ミドリ色の屋根は永遠に~René Simardに首ったけ~

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ギター演奏による”ミドリ色の屋根”

2012年04月20日 | ミドリ色の屋根
 商品化が決定してから、発売日の発表がまだの「GOLDEN☆BEST limited ルネ・シマール」。ソニー・ミュージック・ファクトリーの情報更新日は水曜日なので、18日には発表になると踏んでいたのですが…★
 日本で最後に発売された「モントリオール讃歌」からでも、すでに35年以上経っています。ルネ・ファンは待つことには慣れていますが、本当に発売になるのか不安になっているシマ姉です。

▲「ミドリ色の屋根」はオリコンチャート最高3位を記録 2回目の来日時、受賞したオリコンのトロフィーとともに


 guitarギター演奏による”ミドリ色の屋根

 「GOLDEN☆BEST limited ルネ・シマール」の予約締め切り日だった4月4日の朝、アラートで引っかかってきたのがこちら♪ 即決商品だったので即落札! クロード・チアリ氏のギター演奏による「ミドリ色の屋根。問屋からの取り寄せが遅れたということで、12日に届きました。


ゴールデン☆ベスト センチメンタル・クロード・チアリ
邦楽J-POP

■アーティスト: クロード・チアリ       
■発売日: 2003/03/19
■JAN: 4562109402070
■品番: MHCL-243
■種別: CD国内正規盤
■収録時間: 67分45秒
■販売元: ソニー・ミュージックディストリビューション

<収録曲>
 01. 夜霧のしのび逢い
 02. 白いギター
 03. 時の過ぎゆくままに
 04. 誰もいない海
 05. 宵待草
 06. ふれあい
 07. サルビアの花
 08. ミドリ色の屋根
 09. 赤とんぼ
 10. 想い出のセレナーデ
 11. 想い出まくら
 12. 湖の決心
 13. 浜辺の歌
 14. 別れの朝
 15. 北へ帰ろう
 16. 終着駅
 17. 今日でお別れ
 18. 絲綢之路 (シルクロードのテーマ)
 19. フレールディベール (冬の華)
 20. 夜汽車
 21. 夜霧のシルエット


 クロード・チアリ氏によるギター演奏で、ルネの歌とはまた違った「ミドリ色の屋根」の魅力が引き出されており、ルネ・ファン世代には馴染みの深い曲も多く収録されています。
 私が購入したすぐ後に、同じネット・ショップがヤフオクに同CDを出品していました。2003年発売なので、探せば入手可能かも知れませんね。
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『ミドリ色の屋根』のデモ・テープ

2011年12月10日 | ミドリ色の屋根
 本当なら、『ルネのサン・ティレールの豪邸』の第3話をアップするところなのですが、急きょ予定を変更して記事を書いています。

 何故なら、ルネの日本デビュー当時の凄い情報が飛び込んできたからです!!

 私がブログを開設して間もない頃、「ルネ・シマールの日本におけるデビュー曲『ミドリ色の屋根』には、女性歌手が歌ったデモ・テープが存在したという情報を、当ブログのゲスト様からいただいていましたが、それ以上のことは調べようがありませんでした。
 しかし、今週月曜(12月5日)、いつもチェックしているブログの紹介サイトに、このことについて書かれた記事が引っかかっていたのです。前日の4日にアップされたこの記事は、デモ・テープでピアノを担当した宮住俊介氏によって書かれた回想録でした!



