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ミドリ色の屋根は永遠に~René Simardに首ったけ~

ルネ・ファンのルネ・ファンによるルネ・ファンのためのルネ・ブログ シマ姉のルネ・データ・バンク

ルネと西城秀樹③

2009年09月27日 | ルネと西城秀樹
 今から35年前の1974年8月22日から9月20日までのルネ・シマールの2回目の来日は、第3回東京音楽祭世界大会でのグランプリ受賞後、ファン待望の再来日であったためもあり、TVや雑誌でも大きく取り上げられました。新曲『小さな生命』の発売やファースト・コンサートに加え、アメリカのミュージカル映画『青い鳥』への出演の話題など、一番注目度が高かった来日でした。

 その中でも特に話題になったのは、西城秀樹と仏語版『傷だらけのローラのこと。ルネがイメージ・キャラクターに抜擢された『中一時代』の臨時増刊号でも、『うわさのスター びっくり情報』で取り上げられていました。

     
     ルネ・シマール 50年1月に来日!

 今、ルネはカナダ。日本でもすごい人気だけど、カナダでも、『青春ジュネス』 『エクスタァ』というテレビのバラエティショーで大活やく。また映画のほうでは、エリザベス・テイラーと共演する話もすすんでいる。それに、フランス語で『傷だらけのローラ』を歌うヒデキの、フランス語の先生にならなきゃいけない。とにかく、いそがしいルネ・シマール。

11/10カナダにて新曲のレコーディング予定 11/中旬フランス、パリのオランピア劇場にてワンマンショー 1/12来日、一か月間TV出演 3/20再び来日 全国15か所でリサイタル


▲”PASSION SIMARD”より
 西城秀樹との対談記事と同じ衣装で”SPECIAL JEUNESSE”に出演するルネ



      西城秀樹 カナダでルネと夢の共

 カナダのスーパーアイドル、ルネが、来日いらいダイナミックな歌いブリの秀樹に、すっかり魅せられてしまった。
 「カナダで秀樹といっしょに歌いたい」というルネのねがいがかない、秀樹が「傷だらけのローラ」をフランス語でふきこみ、カナダで発売する話がトントン拍子にすすんで、今や、その準備で秀樹は大忙し!



 また、『女学生の友』でも、9月20日に東京プリンスホテルで行われた取材時の写真が掲載されていました。ちょっとかがんだ西城秀樹の耳元に、背伸びしたルネが内緒話をしているシーン、ルネの可愛さに思わず微笑んでしまいます♪
 そして、その記事にも、『傷だらけのローラ』のことが出てきます。

           

「女学生の友1974年11月号」の『「飛べ秀樹!かもめのジョナサンのように』より抜粋

 「悩みってものは、いつでもつきまとうものなんですよね。『ローラ!』を歌いだしてからも、原因がはっきりしないけど、自分なりのカベにぶちあたった。
 でも自分で、もう解決できる。歌かアクションか、自分の歌についても考えぬいた。結局、人の心をとらえるのは歌そのものでしょう。
 自分だけがきばっていてもダメだ。いくら派手なアクションをやっても、それが作られたもので歌からにじむものでなければ人の心はうごかせませんよね、
 甘く考えていてはいけないんだ、と自分でよくわかったんです。悩め、悩め、歌についてなら、いくら悩んだって平気だ。
 これからは、歌の心をひとりひとりのファンに語りかけるようにぼくは歌いますよ。」
 熱っぽく、いつまでも語りつづけるヒデキに、いま、ひとつの朗報がまいこんでいる。
 東京音楽祭に出演したルネが、ヒデキの『傷だらけのローラ』にほれこみ、彼のマネージャー、ギー・クルティエ氏に紹介したことだ。
 朗報の輪はさらにひろがっている。ギー・クルティエ氏は、この歌をヒデキにフランス語で歌う企画をたてて、いまプロモートを進めている。早ければ、来年の春ヒデキがフランス語で歌う『ローラ!』がカナダ・ヨーロッパできかれるかもしれない。



