妻と吉方参拝に出掛けた
日頃、実母の世話で尽力してくれている妻の慰労も兼ねて一泊することにした
無事参拝を済ませて予約していた旅館に早目にチェックインした
早目にチェックインしたのは予約した旅館から電話があり、宿泊当日は大変混雑するので早目にチェックインしてお風呂や食事を済ませて欲しいという内容だった
近雑するのは繁盛の証だが旅館の都合で客に時間調整の協力を打診する事は稀有な事だし
混雑しても何事も無い様にする事が一般的だと思ったが、別に可能な事だったし、それでゆっくり入浴や食事を楽しめればそれで良い事なので承諾してチェックインも食事の時間も早目にして頂いた
念の為に宿の評価を確認すると案の定、食事が出てくるのが遅いとか対応が悪い等のコメントが
どこも人材不足、人手不足なのだろう
予定通りの時刻にチェックインする時、何か不穏な雰囲気がある
旅館の水道施設が急に故障して、お風呂やトイレの水が使えないと言う
現在修理中なので暫く迷惑をかけるとのこと
不安な気持ちを抱えて部屋で待つこと1時間、いつしか眠ってしまっていた所へ仲居さんが訪れて、復旧作業は駄目で宿泊は水が使えないと言う
食事は予定通り準備出来るが迷惑を掛けるので一部返金すると言う
お風呂は兎も角、トイレが近い年寄にはトイレを我慢するのは致命的なので急遽宿替えする事にした
すぐ近くのホテルが取れたので予約して旅館の女将に申し出ると快くキャンセルの手続きを行ってくれた
設備のトラブルはあり得ることだが、水が使えない状況では衛生的に問題が生じる
他の客がどうしたか知る由も無いが、問題無く過ごせる事を願った
しかし、1つだけ旅館の責任として宿泊者に事前に連絡して欲しいと感じている
ギリギリで修理が出来れば何事も無かった様に営業できると考えたのだろうが、なおったからといっても大浴場は間に合わないだろうに
不便をかけた分、返金すれば良い、待たせても修理出来れば良い、仕入れた食材を無駄にしたくない、予約した客から文句を言われたくない
おそらく女将の頭の中には色々な事が駆け巡ったに違いないし、経営責任者ならそう思って当然だ
女将さんには是非、頑張って改善して欲しいと願っている
ところで我々夫婦は旅館の一泊2食付の料金に近い一泊朝食付きのホテルに宿泊し、寒い夜を歩いて焼き鳥屋で食事した
そのホテルのレストランは予約で一杯で8時過ぎの遅い時間に和食レストランしか空いていないとの事で仕方無く出掛ける事にしたのだが
だが結果的には妻と閑静な街をトボトボ歩いて焼き鳥屋で食事をするのは若い時を想い出して楽しかった
吉方参拝によって我々夫婦に取って良い一夜に導かれたのだと感じた
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