 宮住俊介氏は、ルネが日本でデビューした1974年の4月にアルファ&アソシエイツ(後のALFAレコード)に入社し、制作ディレクタープロデューサーになった方です。
 ALFA時代は、ルネのファースト・コンサートに参加した深町純氏と吉田美奈子さん、 Y M O(イエロー・マジック・オーケストラ )をはじめとする数々のアーティストを担当。そして何と! ルネが歌ったアニメ『家なき子』の主題歌「流れる水のように」をプロデュース!!
 1984年3月にアルファ・レコードを退社してフリーランスとなり、1986年4月には(株)シュン・コーポレーションを設立。現在に至ります。プロデュースした主なアーティストは、伊東ゆかり、近藤真彦、TOKIO、南沙織、女子十二楽坊など。


 宮住氏はとっても気さくな方で、私の厚かましい申し出に答え、氏が書かれた「ルネ・シマール」の記事を、当ブログで紹介することを快く承諾してくださいました。


 さて、本題の「『ミドリ色の屋根』のデモ・テープ」についてです。

♪音楽担当:「K大ライト・ミュージック・ソサエティ」のレギュラー・リズム・セクションのメンバーによる、ドラムス、ギター、ベース(エディ河野氏)とピアノ(宮住氏

♪歌担当山本潤子さん(「赤い鳥」のメンバーで、後の「ハイ・ファイ・セット」のリード・ヴォーカル)

♪録音場所:STUDIO ’A’(芝浦にあったレコーディング・スタジオ)

♪録音日:1974年3月


 氏が書かれた記事はまだ続きますので、続きがアップされるのを楽しみにしています。

♪「ルネ・シマール」
 宮住俊介 音楽プロデューサー・Shun Miyazumi のエッセイ! / (株)シュン・コーポレーション
<ahref="http://blog.livedoor.jp/woodymiyazumi/archives/52230454.html">http://blog.livedoor.jp/woodymiyazumi/archives/52230454.html



 そして、宮住俊介氏がプロデュースしていらっしゃる男性4人のジャズボーカルグループ「jammin'Zeb(ジャミン・ゼブ)」は、12/2の生放送、NHK「~震災に負けない~お元気ですか日本列島」に出演していますので、ご存じの方もいらっしゃると思いますが、ルネの歌にも通じる魅力のあるグループです♪ 是非その美しい歌声をお聴きください。



♪jammin'Zeb official
http://jamminzeb.com/
♪wikipedia”jammin'Zeb”
http://ja.wikipedia.org/wiki/Jammin'Zeb 
♪YouTube”jammin'Zeb”
http://www.youtube.com/results?search_query=jammin%27Zeb&oq=jammin%27Zeb&aq=f&aqi=g1&aql=&gs_sm=s&gs_upl=46009l46009l0l50272l1l1l0l0l0l0l239l239l2-1l1l0

 いかがですか? とっても素敵でしょう♪

 宮住先生、この度は本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。今日からの名古屋遠征、お体に気をつけて行ってらしてください。


       ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪


 ルネの全曲集「GOLDEN☆BEST limitedルネ・シマールが、Sony Music Shopのオーダーメイドファクトリーにおいて復刻リクエスト投票100%を達成。2ndステージに進み、 2011年5月18日から2011年6月22日までから、12月14日までに延期になった予約受付期間も迫ってきました!
 2週間全く動かず、いよいよ頭打ちかと心配していましたところ、いきなりの4パーセントアップ。商品化決定まで62パーセントになりました。これも宮住氏のブログ記事のお陰です。 私たちもどんどん宣伝して、CD化を実現させましょう!! 


♪Sony Music Shop 購入予約はこちらからお願いします!
http://www.sonymusicshop.jp/m/item/itemShw.php?site=S&ima=5333&cd=DYCL000000362&lay=omf&link=cvAWWz0LzlQ-XvH18xZaSDMZWiALefsPwg
♪過去ログ「GOLDEN☆BEST limitedルネ・シマール」参照
http://green.ap.teacup.com/rene_simard/468.html

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ルネと”世界は俺が回してる”

2010年05月23日 | ミドリ色の屋根
 2009年12月23日発売のCD「世界は俺が回してる なかにし礼は、先に発売された同名小説のイメージ・サウンドトラックとして作られたものでした。
 小説の方は、東京音楽祭を世界的なイベントとして成功させ、音楽と女性に人生を賭けた元TBSのプロデューサー渡辺正文の波乱万丈の生きざまを当時の音楽とシンクロさせながら描いたなかにし礼の最新小説です。ルネ・シマールがグランプリとフランク・シナトラ賞を獲得した第3回世界大会を含む東京音楽祭のエピソードも書かれています。 今回は、小説の中から抜粋され、CDの小冊子に掲載された第3回東京音楽祭世界大会のエピソードのみを紹介いたします。もし、この記事を見て、小説の方を読みたいと思われた方がいらっしゃいましたら、是非お読みになってください。第1回からの東京音楽祭の裏話が興味深いですよ!


