ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

特攻野郎なにチーム?

2015-10-29 21:43:21 | Weblog
美しい看護婦さんに見惚れている間に、手術の説明は終わってしまい、ほとんど聞いてなかった。

点滴の台をコロコロ転がしながら、自分の足で手術室へ入る。

「わぁ~、これが手術室かぁ。わぁ~美しい看護婦さんがたくさんだぁ」

と浮かれ気味だったのも束の間。
美しい看護婦さんたちに、みるみるうちにフリチンにされ、完全にココロ折れる僕なのである。

タオルを一枚カラダに掛けられているのだが、タオルの下は結局フリチンなわけで、何かの拍子でタオルがハラリと落ちたりしたら、もう完全にただのフリチンなわけで、そんなことを想うと、手術の怖さよりも、フリチンの怖さの方が少し勝ってくるわけで、「まさか、これは、手術の恐怖を打ち消すための作戦なのか?」とか、思ったりするわけで。
僕が入院した病室の看護婦さんはAチームなわけで、チームAではなくて、Aチームってとこに拘りを感じてしまうわけで。
僕はフリチンの恐怖と胸を切り開かれる恐怖との狭間に揺れながら、特攻野郎Aチームのテーマ曲を頭の中に流しながら、手術台の上で、少し笑いそうになるのである。


そんなわけで、心配をおかけしました。

お祈りをどうもありがとう。

僕は、無事です。

みんなに感謝です。

どうもありがとう。