ミドリ色の屋根は永遠に~René Simardに首ったけ~

ルネ・ファンのルネ・ファンによるルネ・ファンのためのルネ・ブログ シマ姉のルネ・データ・バンク

カナダのルネ・グッズ

2017年04月15日 | ミドリ色の屋根の頃
Joyeuses Pâques a tous!!
Happy Easter!



 そして、1975年4月12日はルネの4回目の来日最終日でした

 この頃、ルネ・グッズの入手方法と言えばルネ・ファン・クラブメープル・メイツの通信販売。ルネの記事は、来日と「ルネ・オン・メロディ」の劇場公開があったため、ルネがイメージ・キャラクターだった旺文社の「時代」シリーズや芸能誌、週刊誌、映画情報誌等で得ることができました。しかしルネの情報は、来日が無くなると、「メープル・メイツ」の会報以外では取り上げられなくなっていきました。

 現在でも、人気のあるアーティストやアイドル・グループのグッズは、ファン・クラブ限定商品やコンサート会場限定販売品が有ります。ルネ・グッズについては、過去ログで「メープル・メイツ」で販売されたTシャツや、会員特典の缶バッジ、ステッカー、ペーパー・バッグ等を紹介いたしましたが、カナダでは、ルネ・コレクションのトレーナーやセーター、ベビー服なども有ったようです。日本で編集発刊された「スーパー・アイドル ルネ」や日本のアルバムも、ノーベル・レコードを通してカナダで販売されたようで、当時からの熱烈なカナダのルネ・ファンの方たちはみんなコレクションしています。

 そして何と! Sony Music Shopのオーダーメイドファクトリーから発売されたルネの全曲集GOLDEN☆BEST limitedルネ・シマールのケース内側の写真は、カナダのルネのトレーナーと同じ写真が使われていました。

▲「GOLDEN☆BEST limitedルネ・シマール」のケース内側の写真
▲ルネのトレーナー 右はVIP PASSION SIMARDより
Collection Rene Simardのタグと胸のワンポイント
▲上のワンポイントの付いたセーターを着るルネ
Pepsi-Colaの缶バッジとちらし ルネの写真は当時のカナダのファン・クラブの缶バッジと同じ

 もし、eBay等でルネのトレーナーが出品されたら…。たとえ購入しても着られないだろうなあ…。そして、どうしても洗濯しなければならない時は単独手洗いしかないっ!!…なんて、ひとり想像に耽るシマ姉でありました。 


       ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪

 ルネがfacebookの公式ページでファンに向けて出すクイズ「本当にファンですか?」。今回の質問はこれ♪

QUIZZ📣Êtes-vous vraiment fans?
En quelle année a eu lieu cet heureux événement?
La réponse demain!! Bonne chance!


 「この幸せなイベントはいつ行われましたか?」の答え。ルネとマリー=ジョゼは1987年8月8日サン・ソーヴール教会で結婚式を挙げました。

※過去ログ「ルネの結婚記念日」参照
http://green.ap.teacup.com/rene_simard/420.html

 ルネはあと残り2会場となったコンサートまでの間、英気を養いながらfacebookでファンとの交流を楽しむことでしょう。7月5日からは、ミュージカル「メリー・ポピンズも演出も新たに再開されます。ルネの今後の活躍に期待しましょうsymbol1
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ルネとレコード大賞

2016年12月11日 | ミドリ色の屋根の頃
 ますます好調のルネのコンサート・ツアー"Nouveau rêve"!! 昨日12月10日(土)はSalle Dussaultデュソール公会堂で行われました。
 下の画像は、facebookのお友だちから送っていただいたものです。この方の知人の記者が撮影した写真(左)と、写真が掲載された新聞(右)です。



 また、ルネはfacebookの公式ページでクイズを出してコンサートのチケットをプレゼントしたり、映像をアップしたりして、ますます積極的にファンと交流しています。
 『コンサートチケット・プレゼント』の当選者は各コンサートで2名。コメント欄で発表されました。コンサート・ツアー開始からずっと行われている、コンサート終了後の『VIPパーティー』に10名ご招待など、ファンにとって見逃せないイベントも嬉しいですね!!


