バレーボールのオリンピック出場権獲得条件が、全種目中で最も変更が激しいのではないかと思います。それ故か、出場チームがどのようにして決まったのか分かり難いことこの上ないと思います。
そこで、ブラジル(リオ・デ・ジャネイロ)・オリンピック(2016年8月5日~8月21日)の女子バレーボールの場合について確認してみました。折しも、日本女子チームが東京体育館で行われていた『世界最終予選』(アジア大陸予選を兼ねる)で、5月21日に4位以内を決めてオリンピック出場権を獲得し、5月22日にはオランダを下して3位になりました。
≪第31回夏季オリンピック(ブラジル)出場権決定方法≫
第31回夏季オリンピック(リオデジャネイロ・オリンピック)バレーボール本大会への出場チーム数は、男女ともに12チームとされています。
女子の出場権獲得チームがどのように決まったのか、その足跡を辿ってみたいと思います。
1.開催国 : ブラジルは決定
2.ワールドカップ : 大会上位2チーム
中国とセルビアが決定
3.五大陸予選 : 5チーム(各大陸予選優勝チーム)
ロシア、USA、アルゼンチン、カメルーンが決定
アジアはオリンピック最終予選を兼大会とした。
4.世界最終予選 : 上位4チーム
イタリア、オランダ、全日本、韓国が決定
5.世界最終予選プレーオフ : 最上位チームの1チーム
プレルトリコが決定
※ 第31回夏季オリンピック(リオオリンピック)バレーボール本大会への出場チーム
【関係サイト】
○ 公益財団法人日本バレーボール協会