▲『月刊 明星 1975年4月号』の記事より
 部屋の壁に仏語版『傷だらけのローラ』の歌詞を書いて覚える西城秀樹



 YouTubeで検索してみたら、たくさんの映像の中に、一部仏語で歌っている『傷だらけのローラ』も有りましたので、その他の映像もご一緒にご覧ください。

♪傷だらけのローラ 西城秀樹 some (フランス語)
http://www.youtube.com/watch?v=0220AX6xstE&feature=related

♪YouTube映像より『傷だらけのローラ』
http://www.youtube.com/watch?v=YoVA2rsCDB8&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=zbsbBfpa1Y4&feature=related
♪西城秀樹 / デビュー映像 10周年記念ヒットメドレー
http://www.youtube.com/watch?v=GnmOIt3wyps&feature=related

♪西城秀樹 / アイドル時代の秘話  Hideki Saijo
http://www.youtube.com/watch?v=fI2KMORPFAo
「4/13日ヒデキ54歳の誕生日 当時のアイドル時代を振り返るコメント&懐かしVTR 『情熱の嵐・傷だらけのローラ・ヤングマン』~王様のブランチより」と紹介されていた映像。前回話題にした誕生年については謎のままです。


          ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪


 今回で333記事となりました♪

 ルネ・シマール・ファン歴35年、ブログ開設4年目も順調に過ぎて、ブログによるルネ・ファン活動は、ますます私のライフ・ワークになっています。
 そして私は、ルネ・シマールの日本のファン・クラブ「メープル・メイツ」が閉鎖してから、インターネット上でルネの情報が得られるようになるまでの30年近いブランクを、このブログによって埋めているのです。

 しかしこのところ、週末1記事のペースをキープできているのは良いのですが、私だけの『ルネ本』の校正が全く進んでおりません★ また、ブログ開設当初から比べて1記事が長くなり、内容もよりマニアックになって……★ その上、ルネに関係することなら何でも記事にしてしまう私は、続けて『ルネと西城秀樹(構想中は1話完結予定でした 爆★)』をアップしただけでは飽きたらず、現在準備中の記事タイトルの1つは『スヌーピーとミッキー・マウス』(笑)! 何はともあれ、次は345記事達成目指して頑張ります!
コメント (11)
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ルネと西城秀樹②

2009年09月20日 | ルネと西城秀樹
 昨日は息子の運動会。今日はお墓参りに行ってから、いつものペンションに一泊してきます。連休中に義弟夫婦が甥っ子(1才)を連れて遊び来るし、結構忙しいシルバーウィークです。
 今年は秋雨前線も寄りつかず、絶好の行楽日和が続くようですが、ルネ友の皆さまはいかがお過ごしでしょうか?



 ルネ・シマールの2回目の来日の最終日、35年前の1974年9月20日に東京プリンスホテルで行われた対談が、『明星1974年12月号』に掲載されました。
 

ヒデキをカナダに紹介しようよ
ルネのアイデアでヒデキの歌がカナダに流れる


カナダの女の子たち
きっとヒデキを愛しちゃうよ




男の子の友情対談
ルネ・西城秀樹


 2度目の日本に約1ヵ月の滞在中、ルネがいちばんしびれた歌は西城秀樹の「傷だらけのローラ」だった。そのことから、小さなルネと秀樹の間にほほえましい交際がはじまった。そしてルネは、秀樹の歌を故郷のカナダの人たちにも聞かせようと思い立って、マネージャーと相談した結果『傷だらけのローラ』を秀樹がフランス語でレコーディングして、カナダやフランスなどで発売する話がまとまった。そんなお土産を持って帰国する直前、ルネは秀樹に会った。そしてふたりは通訳を通してだから、ちょっともどかしいこともあったけど、すっかり打ちとけたおしゃべりを楽しんだ。