 ちなみに1回目の質問は「ルネの最新アルバムのタイトルは?」、2回目は「ルネのアルバム"Nouveau Rêve"収録曲11曲のタイトルは? 」、3回目は「ルネの母のファーストネームは?」でした。


       ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪


 さて、今回紹介いたしますのは、「レコード大賞」の記事です。

 昭和49年(1974年)の第16回レコード大賞第5回日本歌謡大賞における新人賞候補の話題には、必ずルネの名前もありました。

 『週刊セブンティーン№38』1974年10月8日号でも『STリサーチ』で取り上げられていました。しかし、この記事が掲載された頃はまだ有力な候補が今一つしぼり込まれていないようでした。

           ▲同号の折り込みピンナップ

STリサーチ
気になることしのレコード各賞の
       新人賞のゆくえを追う
 

 日本レコード大賞、日本歌謡大賞などレコード各賞のさわがれる季節。なかでも気になるのが新人賞!! キミの大好きなアイドルたちの受賞の可能性はいかに!? まだまだ混とんとしている新人賞のゆくえを占ってみると……。

決定的候補はまだいない
 秋が訪れるとともに、芸能界で、はやくも話題になるのが“紅白歌合戦”の出場歌手と“レコード大賞”各賞候補のこと。
 とくに、テイ ーンにとって気になるのは、そのなかの“最優秀新人賞”だけど、ことしはだれが、いちばん有力候補かを、さぐってみよう。
 まず“新人賞”の性格だけど、これはことしデビューした歌手のうち、とくに活躍のめざましい歌手、ヒットをとばした歌手で、将来性を高く評価できる人、ということになっている。そしてその中からひとり最優秀新人賞がえらばれる。
〈中略〉
 新人賞候補にノミネートされる可能性のある歌手をあげてみるとーー。
女性では、伊藤咲子、風吹じゅん、林寛子、浅野ゆう子、麻生よう子、マギー・ミネンコ、テレサ・テン、リンリン・ランラン、西川峰子、そして、歌の発表はきょ年だったけど、ことしに入ってから活躍したという意味で小坂明子
 男性では城みちる、あいざき進也、三浜鉄平、中条きよし、海援隊、そしてこのところ『ふれあい』で歌手の仲間入りした中村雅俊、あるいは『精霊流し』のグレープルネ
〈中略〉
 「いずれも小粒のような気がしますね」
という評論家のことばがそれを指摘している。


▲フォークで新人賞を追うグレープ
 2弾めが続かなかった小坂明子
 城みちるも有力な候補
 フレッシュな浅野ゆう子
 新人賞までの最短距離にいるあいざき進也。ガンバレ


▲歌手資格が問題の中村
 かわいらしい表情と歌の風吹ジュン
 安定している麻生よう子
 外人だから除外(?)ルネ
 これからが追い込みが期待の西川峰子
 リンリン・ランランも有力
 ”水色の街”で追う三輪車


これからの動きしだい?!
 そうはいうものの、リンリン・ランランや風吹じゅんなど、テレビ出演もおおいし、話題にもなっているじゃないのーーという反論があるだろうけれど、このレコード大賞の審査はすべてレコードで行われる。
つまり、ふだんは見た目の華やかさやカッコよさで受けていても、それは審査の 条件に入らない。
〈中略〉
 ルネ・シマールもまた、おおくのファンにささえられているけれど“日本に生活の基盤をおく歌手”という審査の条件に抵触してしまう。
〈中略〉
 こうしてみると、男ではあいざき進也、女では『逃避行』などで安定した人気の麻生よう子が、ややリードしているといえる。
〈中略〉
 そういうことを考えながら、これからのアイドルの活躍を追ってみるのも、また楽しみのひとつになるだろう。



