閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

メルマガ

2013-08-28 05:52:57 | 閃き
取引先の会長と食事をした


食事をしながら、二次会はお決まりのお店に行くのかと伺うと、今夜は別の店に行きたいという

その店は愛媛県出身のママさんの店で、会長は10年近くママさんからのメルマガを読んでいるらしい

会長は、こまめに配信されるメルマガにママさんの人柄が出ていて、訪問したいと思っていたそうだ

断る理由も無いので、同行する事にして、予約の電話を入れた


店は繁華街の雑居ビルにあった

店に入ると、他に客は誰もいない

カウンターだけの小さな店だった


件のママさんは和服姿で、迎えてくれた

会長は早速、メルマガの話をした


会長とママさんは、会長が、いつ誰と店に来たのか、互いに記憶が無いと言う

しかし、会長はママさんの事をメルマガを通して良く知っている


会長はひとしきり想いを話して、席を立った

どうも長年抱いていたママさんのイメージが違っていたようだ

少々割高な料金もあって、2度と来ないと言っていた


メルマガやブログを通して作者のイメージを勝手に膨らませる

だから会わなきゃ良かったとなりやすい

一方通行のコミュニケーションの定めなのだ

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