ルネ ぼく、カナダに秀樹のレコードやビデオを持って
   帰るよ。
   向こうでラジオやテレビに流してもらうんだ。
秀樹 サンキュー。あっ、フランス語じゃメルシーか。
   すぐにフランス語勉強しなきゃ。
ルネ きっとカナダの女の子たち、ヒデキに夢中になるよ。
秀樹 そう、ルネのファンみんないただき。ハハハ…。
   きみはまっすぐカナダへ帰るの?
ルネ ううん。ラスベガスに寄って、オズモンズのショーを
   見て帰るの。
秀樹 それはいいねぇ。ぼくもこの1月に、ラスベガスで
   アイク&ティナのショーを見たけど…。
ルネ 僕も来年あたりあそこでショーをやる予定が
   あるんだ。
   だからこんどはしっかり見ておこうと思ってるの。
秀樹 すばらしいじゃないか。ラスベガスのステージに
   立つのは、ぼくら歌手の夢だからな。
ルネ ヒデキもこんどのレコードがヒットしたら、
   キット出られるよ。
   そしたら、ふたりでいっしょにショーもやれるじゃない。
秀樹 うん。ぜひそうなりたいねぇ。
ルネ その前に一度カナダに来ない? クリスマスか
   お正月に休みがあるでしょ?
秀樹 いや、それがダメなんだなぁ。正月に休みをもらって、
   アメリカに行きたいと思ってたんだけど、名古屋の
   名鉄ホールのショーが決まっちゃったんだ。
ルネ 日本の芸能界って、ほんとに忙しいものね。
   カナダじゃ、1ヵ月のうち10日ぐらいしか仕事
   しないのに。
秀樹 それでルネはクリスマスはどう過ごすの?
ルネ モントリオールに、カナダでいちばん大きい
   ノートルダム寺院という教会があるんだ。
   そこでぼく、クリスマス・イブに、大聖歌隊を
   バックにうたうことになってるの。
   これは向こうではとっても、名誉なことなんですよ。
秀樹 ほう、大したもんだねぇ。
ルネ そうそう、クリスマスのころ、ファン・クラブの
   企画で日本からお友だちがいっぱいくることに
   なってるの(194ページのお知らせ参照)。
   ヒデキもこられるといいんだけどなぁ。
秀樹 残念だねぇ。でも、2月にはアメリカへ行くはず
   だから、そのときなんとか会えないかな。
ルネ 2月? あっ、ぼく映画の撮影にはいってる。
   エリザベス・テーラーやジェーン・フォンダと共演の
   『ブルー・バード』という映画なの。
秀樹 じゃ、ハリウッドに会いに行こうか。ぼくは
   ジェーン・フォンダの大ファンなんだ。
   ぜひ紹介してもらわなくちゃ。
ルネ そうだ。そのときカナダに寄ればいいよ。
秀樹 できたらそうしたいね。
ルネ ガール・フレンドも紹介するよ。ぼくには21才と
   18才の姉さんがいて、とてもかわいいんだ。
   どっちでも気にいったほうをえらぶといいよ。
秀樹 ハハハ、だんぜんカナダへ行くぞ。でも、その前に
   ルネはまた日本にくるんだろう? 
   そのときくわしい相談をしよう。
ルネ うん。1月10日ごろまた来るよ。それから手紙も
   出すね。
秀樹 ぼくもきっと書くよ。元気でね。



 そのときの約束通り、カナダへ帰ったルネと秀樹の間には手紙の交換がつづいている。つい最近のルネの手紙にはこんなことが書いてあった。「ヒデキの歌はカナダでもすごい評判だよ。女の子たちはみんな会いたがってねその第1番のファンはぼくの2番めの姉リーヌさ。彼女からもよろしくって!」 


     ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪

 この記事に出てくる『2番目の姉リーヌ』は、過去ログでも取り上げた姉リンさんのこと。スペルは”Lyne”で、当時18才(1955.12. 5生)。ちなみに1番目の姉はオデットで20才(1954. 8.13生) 。ルネは秀樹にすごく惚れ込んでいたのでしょうね。だって2人の姉をガール・フレンドとして紹介すると言っているんですもの。「ガール・フレンド」については、日本人の感覚とは違うと思いますが、少なくとも、プライベートである家族を紹介しようとするくらい、秀樹のことを気に入っていたのでしょう。

