高齢になるに連れて心配なのは色々あるが、その1つに認知症がある
休日、妻はご近所の仲の良い奥様達と山登りに行くのだが、今回は一等三角点の山へ行くという
一等三角点の山と言っても数千メーターの高さばかりの山ではない
可成り山頂近くまで車で行ける場合もあり、初心者にとっても安全に登山できる
早朝、暗い時間に集合するようで、体力の無い妻には早目に炭水化物の摂取を薦めた
妻はそれならばカップ麺が食べたいと言って湯を沸かしてくると台所へ行った
しかし、目の前にはポットが置かれている
忘れてしまったようだ
暫くして黙ってポットを取りに帰って来た
そして何食わぬ顔でポットのお湯を持ってきてカップ麺を作って食べていた
こんな些細な事の積み重ねが認知症に至るのだろうと深く考えた