 『週刊セブンティーン』でのレコード大賞新人賞予想は、最優秀新人賞を受賞した麻生よう子が的中しましたが、男性候補の一押しだったあいざき進也は新人賞にも選ばれなかったので、予想的中率は5割というところですね。
 この年にデビューした歌手は『小粒』と評論家から指摘されていると書かれていました。しかし、グレープのさだまさしはシンガーソングライター、海援隊の武田鉄也、風吹じゅん、浅野ゆう子、中村雅俊は役者として、今も芸能活躍を続けています。

 もちろん我らがルネは、カナダのケベックで、押しも押されぬベテラン歌手として根強い人気を博していますね!!


第16回日本レコード大賞

●レコード大賞:「襟裳岬」 森進一

●最優秀歌唱賞:「みれん」 五木ひろし

●最優秀新人賞:麻生よう子「逃避行」

●歌唱賞
 「傷だらけのローラ」 西城秀樹
 「追憶」 沢田研二
 「積木の部屋」 布施明
 「愛の執念」 八代亜紀

●大衆賞
 「二人でお酒を」 梓みちよ
 「なみだの操」 殿さまキングス
 「うそ」 中条きよし
 「ひと夏の経験」 山口百恵

●新人賞
 浅野ゆう子 「恋はダンダン」
 荒川務 「太陽の日曜日」
 城みちる 「イルカにのった少年」
 テレサ・テン 「空港」
 西川峰子 「あなたにあげる」

●作曲賞:「甘い生活」(歌:野口五郎) 作曲:筒美京平

●編曲賞:「夕立」(歌:井上陽水) 編曲:星勝

●作詩賞:「精霊流し」(歌:グレープ) 作詩:さだまさし

●特別賞:藤山一郎 田谷力三

●企画賞
 「氷の世界」 井上陽水 ポリドール(株)
 「母に捧げるバラード」 海援隊 エレックレコード(株)

●ヤングアイドル賞
 フィンガー5 「恋のアメリカン・フットボール」

●中山晋平賞 西条八十賞
 吉田正 遠藤実 横井弘 千家和也

第5回日本歌謡大賞

●大賞:森進一「襟裳岬」

●優秀放送音楽新人賞
 中条きよし「うそ」
 西川峰子「あなたにあげる」


 あの頃、歌謡番組は娯楽の定番でした。少なくても半年から1年は歌われていたので、ヒット曲は誰もが知っていて歌えた時代でした。今でもフルコーラス歌える曲も多いのではありませんか?
 最近のヒット曲は、TVドラマや映画、アニメの主題歌、テーマ曲、CMソングが多いですね。サビの部分は分かっても、フルコーラス歌える曲はほとんど無く、カラオケで歌う曲は、1970年代~1980年代の曲が多いシマ姉です。



       ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪


        cat4三毛猫お嬢だよりcat


 シマ姉家のお嬢猫ミイは、12月3日(土)午後、無事に避妊手術を終えました。

 手術当日は朝食抜きで、9時以降は飲水も禁止★ お腹が空いたイライラで、ボックスティッシュのティッシュを全部引っぱり出したり、普段なら人懐っこいのに、他の人になでられた時に怒ったりしていました。
 今は地域猫など、手術後の抜糸が難しい猫には、抜糸をしないで済む縫合もできるのですが、ミイには通常の縫合、傷跡を保護するウェアではなく、エリザベスカラーを選択しました。でも、抜糸までの2週間、ミイよりも義父の方が耐えられず、1週間目にエリザベスカラーを外すと言い出したため、急遽ウェアに変更、昨日動物病院でお着替え(?)してきました(笑) 