 そして、秀樹はこの時19才とありました。しかし、調べてみたら、私が知らなかった情報にぶつかりました。
 それは、新御三家の西城秀樹(昭和30年(1955年)4月13日生まれ)、郷ひろみ(昭和30年10月18日生まれ)、野口五郎(昭和31年2月23日生まれ)は同じ学年だと言われていましたが、実は、西城秀樹は29年生まれで1つ年上だというものです。西城秀樹がゲストで出演した番組で、昔の新御三家の話が出た時、「僕は,2人より1つ年上なんです。」と言っていたそうです。また、「本名の『たつお』は辰年生まれだから」という情報もあるようです。そうすると27年(1952年)生まれということに…。まあ、どちらにしても、お付き合いするのには丁度良い年齢ですね。

 ちなみに、ルネが3回目に来日した時、ルネが「秀樹のカナダの第1番目のファン」と言った姉リンさんが同行しています。ルネは秀樹に会って、姉を紹介したのでしょうか? そして、リンさんはこの頃、アメリカにも同行してはいますが、秀樹と会うことも来日の目的の1つだったのでしょうか? カナダで仏語版「傷だらけのローラ」を発売する企画のために、そのプロデュースをする、ルネのマネージャーであるギー・クルティエ氏が、3回目の来日時に秀樹と打合せ等を持つことは必至です。リンさんが秀樹に会えた確率は高いけれど、その件に関するファン・クラブの記事もありません。実際に会えたかどうか、35年近く過ぎた今となっては調べようもありませんが、何かご存じの方がいらっしゃいましたら、是非情報をお寄せください。よろしくお願いいたします。
コメント (2)
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ルネと西城秀樹①

2009年09月13日 | ルネと西城秀樹
 mixiのコミュニティ「ミドリ色の屋根のルネ・シマールのメンバーで、マイミクさんであるkennyさんから、ルネの話題がラジオで流れたという情報をいただきました。

 今月10日にいただいたメッセージによりますと、kennyさんのお父様が仕事中(運転中の車内で)ラジオを聞いていたら、ルネの話がでたそうです!
 『ルネが日本に来るには、日本のプロデューサーの権限により、そのプロデューサーの招待(メディアだと思いますが)がないと日本には来られないこと』、『たのみこむで、ルネのアルバムCD化を望んでいること』など、5分ぐらいですが紹介されていたそうです。
 「口頭伝いなので、多少変わっていると思いますが、朝から興奮してしまいました。」というkennyさん。「プロデューサーに手紙を書こう!」と思ったそうです。

 また、ブログ「今日聴いた音楽」の管理人で、コミュニティのメンバーでもあるダイアナ・シールズさんからは、韓国版『花より男子』のドラマの中で、マカオのシーンがあり、 「シルク・ド・ソレイユ」のステージも一部見ることができるという情報をいただきました。 「『シルク・ド・ソレイユ』と、花より男子の舞台になったヴェネチアン・リゾートに行ってみたくてたまらないです!」というダイアナさん、私もルネ演出のシルクと世界遺産めぐりにマカオに行きたいです~っ!! ルネ友さんでツアーが組めたら楽しいでしょうねっ!!!

    
▲カナダのコミュニティ”PASSION SIMARD”より最新のルネ画像 何だか貫禄が出て、たくましい感じのルネも素敵でしょう♪

 ちなみに、kennyさんのお父様と同じラジオ番組をお聴きになった方が賛同されたのでしょうか、情報をいただいた当日に「たのみこむ」で、「ルネ・シマールの『ミドリ色の屋根』のCD化」の発案が賛同者を1名増やし、賛同者33名、コメント34件の発案になりました! また、前出のラジオ番組の司会者または製作者の方も、インターネットで調べて「たのみこむ」の情報を得ていたのですね。
 これをきっかけに、CD化やルネの来日の話が持ち上がってくれることを期待しています。 


          ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪


 今から35年前の1974年8月22日から9月20日まで、第3回東京音楽祭のグランプリ受賞後、ファン待望の2回目の来日を果たしたカナダの少年歌手ルネ・シマールは、9月4日に大阪年金ホール、14日と15日に東京の渋谷公会堂でファースト・コンサートを行いました。

