2013年11月12日(火)、紅葉を求めて加東市滝野町の光明寺を訪ねました。播磨中央公園の近くです。
五峰山光明寺(ごぶさん こうみょうじ)は高野山真言宗の寺院で、鎌倉末期から南北朝中期まで〔1318年(文保2年)- 1368年(貞治6年)頃まで〕の約50年間の争乱を描いた『太平記』の「巻二十九」の舞台として知られています。
参道下の駐車場に車を止めて歩いて上がりましたが、多聞院までが“胸突き八丁” の坂道で、喘息かと思ってしまう程に息切れしてしまいました。
多聞院で納経所をさがしていて、一枚の張り紙が目に留まりました。
「ご集印は大慈院で・・・」
多聞院から大慈院までの坂道は少しなだらかで、ここをゆっくりと歩いている間に、不思議なくらい呼吸が整ってきました。
光明寺では納経をはじめとする寺務は四つある塔頭寺院(たっちゅうじいん)〔多聞院、偏照院、大慈院、花蔵院〕が年番制で担当しているとのことで、今年は大慈院が当番だったようです。
ご朱印は五峰山光明寺の『新西国第二十八番』と『播磨西国第十八番』、そして大慈院の『日本一幅』の三種をいただきました。
仁王門周辺から光明寺本堂へ至る辺りは素晴らしく紅葉しており、来た甲斐がありました。