▲エリザベスカラー装着中 かゆいのに頭がかけないよ~★
▲左:お外に出たいなぁ… 幸せのカギ尻尾ミイ
 右:毛刈りされた手術痕 お腹プニプニ


 手術当日の体重は3.4㎏。避妊・去勢後の猫用ドライフードに慣れさせていましたが、もともと食いしん坊なミイは、お腹にいっぱい脂肪が付いていたとのこと★ 血液検査の結果は良好で、猫エイズも白血病も陰性だったのですが、ミイの体重管理が今後の課題です。エリザベスカラーのせいでドライフードが食べにくかったのに、スリムになった形跡なし★ あまりお庭に出してもらえないこともあって、いろいろ悪戯しています★ また、エリザベスカラーが邪魔してキャットハウスに入れなかったことから、夜は私や息子の布団に入って寝るようになり、人の膝の上に乗って寝る時間が増えました。甘ったれに拍車がかかっているミイです。

▲ウェア着用中 まだ慣れてません★

 余談ですが、風邪ひきの時ミイに、亡きアスカにも飲ませていた「納豆菌 カクメイキング」に、ワンちゃんとネコちゃん用が出ました。ワンちゃん用は「ワンダフル」、ネコちゃん用は「ニャンダフル」。品質、効能とも人用と同じですが、値段は人用の5分の1で、1本税込540円!! ミイが避妊手術した動物病院でも取り扱う予定です。
※「猫の雑貨屋 もくれん」
http://mokuren-cat.com/

 腸内フローラを整えて免疫力をアップするので、私も独身時代から愛飲していました。息子にもマイコプラズマ肺炎療養中に飲ませました。納豆菌ドリンクといっても無味無臭。粉末の方はほのかな甘みが有って美味しくいただけます。胃酸で死なずに生きて腸に届くよう開発されていますので、効果は抜群ですよ! ちなみに、1回量は2CC程です。人間でも5CC~10CCですので長持ちします。もくれんさんのホームページからネットで購入できますので、興味をお持ちの方は是非お試しくださいねcat
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ルネ旋風

2016年10月29日 | ミドリ色の屋根の頃
 今日はアルベール・デュムーシェル公会堂でルネのコンサート・ツアー"Nouveau rêve"が行われます。


 10月15日(土)パトリオット劇場の様子がサン・タガトゥのインフォメーションで配信されていますのでご覧ください。
※"René Simard fait chavirer les coeurs à Sainte-Agathe"
http://www.linformationdunordsainteagathe.ca/culture/2016/10/16/rene-simard-fait-chavirer-les-coeurs-des-agathois.html


 そして今日は、長渕(旧姓:塩見)悦子さんの誕生日。
 ジャパン・アクション・クラブからアクション女優としてデビューし、志穂美悦子として活動していらした時、『キカイダー01』のビジンダー役だった彼女を見てファンになり、JACファン・クラブの会員だった私。長渕剛氏と結婚して芸能界を引退する前は、映画はもちろん、ミュージカルやコンサートにも、やんばるQさんを誘って行っていました。
 昨年秋、某市のイベントの中で開催された、花道家としての講演会を聴きに行き、講演会終了後行われた、写真集を購入した人限定のサイン会にもしっかり行きました。驚いたのは、サイン会に来ていた女性のほとんどが、夫の長渕剛氏ファンだったこと。好きなスターの奥様の講演会にまで、遠方から来ているとは凄過ぎです!!
 すでに還暦を迎えているのに、相変わらずスリムではつらつとしていて、同じ女性として、やっぱり憧れの悦ちゃん! 若い頃のイメージからでは、ちょっとだけお顔のシワが気になりましたが、気取らない笑顔が素敵でした。

▲左:講演会のちらしに使われた写真
 中央・右:マルベル堂のブロマイド(1974年~1975年頃)


