2012年3月24日大安吉日
姉の一人娘、桜ちゃんの結婚式。
ごくごく身内だけの式と披露宴は和やかな雰囲気のままお開きとなった。
桜ちゃんは20歳になったばかり。
お相手の力人君は22歳。
若い若い新郎新婦は初々しいの一言につきた。
桜ちゃんは妊娠6か月だというけれど、少しもお腹が目立っていない。
今はマタニティ用のウェディングドレスもたくさんあるそうだ。
姉は45歳にしておばあちゃんになるらしい。
「いいお式だったわねえ~」
最寄り駅の改札を出たところで、母が何度目かのため息をついた。まだまだ夢心地のようだ。
「桜ちゃんキレイだったね」
おれも何度目かの同じ返事をする。
そんなやり取りを、父がおかしそうに「お前たちは何回同じことを言ってるんだ」とたしなめる。
久しぶりの、両親とおれ、三人だけの時間だった。
日本に帰国するのも久しぶりだった。
渋谷家の跡取り息子であるはずの長男のおれが、海外で男と暮らしている。そのことについて両親がどう思っているのかは聞いたことがない。
でも、今日、桜ちゃんの結婚式を見ていて……おれは罪悪感でいっぱいになった。
力人君は、実家のケーキ屋で働いているそうで、桜ちゃんがそのケーキ屋でバイトをしていたことが出会いだったそうだ。
桜ちゃんの小さいころからの将来の夢は3つあった。一つはケーキ屋さん。一つはお嫁さん。一つはお母さん。桜ちゃんはその夢を3ついっぺんに叶えることになったのだ。
桜ちゃんから花束を受け取った、力人君のお母さんは、
「うちのバカ息子にこんなに可愛いお嫁さんがきてくれて、孫まで生まれる。こんなに幸せなことはない」
幸せそうな笑顔でそう言っていた。
おれが、母に与えるはずだった笑顔……だ。
「…………ごめん」
思わず気持ちが言葉になった。
立ち止まり、振り返る両親。
「何が?」
「おれ……結婚式とか、孫とか、そういうのお父さんとお母さんにみせてあげられなくて」
冷たい風が頬にあたる。雲が太陽を隠していて少しも暖かくならない。
うつむいたおれの横に、母がすっと並び……
「何バカなこと言ってんの!」
「痛………ってーーーー!!」
思いっきり背中を叩かれた。本気で痛いっ!
「孫は桜も西子も守君もいるから充分よ。結婚式も椿も南もしたからもう充分」
「お母さん……」
西子ちゃんと守君というのは、妹の南の子供たちだ。西子ちゃんは来月から小学6年生だという。南の旦那さんの連れ子の守君はもう立派な社会人になっていた。おれが日本を離れて5年半。時間は流れるように過ぎている。
「前にも言ったけどね、慶。親っていうのは、子供が幸せでいてくれることが幸せなのよ?」
「………うん」
「あんた今、幸せなんでしょ?」
浩介の顔を思い浮かべる。胸のあたりが温かくなる。
「……うん」
「じゃあ、いいじゃないの。バカなこと言ってんじゃないわよ」
「痛い痛いっ」
さらに叩かれ悲鳴をあげる。
「そうだ、慶」
ふと思いついたように、父がいう。
「結婚式だったら挙げられるんじゃないか? こないだ知り合いがカナダで挙げてきたって言ってたぞ」
「あら、最近では日本でも挙げられる式場ができてきたってニュースでやってたわよ」
「おお、そうなのか? じゃあ、慶、結婚式すればいいじゃないか」
「そうね。国内もいいけど、いっそのことハワイ挙式とかもいいわよねえ」
「ハワイなら時期を選べばそんなにかからないんじゃないか?」
「ああ、でもカナダもいいわねえ……」
「……………」
おれを置いて盛り上がっている両親。
……ありがたい。
ありがとう。お父さん、お母さん……。
「あらー? 渋谷さーん?」
家の門の前でいきなり声をかけられた。
何軒か先の家の………
「あら、佐々木さ~ん」
母がひらひらと手を振る。
