Microsoft社のPCの最新OSであるWindows10は2015年7月29日に一般への提供が開始されました。(2016年7月28日までは無償でアップグレードできる。)
同社のデベロッパー・エバンジェリストのジェリー・ニクソンが「Windows 10はWindowsの最後のバージョン」であると述べたように、"Windows as a Service"(サービスとしての Windows)という新たなコンセプトが導入され、Windows 10ではローリング・リリースモデル=断続的(頻繁に)に更新していくリリースモデルを新たに採用しており、今後は機能改善や新機能の追加といったOSのアップデートが年2?3回の頻度でWindows Updateを通じて無償で行われます。つまり、Windows 10が継続して更新されていくため、従前のようなOSのグレードアップという考え方はなくなります。
私は、現在使用しているWindows7が使える間はWindows7でいいと思っていますが、今後、サポートが終了(2020年1月14日 延長サポート終了)するなどでWindows7が使えなくなったときには、Windous10へのアップグレードをしようと考えています。
そのため、今、Microsoft社から無償で提供されているWindows10クリーンインストール用のUSBメモリーを作成しました。ご参考までに、その手順を記載しておきます。
1.記録メディアの準備
記録メディアとしてUSBメモリーを購入しました。Microsoft社では3Mb以上の記録容量が必要とされていますが、4Gb程度のものはあまり店頭には無く、価格的にも遜色がないため、16GbのものをAmazon マーケットプレースで購入しました。
2.Microsoft社のWindows10入手サイトに接続
Microsoft社の「ソフトウェアのダウンロード」-「Windows10を入手する」サイトにアクセスしました。
3.USB、DVDまたはISOの作成が必要な場合の「ツールを今すぐダウンロード」をクリック
4.Windowsセキュリティー・メッセージで実行か保存かをきいてきたので、一旦保存することにした。
5・ダウンロード・フォルダー内のMediaCreationTool.exeファイルをクリックして実行。
6.ライセンス条項について、〔同意する(A)〕をクリック
7.「実行する操作を選んでください。」で、「他のPC用にインストールメディアを作る」を選択して〔次へ(N)〕をクリック
8.「言語、アーキテクチャ、エディションの選択」で、それぞれ必要な内容をタイプインして〔次へ(N)〕をクリック
言語;日本語、エディション;Windows10、アーキテクチャ;64ビット(×64)、このPCにおすすめのオプションをつかう を選択。
9.「使用するメディアを選んでください」で、USBフラッシュ ドライブを選択して〔次へ(N)〕をクリック
10.「USB フラッシュ ドライブを選んでください」で、USBメモリーを一つのみ接続していれば、それのみが表示・選択されているので、〔次へ(N)〕をクリック
11.プログラムのダウンロードが始まる
12.メディアが作成される
13.USBメモリーへの書き込みが完了
〔完了(F)〕ボタンをクリック
14.USBメモリーには以下のようなファイルが記録されている。
15.Windows10をインストールする場合には、上記「2」のサイトのページを下にスクロールすると在る、「USBまたはDVDを使ってクリーン インストールを実行する」の記載内容を参照して実施する。
USBまたはDVDを使ってクリーン インストールを実行する 1ページ 2ページ
なお、日経パソコンでもWindows10へのアップグレードについて、「Windows 10にアップグレードする前に知るべき6つの事柄」という記事を掲載しているので、一読の上、アップグレードするか否かを決めればいいと思います。
【関係サイト】
○ Microsoft社の「ソフトウェアのダウンロード」-「Windows10を入手する」