 私がルネ・ファンになった以前から好きだった志穂美悦子さんは、ルネの来日があった頃、ルネも真似したブルース・リーのカンフー映画ブームを受け、東映の空手映画のヒロインとして、千葉真一氏の妹役や、主演映画のシリーズで女ドラゴンを演じて人気爆発! マルベル堂のブロマイド売上げも、女性の部で第1位を何週も連続して記録する程の人気でした。私も少ないお小遣いをやり繰りして、ルネのブロマイドと一緒に何枚も購入していました。もちろん今も、ルネ・コレクションと同様、大切に保管しています。

※長渕悦子さんのブログ Etsuko Nagabuchi Love & Fighthttp://nagabuchietsuko.com/

※過去ログ「ルネのブロマイド」参照
http://green.ap.teacup.com/rene_simard/298.html
※昭和スター倶楽部
http://promide.com/page.php?s=1100#here


 ルネや志穂美悦子さん同様、素敵に歳を重ねていけたらと思います。

 さて今回は、ルネが1974年に第3回東京音楽祭世界大会で、グランプリとフランク・シナトラ賞を受賞したことで巻き起こった『ルネ・ブーム』を受けて、芸能誌だけでなく、学習雑誌や週刊誌でも、こぞって書かれたルネ記事の1つを紹介いたします。

▲上右:日本のステージでも人気爆発
 上左:フランク・シナトラから祝福を受けるルネ



今月のスポット・ライト
さわやかな涼しさを運ぶルネ旋風
東京音楽祭で優勝したルネ・シマール

 カナダからやってきた十三才の少年、ルネの周辺は突然多忙になった。なにしろ、並みいるおとなの美人歌手などを押えて、第三回東京音楽祭でトロフィーをさらってしまったのだ。
 審査員をしていたフランク・シナトラは思わずルネに言ってしまった。「ねえ、ルネ。小さいままでこのまま歌えよ」ーとにかくかわいらしくって、女の子とまちがえそうなくらいだ。
 それからは、初めての日本、そして慣れない日本の歌手にまじってテレビ出演がつづいた。ところが、十三才とは思えないくらいの貫禄を持っているように見えるのだ。日本語はまだそんなにうまくないけど、本番待ちの時間には、『殿さまキングス』のお兄さんたちとか、マギー・ミネンコ姉さんなどと何だか楽しそうにやりとりしている。
 そしてとにかく歌がうまい。というのも、日本ではまだ新人だけど、カナダでは十才のときからプロの歌手として歌っている。なにしろ、カナダで『最も小さな億万長者』と言ったら、このルネ・シマールのことなのだ。
 父親が聖歌隊のリーダーをしていたので、五才のころから聖歌隊で歌っていた。十才のころ少年ルネは、教会で一人でオルガンを伴奏して賛美歌を歌うようになった。現在のマネージャーのクルティエ氏も偶然にもルネの歌う賛美歌に祝われて結婚式をあげた一人だった。その美声にほれ込んだクルティエ氏の力でルネはデビュー曲『鳥』のレコーディングにこぎつけた。
 将来はエルビス・プレスリーのような大歌手を目ざしている。ルネが言うと“ただの夢”とは思えない可能性を秘めている。
 さて、『ミドリ色の屋根』はレコードが発売になってから一日半で三万枚売れたというから、これから夏の間、さわやかな涼風みたいなルネ旋風が吹き荒れるみたいだ。
 好きな女の子のタイプは?と聞かれると、ルネはきまって「シンプルな女の子」と答える。こちらで勝手にイメージを作り上げられない答えだ。ケベックの学校『サン・ピエール・ド・オーレアン』の同級生を思い出してつぶやいたのかもしれない。
 ルネはハ月ニ十ニ日に再来日。大阪サンケイ・ホール(9月4日)、渋谷公会堂(9月14日、15日)でルネのステージが見られる。



 この当時、ルネにはカトリーヌ・モランさんというガール・フレンドがいましたが、ルネより背が高くなってしまって、一緒の時はそれをカバーするためにルネが少し前を歩くとか、仕事が忙しくてなかなか会えないということを書いた記事もありました。