世界は俺が回してる ~ なかにし礼
2009年12月18日発売
単行本: 429ページ  定価1,890円
出版社: 角川書店(角川グループパブリッシング)

♪wikipediaなかにし礼
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%AA%E3%81%8B%E3%81%AB%E3%81%97%E7%A4%BC
♪なかにし礼 年表
http://www.nakanishi-rei.com/bio.html

伝説的仕事はいかにして成されたか?
 わがまま、厚顔無恥、破廉恥---。
 それでも、彼とその仕事は輝いていた。
 高度成長期、生まれたばかりのテレビ業界に飛び込んだ
 ”ギョロナベ”の奇跡を描く、痛快な長編小説。

昭和30年代、黎明期のテレビ業界に身を投じた一人の男がいた。
 己のセンスだけを信じ、音楽番組制作にすべてを賭けた彼の名は渡辺正文、通称「ギョロナベ」。剛腕プロデューサーはやがて、未曾有の大イベント「東京音楽祭」を成功へと導く。テレビ黄金期を駆け抜けた破天荒な男を通し、全ての日本人にエールを贈る、なかにし礼の新たな代表作!


 ▲グランプリ受賞後「ミドリ色の屋根」を歌うルネ・シマールと特別ゲストのシャーリー・パッシー

  
▲金賞受賞のザ・スリー・ディグリーズ(上段)
 銀賞受賞のブレダ・ペイン(下段左)とマリー・トラヴァース(下段右)



 イメージ・サウンドトラックCDの小冊子に掲載された小説本文とルネについての紹介は次のとおりです。
 
▲PassionSimardより

ルネ(1961/2/28~)は、カナダのポップス歌手。1971年にカナダでレコードデビュー。この「ミドリ色の屋根」は日本でのデビュー曲でオリコン最高位3位の大ヒット。


 昭和49(1974)年6月30日、東京音楽祭世界大会が帝国劇場で開催された。
 [中略]
 下手の舞台袖を歩いていると、川添象郎とばったり会った。
「ナベさん、ルネ・シマールに大賞おくれよ」
「そんなの無理に決まってるだろう。なんてったってスリー・ディグリーズの『天使のささやき』は圧巻だぜ。やつらがグランプリをとらなくて誰がとるんだい」
「でもさ、スリー・ディグリーズがグランプリをとったって別に誰も驚きやしないけどさ、一夜にしてスターが誕生したら大ニュースじゃないか」
 川添象郎がカナダの少年スターに目をつけ、モントリオールまで直談判に行き、その承諾を取り、日本でカラオケを作り、それを持ってモントリオールへ行ってレコーディングし、それをソニーレコードから発売するに至ったことは知ていた。プロデューサーである象郎の熱意は分かるけれど、12歳の少年が大賞に輝く場面はどうしても想像できなかった。
「象太郎、そんな夢は見ないほうがいいと思うよ」
「そうかなあ。そんな奇跡は起きるもんじゃなくて、起こすもんだと思うけどなあ」
「そんなもの、起きねえよ」
 ところがである。全歌手のパフォーマンスが終わって、審査員室へ行ってみると、審査員たちの意見がスリー・ディグリーズを推す組とルネ・シマールを推す組とに大きく二分していた。
 正文はスリー・ディグリーズ派であり、フランク・シナトラも当然そうであると思い、
「この際、特別審査員のシナトラさんに決めていただきたいと思いますが、いかがでしょうか」
 みな賛成であった。
 が、シナトラは意外なことを言った。
「私はまずフランク・シナトラ賞をルネ・シマールにさし上げたいと思います。したがって、グランプリはルネ・シマールがふさわしいと思います」
 審査員たちがどっと拍手した。
 司会の三木鮎郎がこれを発表した時、会場は大喝采であり、『ミドリ色の屋根』(さいとう大三作詩、村井邦彦作曲)を泣きながら歌うルネ少年の肩をシナトラがそっと抱きしめた時など、正文までが泣きそうになった。
「ナベさん、少年の魔法が奇跡を起こしたんですよ」
 象郎はにこにこしている。
 正文は、象太郎にしてやられたと思った。が、東京音楽祭は大成功であった。(第4章より)


