閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

旧友

2010-10-11 06:04:29 | 閃き
遠方から古い友達が来た
何十年振りであろうか

近くの駅に迎えに行き、待っている時は、まるで恋人を待つような気分になっていた

久し振りに会って、お互いに年月の長さを顔で確認しつつ、再会を喜び合った

酒を酌み交わしながら、互いの空白を埋めるが如く近況を報告し合い、そして昔話になって行った

この日の為に貯めていた訳けではないが、汲めども尽きぬようで、いつしか深夜になっていた

長い時間はライフスタイルの違いを生み、価値観の違いも生じるが、同時に寛容になり、お互いを認め合わせる

次は何時会えるか分からないまま、再会を約束し、身体を気遣かった

人の縁とは真に不思議である
縁有って知り合い、一時期を共に過ごし、長い時を経て再会する

人生、時を重ねながら実に多くの人達と出逢って来たが、再会出来る人は時を重ねる毎に少なくなる

旧友は良きかなである
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