▲左からカトリーヌ・モランさん、兄レジス、ルネ、ナタリー・エモンさん(Passion Simardより)

 ルネはデビュー45周年を迎え、コンサート・ツアーも好調です。日本でたくさんの記事が雑誌に掲載されていたことは知っていたと思いますが、全ての記事を覚えているわけではないでしょう。ブロマイドやポスターなど、当時のものはさぞ懐かしいことでしょうね。

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ルネ・ノート

2016年10月01日 | ミドリ色の屋根の頃
 今から42年前の1974年10月1日は、ルネ・シマールのファースト・アルバムの発売日でした。

 ファースト・アルバムは購入予約特典として、「ルネ・ノート」がその場でもらえたようです。ノートの帯は予約受付票になっていました。
 ファンとしてのスタートが遅かった私がそのことを知ったのは、ブログを始めてかなり経った頃、ヤフオクに出品されていたのを見て初めて知ったのでした。
 1番最初に落札しようとした時は、出品者がショップを経営されていたため、直接お店で購入されてしまい入手できず★ もう2度と出ないかも…と、気落ちしていたら再度出品され、無事落札できました。

 今回紹介いたしますのはその「ルネ・ノート」です。まだ未使用で大切にお持ちの方はいらっしゃいますか?

▲ファースト・アルバムと付属のジャンボ・ポスター、そして「ルネ・ノート
ルネ 初LP 10月1日発売 2,200円
 特典 
 1.今、予約すると、このルネ・ノートをこの場で差し上げます。
 2.LPには、素敵なポスターが付いています。


▲左:裏表紙 右:表紙

▲「小さな生命」の歌詞(表紙の裏)と「ミドリ色の屋根」の歌詞(裏表紙の裏)

プロフィール

もう、あなたならご存知ですね。
カナダ中をルネ旋風で熱叫させたスーパーアイドル。10才のときに「鳥」でデビュー。続いて2枚のLPを発売し、いずれも大ヒットとなり、「今年の発見」「今年の非凡なタレント」と名付けられた賞を獲得。今、カナダで最高の人年を誇っている13才のルネです。先日の東京音楽祭世界大会参加のための来日、見事グランプリとフランク・シナトラ賞を受賞。そのすばらしい歌唱力は、一躍日本中のヤングの間で大評判。受賞曲「ミドリ色の屋根」は爆発的な売れ行きをみせ、ニュー・アイドルの誕生と、注目されています。

ルネ・ファン・クラブ---メープル・メイツの連絡先
東京都港区芝浦3-20-40(株)T・C・J内メイプル・メイツ係03-454-6651


▲ノートの端に印刷されたルネの写真(右頁右上)とメイプル・リーフにRENÉの名前を入れたマーク(左頁左下)


       ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪

 

 ルネのコンサート・ツアー"Nouveau rêve"で、娘ロザリーとのダンス"Smile"(写真左)は好評です。そして、妹ナタリー・シマールとも共演(写真右)しました。

 ルネは各会場で、コンサート終了後、10名のファンを招待してVIPパーティーを開催しています。その幸運な10名は、facebookのルネの質問に答えたファンの中から選ばれます。
 9月24日(土)のシャウィニガン(フィリップ・フィリオン公会堂)のための質問は、「ルネが"L'oiseau"を記録したのは、1975年、1973年、1971年の内、何年ですか?」 答えはもちろん「1971年」ですね! このパーティーには、友だちになっているElise Lafrenièreさんが選ばれていました。
 昨日9月30日のグランビー(グランビー広場)のための質問は、「ルネは"L'oiseau"でケベックにおいて、エルヴィス・プレスリーよりも多いアルバム売上を記録しました。それは本当か?嘘か?」 答えはもちろん、「本当」!! エルヴィス・プレスリーよりも、また、ビートルズよりも多く売り上げました。 こちらも、友だちのSuzie Tremblayさんが選ばれていました。
 "VIP Passion Simard"や"Passion Rene Nathalie et Regis Simard"でパーティーの報告等があることを期待しています。