♪YouTube”RENÉ SIMARD AU FESTIVAL DE TOKYO ”
http://www.youtube.com/watch?v=ULaO-R6V_K0
♪YouTube”Rene Simard - Million Dollar Baby”
http://www.youtube.com/watch?v=yHY1BuKrat4&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=V_VVZqGeGtw


♪スリー・ディグリーズ(1963~)はアメリカのソウル・コーラスグループ。3人の女性メンバーは、現在まで12人入れ替わっている。1970年代のディスコブームでヒット曲を次々と放った。この「天使のささやき」は、シングルチャートで、アメリカは最高位2位、イギリスは1位を獲得。
http://music.yahoo.co.jp/artist/dtl/AAA447512/

♪YouTube”The Three Degrees - When Will I See You Again 1978”
http://www.youtube.com/watch?v=B7sfs4gWI0E&feature=related


天使のささやき(日本語)/スリー・ディグリーズ
When Will I See You Again/The Three Degrees
作詞・作曲:Kenneth Gamble、Leon Huff
日本語詞:白井章生 1974年

On precious moments

みずいろの朝
あなたに抱かれて
めざめた私
すべては今 美しい

からみつく風
素肌にうけとめ
※天使のささやき
 私は今 聞いている
 愛こそすべて
 愛こそすべて…

※くりかえし

優しい私のあの人…




       ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪

 私はスリー・ディグリーズの「天使のささやき」も大好きで、現在も実家にこのシングル・レコードを所有しています。このCDにこの曲も収録されているというので楽しみにしていましたが、何と日本語で歌った方! こちらは初めて聴くのでちょっとびっくりでした。

 この情報を寄せてくださったmixiのコミュニティー「ミドリ色の屋根のルネ・シマール」のメンバーsalhikoさん、本当にありがとうございました♪

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”ミドリ色の屋根”CD化第2弾

2010年05月16日 | ミドリ色の屋根
 mixiのコミュニティー「ミドリ色の屋根のルネ・シマール」の新メンバーsalhikoさんからいただいた情報で、ルネの「ミドリ色の屋根」を収録したCDが発売されていることが分かりました!



 2007年6月20日発売の 「The Melody Makerー村井邦彦の世界ー」に続き、約2年半ぶりに発売された「ミドリ色の屋根」収録のCDは、2009年12月23日に発売された、なかにし礼氏の「世界は俺が回してる」! すっごく俺様なタイトルですよね(笑 でも、この「俺」はなかにし礼氏ではありません 次回紹介)! 先に発売された同名小説のイメージ・サウンドトラックとして作られているので、クラシック、ジャズ、ポップス、歌謡曲…と、小説の鍵となる22曲が収録されています。小説には、ルネ・シマールがグランプリとフランク・シナトラ賞を獲得した第3回世界大会を含む東京音楽祭のエピソードも書かれていますよ♪ ちなみにCDには、小説に書かれたエピソードも紹介されていますので、CDだけでも十分楽しめます。

