通常国会が開催されているが、相変わらず統一教会に関する質疑ばかりの野党にはウンザリする
宗教の自由については散々書いたが、政治が関与しない前提がある
法整備上で宗教法人に関する修正点の議論は結構な事だが、政治家との関与は政治家身上の事であり、有権者が選ぶべき基準として国民が持つべきだ
そもそも、宗教の名を借りて個人から生活が緊急するほどの寄付や購入をさせる行為は限度の設定が難しい
小さく言えば会食をして割り勘にする際にその一部を会の運営費に繰り入れる行為と大きくは洗脳して多額の寄付をさせるまでの幅がある
欧米ではわざわざ費用をかけて慈善パーティを開催して寄付してもらえる方々を招待し、会場で寄付をお願いする
場の雰囲気もあるだろうが、寄付はあくまでも自己責任で行うものだ
この曖昧な境を明確に区別する事は難しい
ホストクラブやキャバクラで持ち上げられて散財し多額の借金を背負う場合も、高額な酒の強制や価格の不正が無ければ罪に問えない
裁判での判例や検察での事例について、法整備の必要性があれば、どんどん改訂頂きたいが、明確でない点を議論するのは不毛な時間の浪費と同じではないだろうか
統一教会については、報道などで集めた資金を韓国に送金していたなどの指摘があったが、これについてもマネー・ロンダリングなどの不正につながる事案であれば必要な法整備を行うべきだ
本来、ロシアのウクライナ侵攻や中国の台湾侵攻の危機が目の前にあるのに、丸で目をそらせる意図でもあるのだろうか
そんな気がしてならない