昨日、10月31日はハロウィーンでした。実は、記事を準備して、1泊2日の出張から帰ってきたらアップしようとしていたのに、研修疲れでウトウトしているうちに日付が変わっていました★
♪ハロウィーンについて♪
ハロウィーンとは、万聖節(11月1日)の前夜祭にあたる行事のことで、もともとは2000年以上昔のアイルランドのケルト人の宗教的行事が、キリスト教に取り入れられたものだそうです。ケルト民族の暦で新年の始まりである「万聖節」には、過去に亡くなった人がよみがえると考えられており、万聖節=“All Saints' Day(Hallowmas)”のイヴの日なので“All Hallow Eve”から“Halloween”になったとも言われています。
欧米ほどの盛り上がりはないものの、最近は日本でも、アミューズメント・パーク等でハロウィーンのイベントが行われ、ジャック・オ・ランタン(Jack-o’-lantern)やオレンジと黒の飾り付けをいろいろなところで見かけるようになりました。宗教的な起源や由来など関係なく、楽しいイベントは何でも取り入れてしまう日本人ですが、ハロウィーンは長い間定着しませんでした。今でも、イベント会場やパーティーで仮装したり、ハロウィーンにちなんだ…というより、かこつけたカボチャのお菓子やメニューが出回るくらい。仮装して街中をねりあるいたり、近所のお宅を回り、”Trick or treat!(何かくれないといたずらするぞ!)”と言ってお菓子をもらうようなことは、一般的には行われていません。せいぜい保育園や幼稚園等でちょっとしたお楽しみ会がある程度でしょう。ちなみに、息子は児童クラブ(学童保育)で、30日にハロウィーン・パーティーを楽しみました。出張帰りの電車の中では、魔女のとんがり帽子を持った女の子2人に会いました。
また、出張先で会った欧米系の男性(出身地までは聞いてません)の小さい頃、ハロウィーンの仮装で人気があったのは、男の子はゴーストとドラキュラで、女の子は魔女だったそうです。女の子の魔女の仮装は、黒いとんがり帽子をかぶり、腕と頭を通す所を切った黒いポリ袋を着て出来上がり。男の子に人気のゴーストは一番簡単な仮装だからで、シーツをかぶり、目の部分をはさみで切って穴を開け、シーツがずり落ちないようにゴムバンドで頭の所を止めるだけ。そしてドラキュラは、お父さんの黒い燕尾服等を失敬し、お父さんのポマードで髪をオールバックにして、ジョーク・ショップで買った牙を付け、さらに顔を絵の具で青や緑色に塗って、お母さんの口紅で口がさけたようなメイクをするという凝りよう。でも、どれも手近なものを利用した、お金をかけなくても出来る仮装ですね。お菓子をくれない家では驚かせて逃げたり、友だちが、お母さんの新しい真っ白なシーツをゴーストの仮装に使って叱られ、翌年からはドラキュラの仮装しかさせてもらえなくなったというエピソードを楽しく聞かせてもらいました。
前述のハロウィーンの仮装は、家のまわりを徘徊する悪霊たちが、その姿を見て驚いて逃げていくようにするためだったとか。この世に戻ってくる魂は悪い霊だと思われていたので、やって来る死者を遠ざけるために、子供たちに恐ろしい仮装をさせて歩かせたのだそうです。 仮装した子供たちが近所の人を脅かせお菓子をもらうようになったのは、これが由来のようです。
ハロウィンを象徴するキャラクターになっているオレンジ色をしたかぼちゃのちょうちん、ジャック・オ・ランタンも悪霊を追い払うためのもので、かぼちゃに恐ろしい顔を刻み、その中にろうそくを入れて家の前に置いておけば、悪い霊を脅して追い払ってくれると信じられていたのだそうです。
それから、もともとアイルランドではカブなどの野菜で作っていたのが、アメリカに渡って加工しやすいカボチャで作られるようになったのだそうです。ちなみに日本で栽培されているカボチャは大別して「日本カボチャ」「西洋カボチャ」「ペポカボチャ」の3種類で、ハロウィンで使うのは「ペポカボチャ」。特にポピュラーなのが、巨大さが特徴の「アトランティック・ジャイアント」や「オータム・ゴールド」などですが、これらは観賞用で、味のほうは今ひとつのようです。昔はカボチャをくりぬいた後、中身でパンプキン・パイなどを作る家庭もあったようですね。私もカボチャ料理は大好き♪過去ログでも書いた、ケベック産の100%ピュア・メープル・シロップでカボチャの煮物を作ります♪小さいサイズのボッチャンカボチャは量も丁度良く、味も良いのでお気に入りです。日本では冬至にカボチャを食べる習慣があますが、ハロウィーンに合わせてカボチャ料理に挑戦してみてはいかがでしょうか。
※Wikipedia「ハロウィーン」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%AD%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%B3
ケベックのハロウィーン
▲カナダのコミュニティ・サイト”Passion Rene et Nathalie Simard”より
ルネのアラジンは良いとして、何故マリー=ジョゼはフック船長?!
