ミドリ色の屋根は永遠に~René Simardに首ったけ~

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ファースト・コンサートの記事

2012年09月15日 | ルネのコンサート
 今日は息子の小学校の運動会でした。
 残暑の厳しい中の練習で疲れが蓄積し、5・6年生の団体種目「○小ソーラン」の激しい動きで少々筋肉痛の我が息子。それに加え、巻き爪の痛みで辛かったでしょうが、最後まで頑張り抜きました。
 息子は児童会の体育委員なので、前に出てラジオ体操をした後、午前中の出番は徒競走と応援合戦だけなのですが、徒競走のスタートでいきなり巻き爪の足を踏まれ、痛みに耐えて走りましたがビリでした(おろし立ての白ソックスが血で染まってました)。午後は全校生のダンスと騎馬戦、○小ソーラン…。 蒸し暑く、途中雨に降られたりで大変でしたが、取りあえず怪我もなく無事やり抜くことができて良かったです。子供たちの頑張りに、保護者の応援も熱く、大変盛り上がった運動会になりました。
 私もお弁当を作って実行委員の集合時間に学校に行き、受付接待の仕事の合間に息子の写真を撮り、昼食が終わったらパラソルとテーブルセットを片付けて、閉会式後はテントやいす、机の片付けをして… 昨年までは主人も来られたので良かったのですが、今年はPTAの実行委員の仕事もあって、1人3役?! 暑かったのでヘトヘトです。帰宅後すぐシャワーを浴びてのんびりしています。もちろん記事は事前に書いておいたので、この部分だけ書き加えて完成。明日はちょっとゆっくりしたいです。 

 そして今回は、Yahoo!オークションで入手したルネ記事掲載誌から、ファースト・コンサートの記事を紹介いたします。


   cameraファースト・コンサートの記事note


 ルネが1974年6月30日、第3回東京音楽祭世界大会でグランプリとフランク・シナトラ賞を獲得し、一夜にしてルネ・ブームを巻き起こした初来日から約2か月後、8月22日(金)から9月20日(金)までの30日間、ファン待望の2回目の来日がありました。ルネ・ファン・クラブ「メープル・メイツ」の会報№1のスケジュール表では「17日(火)帰国」とありましたが、実際には20日(金)に東京プリンスホテルで西城秀樹とのインタビューが行われていたので、ルネはカナダのファンを残して、日本に1か月も滞在していたことになります。もちろん、本当なら夏のバカンスを楽しんでいるはずの時期ですから、日本では取材込みで(ただし身近なスタッフのみ同行)京都旅行などを楽しんだのですけれど…。
 この来日での主な活動は、「ミドリ色の屋根」に続く新曲「小さな生命」の発売とTV出演、東京と大阪でのファースト・コンサート。CBSソニーとアルファ・アンド・アソシェイツ主催による記者会見とレセプションが、大々的に行われました。
 9月4日の大阪コンサートと9月14日と15日の東京コンサートの記事は過去ログで何度も紹介していますので、カテゴリ「ルネのコンサート」でご覧ください。


   新曲『小さな生命』をヨロシクネ!


▲「中三時代」1974年10月号より 写真は7月1日にカナダ大使館の建国記念パーティーに招待された時のもの 歌っているのは「ミドリ色の屋根」か「ラ・メール」

 8月22日に来日したルネ・シマール 今回も一か月ぐらいしか日本に滞在しないんだけど、新曲『小さな生命』が9月10日に発売されるし、9月4日には大阪厚生年金、9月14、15日には東京渋谷公会堂で”ルネ・シマール・ファースト・コンサート”を開くし、ごきげんだよ。また日本のヤングのハートをガッチリつかんじゃうことだろうね。カナダから家庭教師を連れてきて勉強しながらの日本の旅、この秋は、きっとルネ旋風だよ。


 ルネ・シマールのファースト・コンサート

▲「中学一年コース1974年11月号」掲載『芸能トピックス』より

★”スーパー・スター”ルネ・シマールが日本でのスケジュールを無事終えて帰国。
 日本での滞在の大きな目的は、大阪と東京でのコンサート。ヒット曲「ミドリ色の屋根」、「小さな生命」をはじめ、「エメラルドの伝説」、「廃墟の鳩」を日本語で…。
 映画「ルネ・イン・トーキョー」も披露するなど内容がいっぱいで、ファンは大喜び、ルネも満足して帰国したようでした。



<ファースト・コンサートのスタッフ>

 ファースト・コンサートを手掛けたALFAレコードのメンバーとスタッフの、1975年頃の写真がありますのでご覧ください。全員が深町氏の紡ぎ出す音に集中し、妥協を許さず若い才能をぶつけ合い、1つのものを創造していくことを楽しんでいる様子が伺えます。ワクワクする様なエネルギーが漲っていますね。このメンバーがルネのファースト・コンサートを作り上げたのかと思うと感慨深い1枚です。
▲向かって右から、ルネと妹ナタリーのプロデュースを手掛けられた宮住俊介氏、川添象郎氏、今は亡き深町純氏、1人置いて村井邦彦氏(あとのお2人は分かりません)

企画構成:川添象郎
演   出:水田晴彦
音楽監督:村井邦彦
編   曲:深町 純
照   明:高津 清
音   響:池田裕嗣
衣   裳:竹山公士
装   置:小林順治
舞台監督:熊谷次郎

制   作:阿部義弘

演   奏:JUN FUKAMACHI AND HIS FRIENDS(東京・大阪)
       パーカッション・ラリー・須永(東京)
       松本文男とTOKYO MUSIC MAKERS (東京)
       北野タダオとアロー・ジャズ・オーケストラ(大阪)
       アンサンブル・シェバリエー(大阪)
コーラス:SUGAR BABE+吉田みな子(東京・大阪)

大   阪:1974年9月4日 6時開演 厚生年金会館大ホール
東   京:1974年9月14~15日 5時開演 渋谷公会堂

主   催:東京 アルファ・アンド・アソシェイツ株式会社
       大阪 サンケイ企画
           アルファ・アンド・アソシェイツ株式会社 

協   賛:日本ユニセフ協会
       カナダ大使館
       株式会社CBSソニー
       日本航空株式会社

プログラム・デザイン 佐藤憲吉 原田 治 村井美和子
ポスター・パンフレットデザイン:村井美和子
編集企画:阿部義弘 横田隆文
編   集:河端 茂 井上道子
発   行:村井邦彦

※SUGAR BABEのメンバーは、山下達郎氏、大貫妙子氏と村松邦男氏。


 こうしてスタッフを見ても、今では絶対実現できない、この当時新進気鋭の才能溢れるメンバーが揃っており、ALFAレコードやSONYが如何にルネのファースト・コンサートに力を入れていたかが分かります。
 そして、そのファースト・コンサートのライヴ・アルバムも収録されたルネの全曲集「GOLDEN☆BEST limitedルネ・シマール」が、早くアンコールプレスのリクエストが通って、前回購入を逃したファンの方々が、一刻も早くルネの天使の声で癒されることを願っています。
コメント (6)
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