そうだそうだ。人間スピーカーの佐々木さんだ。すごいウワサ好きで、彼女に知られたが最後、三日後には町内全員に知れ渡ってしまうという恐ろしい人だと聞いたことがある。
「そっか~今日、桜ちゃんの結婚式だったわよね?」
「そうなのよ~~」
父が軽く会釈して、すーっと家に入って行く。おれもそれに続こうとしたが、
「慶君! 慶君! 久しぶりねー! あいかわらずイケメンじゃないのー!」
「………お久しぶりです」
捕まってしまった……。
「慶君、海外にいるんですってー?」
「ええ、まあ……」
ダメだ。この押しの強さ、こわくてビビッてしまう。
「それにしても、桜ちゃんびっくりよね~。ハタチで結婚出産なんて! 椿ちゃんだけは普通だったのに、娘の桜ちゃんがビックリなことになって~」
「……普通?」
椿姉だけは普通ということは、おれと南は普通じゃないということか?
「だって、ねえ、慶君はせっかくお医者様になったのに海外でボランティアみたいな仕事してるし、南ちゃんは二回りも年上の人と結婚して、いきなり大きい息子さんのお母さんになっちゃうし、渋谷兄妹、波乱万丈よね~~?」
「はあ……」
余計なお世話なこと言っていると思うのだが、母はニコニコとしている。
「慶君、結婚まだなんでしょ?」
「…………はあ」
「彼女はいないの? うちの娘の一つ下だから今年38歳よねえ? 誰かいい子紹介してあげましょうか?」
「あらあら、佐々木さん」
母が笑顔のまま話に割って入ってきた。
「うちの子、彼女はいないけど彼氏はいるのよ~」
「……え?」
「それで、さっきもちょうど、結婚式をどこでするかって話をしてたところなの~~」
「えええ?」
絶句した佐々木さんに、母が畳みかける。
「そうそう、ミドリちゃん、ハワイ挙式憧れる~とか言ってたわよね? そこらへん詳しかったりする?」
「あー、そうね……」
「最近、どうなの? ミドリちゃん。頑張ってるの?」
「ど、どうかしらね…………」
ごにょごにょごにょと佐々木さんはいうと、「またね」と行ってしまった。
………なんなんだ……。
家に入ると、母がクスクスと笑い出した。
「佐々木さんのあの慌てた顔……」
「………なんなの?」
言うと、母は笑いながら少し肩をすくめ、
「ミドリちゃん、婚活パーティー行きまくってるけど、なかなか良いお相手が見つからないみたいでね~」
「………で?」
「佐々木さんって人の家のことにはさんざん首突っ込んでウワサするんだけど、自分の娘のことには触れてほしくないみたいでね、佐々木さんを黙らせたかったら娘さんの結婚話をする!っていうのがこの近所で有名な佐々木さん対処法なのよ」
「…………」
……怖っ。母の知らない一面を見た気がする……。
「でもさ……いいの?」
「何が?」
「おれに彼氏がいるとかそういうこと言って……。佐々木さんに知られたら3日でなんとか…っていってなかった?」
「ああ、全然」
母はまたひらひらと手を振り、
「仲良くしてる人には言ってある話だし、これでそうじゃない人にも知られるってぐらいなもんよ」
「でも……」
「だいたいね、慶」
母はビシリとおれを指さすと、
「私は知られて困るなんて思ってないわよ」
「……お母さん」
「そりゃ……はじめのころはそう思ってたっていうのが正直なところだし……こういう風に思えるようになるには時間かかったけど……」
「……うん」
「別にあんたは隠すようなこと何もしてない。でしょ?」
「うん」
母は、もーっと言いながらおれの肩を叩き、
「あんたがさっき変なこと言うからー」
「変なこと?」
「ごめん、とかそういうこと。もうやめてよ? そういうこと言うの」
「……うん」
こっくりうなずく。母はふっと笑うと、