 また、facebookの秘密のグループ"VIP Passion Simard"で、1976年に放映された、ルネがモントリオール讃歌」の仏語版"Bienvenue à Montréal "のレコーディングの映像がアップされました。URLを張り付けてみましたが、facebookにアカウントをお持ちでない方、グループのメンバーでない方もご覧いただけるといいです。
https://www.facebook.com/groups/803549246456435/

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「去年の夏」のレコード

2014年07月05日 | ミドリ色の屋根の頃
 ルネ友のみなさま、朗報です!!

 去る6月30日の「ラ・プレス・カナディエンヌLa Presse Canadienne」が報じた記事によると、ルネのデビュー45周年にあたる2015年3月に新譜がリリースされること、そしてルネに今年のカナダ勲章が授与されたことがわかりました!

 カナダの建国記念日に当たる7月1日を前に発表されたこれらの報道により、1日当日fasebookのルネ・ファンの間では、その話題で持ちきりでした。
 今年はルネの来日40周年であることも話題になっていましたが、ルネの新曲は2003年にリリースされた"Hier... encore"以来12年ぶりということになります。ケベックでは、ルネがさらに円熟した歌声を聴かせてくれることに期待を寄せていることでしょう。

René Simard lancera un nouveau disque pour ses 45 ans de carrière
ルネ・シマールはデビュー45周年に新譜をリリースする

 「このアルバムは、私からの素敵な贈り物になるでしょう。」と、記者に電話で語ったルネ。
 全て新曲で構成され、曲想はフォークをアクセントにしたポップスとのこと。「このアルバムは49または50枚目のアルバムになるでしょう。」「私のデビュー45周年を祝うために」とも。

 個人的にはバラードをしっとりと歌って欲しいなんて思っています。また、「49か50枚目のアルバム」というのは、まだ他にリリースする予定のアルバムがあると捉えていいのでしょうか? ミュージカル「雨に唄えば」がケベックで上演された後、CD化の話があったことを記憶していますので、それも期待したいですね!  


René Simard et Denise Robert reçoivent l'Ordre du Canada
ルネ・シマールとドゥニーズ・ロベールがカナダ勲章を受けた

 今年のカナダ勲章が64名に授与され、ケベック州からの受賞はルネを含めた3名。歌手としてだけでなく、パフォーマー、アーテイステックデイレクター、ステージデイレクター等で活躍を続けるルネは、ケベック文化の発展に貢献してきたことを、カナダ政府により評価されての受賞です。
 聴覚障碍児のために尽力し、チャリティー活動等も行っているルネ。この受賞に対しては、謙虚に受け止めているようです。

 ルネのこれまでの功績が認められたカナダ勲章受賞を、日本からもお祝いいたしましょう!!


       ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪


 今から39年前の1975年7月1日(火)は、「去年の夏」のシングル・レコードの発売の日でした。

 同月21日(月)には同タイトルのLPが発売されました。

 同年3月21日(土)に「君のすべてがほしい」のシングル、4月1日(火)にLPが発売されてから、3カ月しか経っていない中での新曲の発売は、今でこそ当たり前でも、半年から1年は同じ曲が歌われていた当時のことを考えれば、かなり早い発売サイクルだったと思います。さらに2ヵ月ずつ開けて、9月21日(日)にシングル「みんなあなたに」、11月1日(土)にLP「ルネ・ヒット全曲集」が発売…。ルネが日本以外での活動を始め、予定していた来日が無くなり、それによってルネ人気に陰りが見え始めたこと、さらにルネの変声が重なったため、発売に踏み切ったのかもしれません。

 当時ルネ・ファン・クラブ「メープル・メイツの情報だけが頼りだった私は、これだけ続いてレコードが発売されるのは、ルネの人気のためだとばかり思っていました。しかし、ブログを始めてから、既にスプリング・コンサートでルネ人気に陰りが見え、会場に空席が目立っていたということを知って、ショックを受けたのでした。