♪YouTube映像”RENÉ SIMARD AU JAPON”
 カナダのマリエルさんがYouTubeにアップしたファースト・コンサート映像
http://www.youtube.com/watch?v=0MvGsxpljJo&feature=channel_page

※過去ログ「ファースト・コンサート・イン大阪」
http://green.ap.teacup.com/rene_simard/262.html
「ファースト・コンサート②」
http://green.ap.teacup.com/rene_simard/263.html
「ファースト・コンサート③」  
http://green.ap.teacup.com/rene_simard/264.html
「ファースト・コンサート・プログラム」
http://green.ap.teacup.com/rene_simard/265.html


 ルネは、この来日直後の8月25日に発売された「傷だらけのローラ」を歌う西城秀樹の熱唱に惚れ込み、ルネの提案で、ルネのマネージャーであるギー・クルティエ氏がプロデュースして、仏語版の同曲がカナダで売り出されることとなりました。その関連の記事を、先日入手したルネ記事の掲載された芸能雑誌で見つけたので、後日ブログ記事の中で紹介したいと思います。

 そして今回は、来日の最終日の9月20日に、東京プリンスホテルで行われた取材による「女性セブン」の記事を紹介いたします。


ヒデキとルネは熱い仲

西城秀樹がルネの提案で世界に挑戦!

会うのは3回目だがこの日ルネは「マタ、アイマショウ」と日本語のメッセージを残して離日。

ヒデキとルネ。日本人とカナダ人。19才と13才。
180㌢と138㌢。 黒いスーツと白いスーツ。まったく違った2人なのに。いま心はひとつ。
「ヒデキはすごい!あの歌とアクションは絶対、世界中のひとがシビレちゃうよ」
「ヘエッ、テレちゃうな。ルネこそちっちゃいのに、バツグンの歌唱力だって感心してたのに」
テレビの共演がきっかけで知りあい、ルネの提案で、西城秀樹がフランス語で歌う『傷だらけのローラ』が世界各国で発売されることになった。
「フランス語は難しいけど、若いんだもの。全力投球さ。」
国境を越えたある友情が生んだ、さわやかなお話だ。
(9月20日、東京プリンスホテルで)





          ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪

 話は変わりますが、このところインターネット・オークションに、ルネ関連のグッズが多く出品されるようになってきました。
 今日は、私のお気に入りであるピンクのベレー帽のルネのカレンダーが掲載された「明星74冬休み増刊号」が入札締め切り日を迎えます。その他にも、当ブログで紹介済みのルネ記事をまとめた商品(開始時価格2000円)や「ミドリ色の屋根」の初回プレス盤が800円で出ています。



 オークションでは、結構同じ方とかち合うことがあって、激しい入札合戦を繰り広げることも有ります。入札締め切り間際が勝負を分けるので、ギリギリまでライバルが来ていなくても、落札するまでは気が抜けず、いつも心臓バクバクでパソコンに向かっています(汗★)。そして、入札はしたものの、もともと持っているという場合、最近は戦線離脱することにしています。すごくエネルギーを使うため、できれば直接対決は避けたいので…。

 また、同じ商品でも開始時価格が出品者によって違っています。格安なものがものすごい高値になったり、もともと少々お高い値段設定になっているものが、逆にライバルがいないためそのまま落札されたり、その時によって落札価格も違ってきて難しいです。出品者のお店に直接購入しに出向いた方がいたらしく、入札締め切りの前に終了したりすることもあって深いですよ~! 経験を積んでいろいろ学習していますが、まだまだオークション初級者の私の熱き戦いは続きます(★ 笑)。

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ルネ提案の仏語版”傷だらけのローラ”

2009年08月28日 | ルネと西城秀樹
 1974年8月22日から9月20日まで、第3回東京音楽祭のグランプリ受賞後、ファン待望の2回目の来日をしたカナダのルネ・シマールは、西城秀樹の熱唱に感動し、「傷だらけのローラ」の仏語版をカナダで発売することを提案しました。