「さっきあらためて思ったのよ。もっと公にしていこうって。これでごちゃごちゃ言ってきたり、離れていったりする人とは、仲良くする必要ないし。佐々木さん、いいタイミングで話しかけてくれたわ」
「お母さん……」
強いね、というと、母はまた、なーに言ってんの、とおれの肩を叩き、
「親っていうのは子供のためならなんでもできるの。あんたも子供ができたら分かるわ……って出来ないんだった。ごめんごめん」
あはははは、と明るく笑う母。
「あんたはさ、良い高校行って、良い大学行って、お医者さんにまでなって、それでもう充分すぎるくらいの自慢の息子よ。充分親孝行してるわよ」
「そうかな……」
「その上、イケメンだしね。ていうか、イケメンすぎよね? わが息子ながら」
「はあ………」
母は機嫌よく台所に行ってしまった。洗面台で手を洗いながら、あらためて自分の顔を鏡でよく見てみる。
これをイケメンというのだろうか……
自分はずっとこの顔だからよくわからない。ただ、昔から女みたいな自分の顔はあまり好きじゃなかった。30過ぎたあたりから、ようやく女っぽさが抜けてきて、オジサンになったと自分では思っているんだけど……。
「ああ、そうね……少しオジサンっぽくなったかしらね。でも、普通の37よりは若いし、やっぱり中性的といえば中性的よ」
母に言うと、そう返された。
「『実はうちの子、男の恋人がいるの』って言っても、あんたのこと知ってるママ友達は、たいして驚かないわよ。たいてい『やっぱりそうなんだ』って納得する」
「それはどういう……」
「だってあんた、昔っから、そこらの女の子より可愛かったもん」
「………」
母たちの世界はよくわからない……。
引き出物のバームクーヘン、おいしい。一足先に家に入っていた父がコーヒーをいれてくれていた。
「で、慶はいつまでそっちにいるつもりなんだ?」
父があらたまって聞いてきた。
「永住するつもりか?」
「いや……そのつもりはない……と思う」
「そうか」
シンとする室内。
「やっぱり……帰ってきてほしい?」
おそるおそる聞くと、母があっさりと言った。
「そりゃそうよ。心配だもの。せめて日本国内にはいてほしいもんだわよ」
「……だよね」
分かってはいるけれど、こうもハッキリ言われるとズシリとくる。
「でもいいわよ。好きにしなさいよ。その代わり、今まで通り、時々は連絡するようにしてよ?」
「……うん」
一応、何かの折には連絡するようにはしている。
心配かけていることは分かっている。分かってはいるけれど……
「ほんと、ごめ……」
「だから、ごめんは無し!」
パンッと母に肩を叩かれる。
「あんたはあんたで幸せに暮らしてればいいから。ね?」
「……ありがとう」
両親に心配をかけていることも、迷惑をかけていることも分かってる。
分かってるけど……。
おれはもう、浩介と離れることはできない。別れていたあの3年で思い知った。あんな思いはもう二度としたくない。
***
たったの3日の別離だったのに、浩介に会いたくてしかたがなかった。
いや……、会いたかった、というのは語弊がある。
会えないということが奇妙で体がむず痒くなる、というか、居心地が悪い、というか。会いたい、というより会えないのが変、というか。
「……浩介」
空港に迎えに来てくれていた浩介の姿を見て、即座にかけよりたくなった。けれど、そんな衝動を抑えるくらいの理性は持ち合わせている。
この国の多数派を占める宗教は、同性愛を認めていない。おれたちは細心の注意を払いながら暮らしている。
「おかえりなさい」
浩介は、ホッとした、という顔をしている。
「どうだった?」
「うん。いい結婚式だったよ」
「写真見せてね」
浩介の優しい声。ああ、ようやくむず痒さが消えた。ここが正しい自分の居場所だ、と思う。
「南がお前に会えなくて残念がってた」