         ▲"PASSION SIMARD"より

 ルネの収録曲は「ミドリ色の屋根」1曲ではありますが、お手頃価格♪ 同大会で金賞を受賞したザ・スリー・ディグリーズの「天使のささやき」が日本語バージョンだったり、話題になった「のだめカンタービレ」でも使われた「ラプソディ・イン・ブルー」や、ルネ・ファン世代には懐かしい曲も入っていたりして、なかなか面白いアルバムだと思います。         

※wikipedia「のだめカンタービレ」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%AE%E3%81%A0%E3%82%81%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%93%E3%83%AC



世界は俺が回してる ~ なかにし礼
2009年12月18日発売
単行本: 429ページ  定価1,890円
出版社: 角川書店(角川グループパブリッシング)


世界は俺が回してる ~ なかにし礼
2009年12月23日発売 定価2,100円
※こちらで試聴もできます。CDはamazonで購入できますが、在庫が残り少ないのでお早めに!
http://www.amazon.co.jp/%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AF%E4%BF%BA%E3%81%8C%E5%9B%9E%E3%81%97%E3%81%A6%E3%82%8B-%E3%81%AA%E3%81%8B%E3%81%AB%E3%81%97%E7%A4%BC/dp/B002U4RQ4C/ref=sr_1_3?ie=UTF8&s=music&qid=1273524888&sr=1-3

<収録曲> ※印…一部のみ収録

1. ラプソディ・イン・ブルー/ ジョージ・ガーシュウィン
2. ピアノ協奏曲第2番ハ短調 第3楽章 (MONO)※
             /セルゲイ・ラフマニノフ
             レオポルド・ストコフスキー(指揮)
             フィラデルフィア管弦楽団
3. A列車で行こう /オスカー・ピーターソン
4. バナナ・ボート /ハリー・ベラフォンテ
5. 黄金の腕 (MONO)/沢たまき
6. ワン・レイニー・ナイト・イン・トーキョー/越路吹雪
7. マンボ No.5 (MONO) /ペレス・プラード楽団
8. 恋する二人/田辺昭知とザ・スパイダース
9. 赤坂の夜は更けて/ 西田佐知子
10. ブルー・シャトウ/ ジャッキー吉川とブルー・コメッツ
11. 太陽の彼方に/ 田川譲二
12. 花から花へ ~オペラ「椿姫」より~ (MONO)※
             /エリナー・スティーバー(ソプラノ)
             エーリヒ・ラインスドルフ(指揮)
13. 17才/南 沙織
14. 私が生まれて育ったところ/野路由紀子
15. 別れの朝/ペドロ&カプリシャス
16. 燃える恋人/本郷直樹
17. 私は泣かない/雪村いづみ
18. 愛の記憶/鹿内 孝
19. 幼い子供のように/坂本スミ子
20. ミドリ色の屋根/ルネ
21. 天使のささやき (日本語)/スリー・ディグリーズ
22. ストレンジャーズ・イン・ザ・ナイト
             /ジョン・ウィリアムズ(指揮)
             ボストン・ポップス・オーケストラ


 次回は前述のとおり、小説の方を紹介したいと思います。


       ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪


 さて、オフ会「ルネ・シマールの想い出を語る会ですが、「那須高原ペンション山日記」の予約が思いの外早く進んでいたため、設定している参加申し込み締め切りを待たずに、参加が決定しているメンバーで部屋を予約しました。
 
 参加を希望される方は、お手数ですが、当ブログに「オフ会参加希望」とコメントを入れていただいた上で、掲示板「ルネ・シマール日記」の「シマ姉BOX」に参加希望のメッセージを入れてください。詳しい日時はそこでご連絡いたします。山日記さんにはオフ会のことはお伝えしてありますが、ご迷惑になるといけませんので、直接お問い合わせすることはご遠慮ください。ちなみに参加者の1人、年友さんも山日記さんのリピーターです。