 西城秀樹の「傷だらけのローラ」のオリジナルは1974年8月25日発売。仏語版は、1975年1月17日にレコーディングし、2月15日にカナダ他、フランス、スイス、ベルギーで発売されました。しかし何故、カナダから来た少年歌手であるルネ・シマールの提案が取り上げられ、発売に至ったのでしょうか? その訳は、同曲が、ルネの「ミドリ色の屋根」の作詞者であるさいとう大三氏と、編曲者の馬飼野康二氏が作詞、作曲及び編曲を手掛けていたため、その関係で実現したようです。



 以前から仏語版「傷だらけのローラ」には興味をもっていたものの、インターネットで調べても、歌詞など出てくるはずもなく、すっかり諦めていました。ところが、ルネのレコードを出品されていた方の、その他のオークションを何気なく調べていたら有ったんです! 『デビュー五周年記念特別企画 西城秀樹』という3枚組で特別愛蔵家番号入りのアルバム(当時の5,400円はかなりの豪華版)に収録されていました。800円で即決だったので、即落札。ところが、4枚組と表示されていたのに、前出の3枚組の他、2枚組が2セット入っていたため、レコードは合計8枚! 予期せず一気に西城秀樹コレクターになった気分です(私のルネ・コレクションの雑誌には、必ずといっていいほど西城秀樹氏の記事が入っていますからね)。

 前回の記事をアップした翌日、レコードが届きました。歌詞カードを確認すると、オリジナルの日本語詞に続いて仏語詞が有りましたが、日本語訳がなかったため翻訳しました。そんなに難しい単語がなかったので、その日のうちに翻訳完了。仏語初心者でも歌いやすい歌詞かもしれません。しかし、私の拙い訳詞ではありますが、あまりにもストレートで情熱的すぎる内容にちょっとビックリ★ 当時の日本人の感覚では書かない歌詞かもしれません。オリジナルの方も、当時としてはかなり情熱的なものでしたが…。西城氏は仏語詞の内容も分かっていて歌ったのでしょうけれど、発売された国の反応はどうだったのでしょうか? 好きな男性から言われたら嬉しい言葉なのかしら? みなさんはどう思われますか?




♪傷だらけのローラ 西城秀樹(フランス語)
http://www.youtube.com/watch?v=rJiKJRBNcPg

♪傷だらけのローラ 西城秀樹 some (フランス語)
http://www.youtube.com/watch?v=0220AX6xstE&feature=related

♪YouTube映像「西城秀樹 - 傷だらけのローラ」
1974年(昭和49年)のNHK紅白歌合戦(初出場)の映像ですhttp://www.youtube.com/watch?v=YoVA2rsCDB8&feature=related

傷だらけのローラ(フランス語バージョン

J.Roval作詞 馬飼野康二作・編曲

ローラ ソレイユ ドゥ マ ヴィ
Lola, Soleil de ma vie
ローラ ジュ ヌ プー トゥーブリエ
Lola, je ne peux t'oublier
ローラ  モ ナムール モ ナミ
Lola, mon amour mon ami
ヴィヤン ザヴェック ムワ ジュ ヴ テメ
Viens avec moi je veux t'aimer

ローラ テュ エ マ ヴィ テュ エ マ ジュワ
Lola, tu es ma vie tu es ma joie
ローラ メーム ル ソレイユ  ナ パ デクラ
Lola meme le Soleil n'a pas d'eclat
トゥー テ ムワン ボン
Tout est moins bon
トゥー テ  ムワン ショー
Tout est moins chaud
サン トゥワ ローラ ムワ ジュヌ ヴィ プリュ
Sans toi Lola moi je ne vis plus

オー ローラ ル ソン ドゥ タ ヴワ
Oh Lola le son de ta voix
ローラ エ メ マン シュール タ ポー
Lola et mes mains sur ta peau
ローラ ラムール エ レ ジュワ
Lola L'amour et les joies
ヌー フォン モナテ トゥージュール プリュ オー
Nous font monter toujours plus haut