「そっか……。せっかく旅費出すっていってくれたのに悪いことしちゃったね」
「いや、おごらせたら最後、かわりに何を要求してくるかわかんないぞ」
「あはは。確かに」
並んで歩きはじめる。こうして歩くようになって、もう……20年以上になるのか。
「事務局から連絡があって、遅くなってもいいから来いっていうから、このまま寄ろうと思うんだけど大丈夫?」
「もちろんいいけど……、おれのいない間に何かあったのか?」
「ううん。助手君すごく頑張ってたよ。だからこそ、呼び出されたのかも」
「あー……」
異動、か。この国にきて3年……。そろそろかとは思っていたけれど……。
しばらく無言で歩いていたが、
「ねえ……慶」
浩介が急に立ち止まり、思いつめたような表情でおれを見下ろした。
「日本に……帰りたくなった?」
「え」
浩介がろくでもないことを考えているときの顔をしている。
「ご両親も、本当は日本に帰ってきてほしいって思ってるよね?」
「あー……そうみたいだな」
「そう、だよね……」
苦しげにつぶやく浩介。
「慶……日本に帰るんだったら、今が一番いいタイミングだよね。新しいところに異動になったら、2、3年は離れられなくなるし」
「……お前はどうしたい?」
まっすぐに見つめ返すと、浩介はすっと目を伏せた。
浩介が日本を離れたのは、夢を叶えるため……というのは半分くらいの理由で、あとの半分は単純に日本にいたくなかったからだ、ということには、ずいぶん前から気がついていた。本人に聞いたことはないが、おそらく浩介は両親の束縛から逃れるために日本を飛び出したのだろう。
「おれは………」
「おれはさ」
ごつん、と浩介の胸のあたりに拳骨をあてる。
「おれの居場所はここだから。お前がいるところにおれはいる」
「…………」
目を瞠った浩介に、にっと笑ってみせる。
「お前が日本に帰るんなら一緒に帰るし、この国にいるなら一緒にいるし、他の国に行くならついていく」
「……慶」
浩介は戸惑ったような表情をして固まっている。
「おれさ、この三日であらためて気がついたんだよ。お前は、空気みたいなもんだってさ」
「空気って………」
「いて当然。いないと苦しくなってくる。それって空気みたいだろ」
「…………」
「苦しいっていうか、なんか、体がむず痒くて困ったんだよ。居心地悪いっつーか」
「………うん」
浩介がちょっと微笑んで、肯いた。
「おれもずっと落ちつかなかった」
「だろ?」
再度、浩介の胸のあたりを拳でノックする。
「だから、おれの居場所はここ。行先はお前に任せる」
「………慶」
浩介が腕をあげかけ、すぐに下ろした。たぶん家の中だったら、思いっきり抱きしめられていたところだろう。
「それにおれはお前の主治医だしな」
「……うん」
浩介はごくまれに過換気症候群の発作をおこすことがある。こちらでも、おれがまだいなかったはじめの半年の間に一度倒れて大騒ぎになったことがあるらしく、それゆえ、医師であるおれがルームメイトとして一緒に暮らすのは、浩介の発作対策のためだという理由をみな信じてくれている。
浩介が絞りすような声で言う。
「おれ……日本には帰りたくない」
「分かった」
コックリと肯く。
「じゃあ、その方向で」
「うん……ごめん」
「ごめんは無し!………あ」
バシッと肩を叩いて、既視感にとらわれる。なんだっけ?と思ったがすぐに思い出した。「あ」と思わず言ったおれに、何?という目を向けた浩介。
「どうかした?」
「いや……、母親とまったく同じことしちゃったな、と思って」
「同じこと?」
「おれが日本にいなくてごめんって言ったら、ごめんは無しっていって肩叩かれた」
「………そっか」
ふっと浩介が笑う。
「慶のご両親は、本当に素敵な方たちだよね」