 都心での「お食事会」や「お茶会」なら、参加を希望するルネ友さんもいらっしゃいますので、第2回は、年友さんにご協力をいただいて場所設定をしたいと考えています。今回も参加するやんばるQさんは、将来的には「ルネのシルク・ド・ソレイユと世界遺産を巡るマカオ・ツアー」とか、「ルネ・ファン同窓会ケベック・ツアー」とかも有りそうじゃない?…なんて、嬉しいことを言って下さっています。そして、まずは仕事を頑張りながら、体力と旅費を蓄えておかねば…と考えている、意外と本気のシマ姉です。

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”ミドリ色の屋根”のレコード・ジャケット

2009年09月04日 | ミドリ色の屋根
 1974年9月4日は、ルネ・シマールファースト・コンサートが大阪厚生年金ホールで行われた日です。



※過去ログ「ファースト・コンサート・イン大阪」参照
http://green.ap.teacup.com/rene_simard/262.html

♪YouTube映像”RENÉ SIMARD AU JAPON”
 カナダのマリエルさんがYouTubeにアップしたファースト・コンサート映像
http://www.youtube.com/watch?v=0MvGsxpljJo&feature=channel_page

 このコンサートは、カナダの少年歌手であるルネ・シマールを、第3回東京音楽祭世界大会に参加させると決めた時点で計画されていたことなのか、グランプリを獲得したことによって巻き起こったルネ・ブームを受けて決まったことなのかは、単なる一ファンの私には分かりません。
 でも、1回目の来日時に、セカンド・シングルとなる「小さな生命」とそのB面の「僕の国へおいで」、ファースト・アルバムに収録する「水色の天使」のレコーディングを済ませていること、コンサート会場の確保や諸準備に要する期間を考えれば、日本でデビューさせるという計画の中で、すでに組まれていたことだったのでしょう。帰国する時には、8月の2回目の来日とコンサートの予定が報じられていました。
 さらに、東京音楽祭開催直前の1974年6月20日に発売された「ミドリ色の屋根」の歌詞カードには、既にファン・クラブ「メープル・メイツ」の会員募集の広告が載っていたのですから、アルファ&アソシエイツ(後のALFAレコード)のルネ・シマールに対する期待と力の入れ用が伺えます。

 しかし、第3回東京音楽祭世界大会でグランプリ及びフランク・シナトラ賞を受賞したことが、後に、日本とカナダのスタッフの計画にズレを生じさせることになろうとは思っていなかったでしょう。
 もともとルネをカナダの英語圏でも活動させたいと考えていたカナダのノーベル・レコードが、アメリカでの活動の足がかりとなるフランク・シナトラ氏の招待を受け、アメリカを優先し、来日の予定を中止したことは明確です。
 日本側では、外人タレント・ブームを受けて日本でデビューさせ、アグネス・チャンのようなタレントにすることを目論んでいたのでしょうが、カナダでは、もっと広い視野で考えていたに違い有りません。
 何故ならルネは、イタリア語の「アヴェ・マリア」、スペイン語の「ジングル・ベル」、日本語の「ホワイト・クリスマス」を歌い、クリスマス・アルバムにも収録しているのですから。


     ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ 

 さて今回は、ルネの「ミドリ色の屋根」のレコード・ジャケットについてです。

 この話題はかなりマニアックで…。こういう内容がツボな人には面白いと思うのですが、ファンじゃない人にはどうでもいい話題なので、興味のない方はスルーしてください。

 ルネの「ミドリ色の屋根」のレコード・ジャケットが、第3回東京音楽祭世界大会のグランプリ受賞前の初回プレス盤と受賞後のものが違っていることは、過去ログでも触れたことがありますし、ご存じの方も多いことと思います。その違いは、ただ単に「第3回東京音楽祭世界大会 大賞受賞 フランク・シナトラ賞受賞」と入っているかいないかの差なのですけれど…。その総売上は18万枚と書かれている資料もありますが、カナダのデビュー25周年記念CD集の小冊子には、100j万枚を記録とありました。

1974年6月30日第3回東京音楽祭世界大会でグランプリを受賞する前の、6月21日に発売された初回プレス盤は3万枚。ルネがブランプリを受賞するやいなや、翌日に全部売り切れたということです。