ローラ カン ジュ フェ ラムー ラヴェック トゥワ
Lola quand je fais l'amour avec toi
ローラ ジューブリ ル タン ジューブリ レ ジャン
Lola j'oublie le temps j'oublie les gens
 トゥー テ プリュ ボン
※Tout est plus bon
 トゥー テ  プリュ ショー
 Tout est plus chaud
 オー ローラ テュ エ トゥートゥ マ ヴィ
 Oh Lola tu es toute ma vie
 ローラ
 Lola※
※~※くりかえし

和訳

ローラ 我が人生の太陽
ローラ 僕は君が忘れられない
ローラ 我が愛 我が恋人
僕と一緒に来て 君を愛したい

ローラ 君は僕の人生 君は僕の喜び
ローラ 太陽の輝きなしでは
すべてはより悪くなり
すべてはより冷たくなる
君がいなかったら ローラ 僕は生きていけない

ああ、ローラ 君の声
ローラ そして君の肌に触れる僕の手
ローラ 愛と歓喜
僕たちを いつでもより高みに昇らせる

ローラ 僕は君と愛し合う時
ローラ 僕は時を忘れ 人々を忘れる
※すべてはもっと良くなり
 すべてはもっと熱くなる
 ああ、ローラ 君は僕の人生のすべて
 ローラ※
※~※くりかえし



傷だらけのローラ(日本語オリジナル)

さいとう大三作詞 馬飼野康二作・編曲

ローラ 君は 何故に
ローラ 心を とじて
ローラ 僕の前で
    そんなにふるえる
今 君を救うのは
目の前の僕だけさ
生命も 心も
この愛も 捧げる ローラ

ローラ 君を 誰が
ローラ そんなにしたの
ローラ 悪い夢は
    忘れてしまおう
この胸におすがりよ
今 僕は狂おしく
祈りも 誓いも
この愛も捧げる ローラ
祈りも 誓いも
この愛も捧げる ローラ
ローラ ローラ……
祈りも 誓いも
この愛も捧げる ローラ


 余談ですが、西城秀樹氏のアルバムは、ルネ一筋の私よりも、当時から西城氏を好きな人に持っていていただいた方が良いと思い、9月に会うことになっている西城秀樹ファンだった友人に声をかけました。ところが、「ヒデキは高校時代に卒業したから」とやんわり断られてしまいました★ そのことを主人に話したら、「お母さん(私のこと)が、未だにルネを卒業できていないだけ。いい加減に卒業したら?」と言われてしまいました(爆★)。それに対し、 「一番熱い時期にルネの来日が途絶えて、不完全燃焼期間が長かった分、再燃したら燃え上がって、そう容易くは消えないんだよ~っ!」と反論したシマ姉でした。 「ルネと西城秀樹」の記事については、またまたタイムリーにも、1974年9月20日に東京プリンスホテルで行われた取材の、別の雑誌の記事を入手したので、2~3回に分けて記事を書く予定でいます。


西城秀樹のアルバムを差し上げます

・下記の4つアルバムをまとめて(送料はシマ姉持ちです)
・ご希望の方は「ルネ・シマール日記」の「シマ姉BOX」にメッセージを入れてください。
 (連絡先のメール・アドレスと氏名を必ずお知らせください 無記入は無効 受付も「シマ姉BOX」のみ)
・先着1名様のみ
※ただし条件付き!
 「たのみこむ」の「『ミドリ色の屋根』のCD化」の発案に賛同してくれること!!
 (既に賛同済みのルネ友さんは即OK)

1 『デビュー五周年記念特別企画 西城秀樹』
  RVL-6001~3
  1977年発売 3枚組 40曲収録 特別愛蔵家番号入り
  写真集(カラー26頁)とレーベル型特別シール付き
  (3大プレゼントの等身大カラー・ポスターはありません)
  ※ヒデキと私を結ぶ愛のナンバープレート №-29888
2 『西城秀樹 GOLD30』JRX-9007~8 
  1974年6月25日発売 2枚組 全30曲収録
3 『ヒデキ・オン・ツアー』JRX-8017~18
  1975年9月25日発売 2枚組 全21曲収録
  全国縦断サマー・フェスティバル白熱のステージを再現!!
4 『若き獅子たち 西城秀樹』RVL-7011
  1976年11月25日発売

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