古代の海の噺に続いて古代の陸の噺
陸上に上がった動植物は温暖な気候の時代に陸地を覆い尽くしていった
恐竜が陸地を闊歩していた時代は地球全体が良い環境であった
動物が巨大化する要因は食料が豊富にあることが予測できる
弱肉強食が進むと当然強いものは巨大化してゆく
草食竜もキリンのようにより高い場所の枝葉を食料にすれば独占出来るので巨大化してゆく
巨大化する草食竜は小型の食肉竜には襲われにくいので安全になる
こうして巨大動物の世界が出来上がった
しかし、その恐竜も絶滅するのだが、その原因は定かではない
その原因を氷河期であると仮定する
氷河期になると局地の気温が低下し、植物が生息できない環境が発生すると赤道付近以外は氷に覆われる
食料となる食物連鎖の底辺にある植物の量に合わせて淘汰が始まる
大量の食料を必要とする巨大生物は真っ先に絶滅していったに違いない
こうして恐竜の時代は終わり、冬を冬眠で越す爬虫類と体温の高い哺乳類で小型の動物が氷河期を越えて生き延びている
この間の時間は数億年、とてつもなくもない長い時間
古代の気候の変化は局地の氷や地表に隠されている
しかし、これだけの気候の変動が起き、生物の生息に大きな影響を与えたのは事実だ
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