粘性(ねばり)の大きな液体を中心から回して全体を動かそうとした時、どうなるか?
中心に小さな羽を据えて一定方向へ回す
中心の羽の回転数は一定
回転し始めると羽の周りは少しずつ回転に引っ張られて徐々に同じ方向へ回りだす
しかし、中心から離れた場所は微動だにしない
時間が経過するに連れて次第に渦ができて外側へ広がってゆくが、広がる場所も限界がある
渦の回転数も中心の羽の回転数より高くなることはない
この現象を見ると動かない態勢を動かそうとするのと同じだと思う
態勢を変えようとするには、最初の動きが必要だが、動き始めても成果は現れない
従って大勢を動かすには、長い時間を覚悟して絶え間ない努力を継続する事が必要だ
市が取組むまちおこし運動に市民が応じない事態も全く同じ状態だと思うが、正しいと判断するならば粘り強く継続する必要がある
これは手法の問題ではなく意思の問題
よく考えたい
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