「素敵ー? ただ単にちょっと変わってるんだよ。あ、そういえば、変なこと言ってた」
「変なこと?」
親の人柄に関する話題を続けることにより、浩介が自分の親に思いを飛ばすのを避けたくて、なるべく自然な形で話をそらす。
「結婚式すれば?って言われた」
「………………え」
浩介、ハトが豆鉄砲くらったみたいな顔。
「けっこん……式?」
「カナダで挙式した知り合いがいるとか、ハワイで挙式したらどうか、とか色々言ってた。ただ単にあの人達は、理由をつけて海外旅行がしたいだけなんだと思うけど」
「そ………」
「結婚式、お前やりたい?」
「…………え、あ………」
浩介は口を開きかけては閉じ、開きかけては閉じ、を繰り返している。
とりあえず、親の話からそれて安心した。浩介を促し、再び歩き出す。
「おれ、今まで一度も頭の中に浮かんだことすらなかったんだよなー。はじめっからできないって思ってて」
「ああ……うん」
浩介がポリポリと頬をかく。
「おれも。一回も考えたことなかった」
「だよな」
肩をすくめてみせると、浩介は「まあさあ……」とつぶやくように小さく言葉を継いだ。
「神様に誓うったって、ここの国の神様なんて認めてもくれないしね」
「………だな」
空港内は今、たいして人はいないし、日本語だから聞かれても分からないだろうけれど、一応用心して声をひそめる。
「おれは、神様なんかに誓わなくたって大丈夫だと思ってるから」
「………え?」
再び立ち止まった浩介を見上げる。
そう。おれは結婚式の話を聞いた時に思ったのだ。神様に誓う必要はない、と。
「神様なんかに誓わなくたって、おれ達は一生一緒にいられる。だろ?」
「慶…………」
浩介が目を見開き、こちらに手を伸ばしかけ、バタンと下ろした。そして眉を寄せて言った。
「あのさ……事務局行くの、今度にしない?」
「なんで? またこっちまで出てくるのめんどくせーよ。今日行っとこうぜ?」
「だって……」
子供みたいに頬が膨らんでいる。
「もう、家に帰りたい。一分一秒でも早く帰りたい。もう無理。限界」
「…………あほか。さっさといくぞ」
ゲシッと浩介の後ろ太もものあたりを蹴り、先を歩く。
「慶ーー、帰ろうよー」
「帰んねえよ」
「じゃあさあ」
追いついてきた浩介がピッと三本指を立てた。
「三分で話終わらせよう」
「終わるわけねえだろっ」
「大丈夫。終わらせる。で、速攻でうちに帰って朝まで……」
「うるさい」
再度蹴りを入れると、またまた浩介の頬がふくれた。
「だってさあ、行く前の日だって結局……」
「あーもーうるさいうるさい」
ああ、いつも通りの浩介だ。昔から少しも変わらない。
子供の頃は、大人になるとまったくの別物になるんだと思っていた。でも、大人になってから気がついた。大人は大人の顔をできるようになるだけで、中身は何も変わらない。
「慶」
手を差し出して微笑む浩介。本当は手を繋ぎたい。けど無理。なので、一回だけ、パンッと手を合わせる。
「急ぐぞ」
「うん」
そして並んで歩きだす。ずっとそうしてきたように。これからもそうできるように。
お互いの隣が、お互いの居場所。
おれ達はずっと一緒に歩いていく。
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2014年12月末、「自由への道」を書いている途中で、なんか思いついて書きかけてたもの。
慶が家で母親と話しているあたりで放置されていたので、続きを書いてみました。
この話が2012年3月。2014年年末に二人は日本に帰ってきます。
そんな話をそのうち書く予定……。
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