ルネが住むカナダのケベック州でも、ハロウィーンのお祭りを行います。ハロウィーンは子どもが主役です。でも、人生を楽しむことが大好きなケベックの人々は、大人も一緒に仮装して楽しんでいるそうです。
『ルネ・シマール日記』の方で一足早く紹介しました、カナダのコミュニティ・サイト”Passion Rene et Nathalie Simard”にアップされていた画像の他にも、ルネ一家のハロウィーンの仮装を見ることができます。今回は、ルネよりも息子のオリヴィエが主役です。素敵な青年に成長し、最近はますますルネに似てきたオリヴィエ。幼少の頃の可愛いハロウィーンをご覧いただきたいと思います。
※メルマガコラムvol.10「ハロウィーンのお祭り」
http://www.buyquebec.jp/backvol10.html
▲ルネのデビュー25周年誌より
前出のハロウィーン画像は、こちらの巨大カボチャの写真を使って合成されたもののようですね。
▲ルネのデビュー25周年誌より
オリヴィエの可愛い魔女の仮装
▲カナダのコミュニティ・サイト”Passion Rene et Nathalie Simard”より
ルネの女装?!…というより、悪乗りな仮装でしょうか。ハロウィーンではないと思いますが、ある意味恐いので(笑)
この記事をアップしている今、カナダはまだ10月31日です。シャンタルさんからのメールで、ケベックでは30日に雪が降って、風も強くてとても寒かったそうです。ルネはマカオにいてカナダにはいないけれど、カナダはハロウィーンで盛り上がっていることでしょう。
♪ハロウィーンについて♪
ハロウィーンとは、万聖節(11月1日)の前夜祭にあたる行事のことで、もともとは2000年以上昔のアイルランドのケルト人の宗教的行事が、キリスト教に取り入れられたものだそうです。ケルト民族の暦で新年の始まりである「万聖節」には、過去に亡くなった人がよみがえると考えられており、万聖節=“All Saints' Day(Hallowmas)”のイヴの日なので“All Hallow Eve”から“Halloween”になったとも言われています。
欧米ほどの盛り上がりはないものの、最近は日本でも、アミューズメント・パーク等でハロウィーンのイベントが行われ、ジャック・オ・ランタン(Jack-o’-lantern)やオレンジと黒の飾り付けをいろいろなところで見かけるようになりました。宗教的な起源や由来など関係なく、楽しいイベントは何でも取り入れてしまう日本人ですが、ハロウィーンは長い間定着しませんでした。今でも、イベント会場やパーティーで仮装したり、ハロウィーンにちなんだ…というより、かこつけたカボチャのお菓子やメニューが出回るくらい。仮装して街中をねりあるいたり、近所のお宅を回り、”Trick or treat!(何かくれないといたずらするぞ!)”と言ってお菓子をもらうようなことは、一般的には行われていません。せいぜい保育園や幼稚園等でちょっとしたお楽しみ会がある程度でしょう。ちなみに、息子は児童クラブ(学童保育)で、30日にハロウィーン・パーティーを楽しみました。出張帰りの電車の中では、魔女のとんがり帽子を持った女の子2人に会いました。
また、出張先で会った欧米系の男性(出身地までは聞いてません)の小さい頃、ハロウィーンの仮装で人気があったのは、男の子はゴーストとドラキュラで、女の子は魔女だったそうです。女の子の魔女の仮装は、黒いとんがり帽子をかぶり、腕と頭を通す所を切った黒いポリ袋を着て出来上がり。男の子に人気のゴーストは一番簡単な仮装だからで、シーツをかぶり、目の部分をはさみで切って穴を開け、シーツがずり落ちないようにゴムバンドで頭の所を止めるだけ。そしてドラキュラは、お父さんの黒い燕尾服等を失敬し、お父さんのポマードで髪をオールバックにして、ジョーク・ショップで買った牙を付け、さらに顔を絵の具で青や緑色に塗って、お母さんの口紅で口がさけたようなメイクをするという凝りよう。でも、どれも手近なものを利用した、お金をかけなくても出来る仮装ですね。お菓子をくれない家では驚かせて逃げたり、友だちが、お母さんの新しい真っ白なシーツをゴーストの仮装に使って叱られ、翌年からはドラキュラの仮装しかさせてもらえなくなったというエピソードを楽しく聞かせてもらいました。