受賞後のものには「第3回東京音楽祭世界大会 大賞受賞 フランク・シナトラ賞受賞」と入っています。




 …と、ここまでは普通の話題。
 さて、ここで突然ですが、ルネは右利きです。でも、「ミドリ色の屋根」のジャケットでは左手にマイクを持っています。何故でしょう? 
 ルネはほとんどの場合、マイクを右手で持ちます。ナタリーと歌う時、小さなナタリーが右側にいて、肩を寄せるような位置関係の時などは左手で持つこともありますが…。

 ちなみに、「ミドリ色の屋根」のジャケットは、もともと”Un Enfant Comme Les Autres(普通の子供)”のジャケットに使われていたものと同じ時に撮影された写真を使っています。そして、”Le Monde De Walt Disney(ウォルト・ディズニーの世界)”にも同じ写真を使っていて、そのジャケット画像と「ミドリ色の屋根」のジャケットを反転させたものが全く同じものになります。

”Le Monde De Walt Disney(ウォルト・ディズニーの世界)”のジャケット







上のジャケットの上下をカットしたもの






「ミドリ色の屋根」のジャケットを反転させたもの





”Un Enfant Comme Les Autres(普通の子供)”のジャケット





 いかがですか? さらに、レコード店に同曲の宣伝用として配布されたちらしも反転したもので、正しいものは4曲入りのヒット曲集に使われています。

レコード店に同曲の宣伝用として配布されたちらし
ルネを空港で迎えるボードにも使われていました。





上のちらしを反転させたもの








4曲入りのヒット曲集
こちらは右手でマイクを持っています。
反転させたちらしと同じでしょう?




 そして「右利き」意外に、反転されているということを証明できるものがもう1つあります。それはルネの「えくぼ」。ルネは左頬に「えくぼ」がはっきり出ます。

えくぼがはっきり写っている正面から見たルネもご覧ください。


 それにしても、ノーベル・レコードは、同じ撮影で撮った写真を他の曲にも使うことが多く、別の”Le Monde De Walt Disney(ウォルト・ディズニーの世界)”のジャケットと同じアングルのものを、フランスで発売した”Maman,Laisse-moi sortir ce soir(ママ、今夜出かけるの許して)”にも使っています。実際、”Un Enfant Comme Les Autres(普通の子供)”のジャケットは、ルネのセミ・ドキュメンタリー映画の撮影の時のものです。1972年に撮影したものですから、2年も前の写真。さらに、ルネが着ている衣装も、ルネがデビュー後、”Place des Arts(芸術広場)”で開いた初リサイタルの際に着ていた衣装を再現したものなのです。記念すべきステージ衣装の写真とはいえ、少々使い回し過ぎだと思いませんか?

”Le Monde De Walt Disney(ウォルト・ディズニーの世界)”のジャケット





”Maman,Laisse-moi sortir ce soir(ママ、今夜出かけるの許して)”のジャケット





 しかし、何故「ミドリ色の屋根」のジャケットの写真が反転していたのか? 構成の関係で意図的に行ったのか? それともネガを逆に現像してしまった…つまり、日本側の手違いか? 実際のところ、どちらが真実なのでしょうか? そして、反転された写真を使われたルネは、どう思ったのでしょうか? ルネにとっては鏡の中の自分と同じな訳ですけれど…。

 このことについて、何かご存じの方がいらっしゃいましたら、是非ご一報ください。よろしくお願いいたします。


♪最新情報♪

 ここしばらく原因不明の不具合で聴けなくなっていた、カナダのシャンタルさんの音楽サイト"bebo bands musicographiesimard"が復活しました!! これで、カナダでもCD化されていない完全日本語アルバム「君のすべてがほしい」も聴きいただけます! また不具合が起きないうちに、カナダのアルバムを聴きまくってくださいね!

"bebo bands musicographiesimard"
http://www.bebo.com/MusicAlbums.jsp?MemberId=2591195085
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