シーズン終了間際で疲労がたまり、短い期間で長距離移動、トレーニング、試合をこなさなければいけないインターナショナルウィーク。選手は負傷の危険と背中合わせです。


それはスペイン代表でも
MARCAがトップページに大きく出したのがXabi Alonsoの名前。ラトヴィアからスペインに戻ってきて日曜日を休養に当てた後、水曜日のリヒテンシュタイン戦に向けて再びトレーニングを再開したスペイン代表。そこでシャビ・アロンソは、ボールを使ったワークセッション中に足首を捻ったようです。さあ大変。
…ま、問題ない負傷だったようです。ドクターによると程度の軽い捻挫でケガと言うほどのものでもない、とのこと。それほど心配する必要はないようで良かったです。なにしろ計画的タルヘタゲットでチャビはもうバルセロナに帰ってしまったそうですから、中盤が手薄になりかねないところでした。もっともチャビに関しては、アルベルダが「それで代表の試合が良くなるか悪くなるかは評価できない。でも自分にはインテリジェントなやり方だと思える」、アントニオ・ロペスも「良いことだよ」と、件の行動については支持を得ているようです。チャビの代わりはセスクの予定。アルベルダに代わってシャビ・アロンソが先発するかもというニュースもありますが、今日の時点では負傷のこともあってまだわからないでしょう。
他の気になる代表負傷者は、バレンシアの両翼。ラトヴィア戦前に足の指を打撲していたホアキン(柱の角にでもぶつけたんだろうか)、筋肉に問題があったダビド・シルバ、共にトレーニングに復帰しました。特に問題もないようで、水曜日の試合では2人揃って登場するかもしれません。
この日は、シウダ・デル・フットボルをドナト(元デポル)が訪れたり、レイナのパドレ、ミゲル・レイナ氏がトレーニングを見学していたり…。


デンマーク-スウェーデンは?
ハイライトの短い映像で見ただけでしたが、
1)デンマークゴール前で、スウェーデンの誰かがデンマーク&セビージャのポウルセンに何かした。
2)ポウルセン、その選手の腹をどついて報復。
3)レフェリー、ポウルセンに赤紙。
4)揉める。
5)気がついたらデンマークのユニを着たファンが乱入、審判をどつく。デンマークの選手たち、必至で乱入者を止める。
6)審判、試合の中断を宣言。
画像集

こんな感じだったようでした。これが3-3でスコア決定とするのか、後日やり直しになるのか、没収試合でスウェーデンの勝ちになるのか、裁定はまだ決まっていません。デンマークのサッカー協会は没収試合の覚悟をしているそうですが、現時点ではまだ決定が下りないため10月に予定されているデンマークvsスペインの入場券の売出しを延期すると発表。この試合は無観客試合になる可能性があるからだと思われます。
ちなみに問題の原因のひとつと言えないこともないポウルセン、コメントがsports.frに載ってました。
「チームと観客に申し訳なく思っている。これまで自分がしてきたことの中で一番バカげたことをしてしまった。いつかは逆転できたのに(この文曖昧)。何の説明もできない」

ラトビア戦

2007-06-03 05:48:57 | football

EURO2008 Qualifying roung Group F
Latvia 0-2 Espana

スペインの得点:ビジャ(45)、チャビ(60)

ラジオとネットの映像をざっと見ただけだったので後で放送を見直しますが、とにかく勝ちを積み上げることが重要。良い結果が出せました。
先発はホアキンが微妙なようでアングロが右サイド。シルバは回復が間に合わずルイス・ガルシアが初キャップ。先制するまで時間がかかりましたが、前半終了間際の良い時間帯にアングロからクロスが入り、ビジャが押し込む。後半にはホアキンが交代出場し、ソルダードも初キャップを記録。チャビのゴールはミドルレンジからのゴラッソ。


気になるのはグループFの他の対戦。アイスランドはリヒテンシュタインと引き分け。一番気になるのはデンマークvsスウェーデン。3-3で試合が進んでいたのですが、デンマークのサポーターが乱入し、審判が試合打ち切りを決定。没収試合でデンマーク側の責任が認められたら、スウェーデンが0-3の勝ちになります。スウェーデンに勝ち点が3も入るのは困るんですが…。とりあえず今のところuefa.comでは、引き分けのまま試合終了で双方に勝ち点1が入っているようです。


チャット

2007-06-03 04:54:40 | football
昨夜のモリエンテスとチャットしよう企画は現地時間17時30分から30分間に渡って行われていました。全部でQ&Aは47個。さすがに全部訳して載せるのは大変そうなので、読みやすそうなものだけ。

自身のこと。
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Q:あなたが若くしてプリメーラにデビューしたアルバセテでのことをどう思いますか?
M:僕には夢のようだった。16歳で移籍して、1年しないうちにプリメーラでデビューしたんだ。

Q:キャリアにおいて最高の時と最悪の時は?
M:最高の時は僕がプリメーラでデビューした時、それから代表にデビューした時。最悪なのは、5年前に鼠径部を痛めて手術した時だ。

