閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

道徳

2012-08-12 10:16:38 | 閃き
評議員をしている母校の中学校でPTA会長を拝命した時代の校長先生と、年に一度飲み会を開催している

昔話しを肴に、毎回楽しい酒宴となるが、今回はちょっと変化があった


酒宴の終わりに、いじめにより自殺した生徒のいる学校の校長の会見の仕方に疑問があると話しが出た

校長先生は教育委員会の事を考えれば、何でもかんでも話す事は出来ないから、あの校長の言動は理解出来ると話した

そんな教育委員会の都合を優先しなければならない様な体質が問題ではないかと持論を話した

私が子供の頃は、当時の先生は人としても手本になる立派なイメージがあった


すると、校長先生は、何故教師が「道徳」を生徒に教えなければならないのか?と答えた

教師は勉強を教える者で、道徳は社会(家庭や地域)が教えるべきものだと付け加えた

私はそんな答えが返って来ると思いもしなかったのでショックを受けた


確かに社会で道徳を教える事が少なくなって来た

それ故、先生方に期待する様になって来ているとも思う

従って子供に勉強と道徳の教育を先生にだけ押し付ける事は酷だと思うが、先生自ら道徳教育を放棄して欲しくない


社会問題として、子供の教育の事は取り組まなければならないから、先生と家庭と地域が協力する必要がある

明日の日本の為にも、道徳についてもっと考えるべきだと感じた
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