前述のハロウィーンの仮装は、家のまわりを徘徊する悪霊たちが、その姿を見て驚いて逃げていくようにするためだったとか。この世に戻ってくる魂は悪い霊だと思われていたので、やって来る死者を遠ざけるために、子供たちに恐ろしい仮装をさせて歩かせたのだそうです。 仮装した子供たちが近所の人を脅かせお菓子をもらうようになったのは、これが由来のようです。
ハロウィンを象徴するキャラクターになっているオレンジ色をしたかぼちゃのちょうちん、ジャック・オ・ランタンも悪霊を追い払うためのもので、かぼちゃに恐ろしい顔を刻み、その中にろうそくを入れて家の前に置いておけば、悪い霊を脅して追い払ってくれると信じられていたのだそうです。
それから、もともとアイルランドではカブなどの野菜で作っていたのが、アメリカに渡って加工しやすいカボチャで作られるようになったのだそうです。ちなみに日本で栽培されているカボチャは大別して「日本カボチャ」「西洋カボチャ」「ペポカボチャ」の3種類で、ハロウィンで使うのは「ペポカボチャ」。特にポピュラーなのが、巨大さが特徴の「アトランティック・ジャイアント」や「オータム・ゴールド」などですが、これらは観賞用で、味のほうは今ひとつのようです。昔はカボチャをくりぬいた後、中身でパンプキン・パイなどを作る家庭もあったようですね。私もカボチャ料理は大好き♪過去ログでも書いた、ケベック産の100%ピュア・メープル・シロップでカボチャの煮物を作ります♪小さいサイズのボッチャンカボチャは量も丁度良く、味も良いのでお気に入りです。日本では冬至にカボチャを食べる習慣があますが、ハロウィーンに合わせてカボチャ料理に挑戦してみてはいかがでしょうか。
※Wikipedia「ハロウィーン」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%AD%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%B3
ケベックのハロウィーン
▲カナダのコミュニティ・サイト”Passion Rene et Nathalie Simard”より
ルネのアラジンは良いとして、何故マリー=ジョゼはフック船長?!
ルネが住むカナダのケベック州でも、ハロウィーンのお祭りを行います。ハロウィーンは子どもが主役です。でも、人生を楽しむことが大好きなケベックの人々は、大人も一緒に仮装して楽しんでいるそうです。
『ルネ・シマール日記』の方で一足早く紹介しました、カナダのコミュニティ・サイト”Passion Rene et Nathalie Simard”にアップされていた画像の他にも、ルネ一家のハロウィーンの仮装を見ることができます。今回は、ルネよりも息子のオリヴィエが主役です。素敵な青年に成長し、最近はますますルネに似てきたオリヴィエ。幼少の頃の可愛いハロウィーンをご覧いただきたいと思います。
※メルマガコラムvol.10「ハロウィーンのお祭り」
http://www.buyquebec.jp/backvol10.html
▲ルネのデビュー25周年誌より
前出のハロウィーン画像は、こちらの巨大カボチャの写真を使って合成されたもののようですね。
▲ルネのデビュー25周年誌より
オリヴィエの可愛い魔女の仮装
▲カナダのコミュニティ・サイト”Passion Rene et Nathalie Simard”より
ルネの女装?!…というより、悪乗りな仮装でしょうか。ハロウィーンではないと思いますが、ある意味恐いので(笑)
この記事をアップしている今、カナダはまだ10月31日です。シャンタルさんからのメールで、ケベックでは30日に雪が降って、風も強くてとても寒かったそうです。ルネはマカオにいてカナダにはいないけれど、カナダはハロウィーンで盛り上がっていることでしょう。