 私はといえば、次々に発売されるレコードに嬉しい悲鳴を上げていました。それというのも、シングル500円、LPが2800円、ルネ・ファン・クラブ「メープル・メイツの会費が月300円だった当時、私のお小遣いは月1000円。お正月のお年玉を大切にとっておき、無駄遣いを控えたとしてもなかなか大変な出費でした。文房具類や毎月の楽しみの「月刊少女フレンド」もその中でやり繰りしなければならなかったため、タイトル曲「去年の夏」を含めた全曲が発表済みの、べスト盤的LP「去年の夏」は、泣く泣く諦めざるを得ませんでした。でもこのアルバムは、私が購入できなかったことを知っていたルネ・ファンのペンフレンドから、翌年の誕生日にプレゼントされて所有しています。

 ルネのために「月刊少女フレンド」を諦めればよかったのでしょうか? いいえ、この本のお陰で、少ないお小遣いの中では到底買うことができなかった芸能誌「月刊明星」や「月刊平凡」に掲載された記事や付録のポスターを、図らずもゲットできたことにつながっていたので、今考えてもこの少女漫画雑誌は外せません。

 それから面白いことに、ルネのレコードの発売日は必ず1日か21日。これはレコード会社の出荷の関係なのでしょうか?

 そして、ルネの決められた活動時間の中で、さらに来日がなくなった中で、レコード・ジャケット写真は、まとめ撮りした中から未使用のものを選んでいたようです。ルネの全曲集GOLDEN☆BEST limitedルネ・シマールも然り。
 シングル「去年の夏」は、夏の歌なのに長袖で、襟と袖と裾のゴム編みが白の赤いセーター? シャツの上にルネ・ブランドとして発売されていた、胸に車のワン・ポイントが入った赤いセーターを着たルネの写真も同じ頃のもの(※1)。
 LPの方は「月刊平凡」1974年10月号の表紙の撮影で撮った、赤のストライプTシャツのルネ(※2)と海の合成写真★
 私はジャケットのルネが、以前とちっとも変わらないことに不自然さを感じていましたが、それもそのはず、撮りだめした中から選んでいたのですから、ルネが成長するはずありません。使う写真が無くてそうしていたのか、それとも、意図的に「天使の声の美少年」のルネのイメージを強く出すためだったのか、はたまたカナダから送られてきたものを使ったのかは分かりません。しかし、日本では、「メープル・メイツ」の閉鎖が決まってから送られてきた会報で、会員だけが、成長しアメリカで活躍しているルネを知ったのかもしれません。

          ▲シングル「去年の夏」のジャケット

:去年の夏
:君にあげる子守歌


※歌詞は過去ログ「去年の夏」でご覧ください
http://green.ap.teacup.com/rene_simard/113.html

          ▲LP「去年の夏」のジャケット


去年の夏
僕の国へおいで
美しい星 LAISSEZ-NOUS AU MOINS LE SOLEIL
この旗の下で
サヨナラ少年時代
君のすべてがほしい


ミドリ色の屋根
鳥 L'OISEU
雨上がりのデイト
内気なマリー
普通の子供 UN ENFANT COMME LES AUTRES
君にあげる子守唄

▲※1:ルネ・ブランドの赤いセーターのルネ バックのポスターは映画「普通の子供」のカナダの宣伝用に作られたもの 

▲※2:「月刊平凡」1974年10月号の表紙 赤いストライプTシャツのルネ


 今年のルネ来日40周年及びグランプリ受賞記念日である6月30日は、ルネの新譜とカナダ勲章という素晴らしい情報で、より一層価値あるものになりました。

 ルネ友のみなさま! ルネの新譜と今後の活躍に期待しながら、日本のルネ・ファンとして、これからもルネを応援していきましょう!!
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