Q:キャリアを終わるつもりなのはいつでしょうか?
M:今の時点ではバレンシアで終わりたいね。高いレベルで終わりたいと思ったらそうなるし、他のところで続けるとしたら今僕が手にしている程のものは要求できなくなる。

Q:あなたのベストゴールは?
M:たぶんW杯のパラグアイ戦で頭で決めたゴールだ。決定的で重要なものだった。

Q:ベストシーズンは?
M:おそらくマドリーにいた時だろう。そしてその後のモナコのシーズン。
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自身の移籍に関して。バルサ、そんな噂が出たこともありました。
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Q:バレンシアに移籍したとき、本当にベストパートナーを見つけられると思いましたか?それからシルバとの関係はあなたにとって良いものですか?
M:バレンシアに来て、できることを示したいと思っていた。それまでの1年半はとても良い物というわけではなかったから。でも幸運なことに、ラウルとやっていたときと同じようなパートナー、ビジャがいた。それからシルバはとても素晴らしいよ。

Q:マドリーに復帰することはありますか?
M:マドリーは多くの愛情を持っている。でも現時点での僕の考えはバレンシアで引退することだ。

Q:いつかマドリーに戻りたいと思っていますか?
M:選手としてはもうないよ。おそらく将来には別の道があるかもしれない。

Q:どうしてバルサに移籍しなかったんですか?ライカールとのシステムにパーフェクトにフィットしたと思います。
M:バルサは本気で僕に興味を持っていなかったし、合意にも至らなかったからだよ。
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タイムリーな話題、代表のこと。
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Q:代表がタイトルを取れないのは何が欠けているからだと思いますか?クオリティ?力?運?
M:運もそうだし、この国ではクラブよりも代表が重要だと考えることが欠けている。この国の人たちの文化は、まずクラブでそれから代表なんだ。

Q:今回の代表の2試合で重要な選手は誰になりますか?
M:バレンシアの選手に期待してる。ビジャかシルバだね。

Q:代表のシルバをどう思いますか?彼はもうギャラクティコの選手?
M:その言葉を好きだったことはないな。諸刃の剣だよ。彼は多くの力を示している21歳の選手だ。非常に素晴らしい現在と素晴らしい将来が彼にはある。

Q:ルイス・アラゴネスはスペイン代表監督にふさわしい人物だと思いますか?
M:現時点ではイエス。

Q:今回の代表召集は負傷で外れたわけだけれど、次の召集では入ると思いますか?それからルイス・アラゴネスがラウルを召集しないことについてはどう思いますか?
M:怪我が治ればうまくやれるだろう。まずはチームのために、そして次のチャンスを期待している。ラウルに関しては、僕は彼を代表で見たいと思っているよ。
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親友だと公言しているラウルについて。グティの発言もあってか、こちらもタイムリーな話題のようです。
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Q:ラウルはいつでもスペイン人のベストプレイヤーですか?
M:僕にとってはイエスだ。彼の記録は見たことがないけれど、僕にとってはイエスだよ。でも最高のというとたくさんいるだろう。人によっては他の選手を上げることもできるだろうけど、僕は彼とプレイした。間違いなくベストプレイヤーの候補だと言える。

Q:代表にラウルはいるべきだと思っていますか?実際には、ゴールランキングではラウルより上にいる選手は11人(トーレス、ビジャ、タムード…)いるわけですが。
M:僕にとってはイエスだ。いつでもそう言ってきたよ。彼はピッチの中だけではなくピッチの外でもチームに貢献する。特別な才能を持った選手なんだ。

Q:ラウルはあなたのベストフレンド?
M:間違いなくベストだ。

Q:ラウルが代表にいないのは…?(「恥だ」というグティの発言を踏まえて)
M:そこまで言わないけど、友人として仲間として、僕は代表にいる彼を見たいよ。
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バレンシア、リーガ・エスパニョーラについて。
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Q:なぜバレンシアは決定的な部分で失敗するように、バルサやマドリーのようなビッグクラブのメンタリティがもてないんだと思いますか?
M:時にはそういうこともある。でもバレンシアがリーガを獲った時は、最初は不利な状態からリーガ獲得まで持っていったんだ。

Q:リーガ・エスパニョーラとプレミアリーグの違いは?
M:イングランドのフットボールは接触が多くよりフィジカル中心だ。スペインはもっと落ち着いていて静かだね。

Q:リーガではあなたが以前に所属したサラゴサvsマドリーの試合がありますが、見たいと思いますか?サラゴサはUEFA圏内に入れると思う?
M:心が引き裂かれるようだね…サラゴサにはUEFA圏内に入って欲しい。マドリーとバルサを僕が選ばなければならないとしたら、僕はマドリーだけどね。

Q:リーガを取るのはどこだと思いますか?
M:僕はマドリーだと思う。現時点では自力でいけるからね。

Q:「キケかカルボーニか」についての意見は?どちらとも?
M:難しい判断だし、バレンシアでは今一番話題を集めているテーマだ。決断は会長のものだ。僕はどちらとも良い関係だよ。
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