春分の日を目前に控えた3月18日(日)のこと、今年は鹿島さんに花見に行こう!
という話になり、3月最終週のどこかで高砂市阿弥陀・鹿島神社一帯の、「鹿島・扇平自然公園」の南東部を構成する『市ノ池公園』を中心とした地域に行くことにしました。
鹿島・扇平自然公園は、「標高304mの高御位山の西側にある自然公園。豊かな自然環境のなかに、一願成就の神として知られる鹿嶋神社や展望台、児童公園、ハイキングコースなどがある。春には2000本の桜が咲き乱れ、鹿嶋神社の境内や参道は花見客で賑わう。」と評されています。
<春分の日は冬に逆戻り 「寒の戻り」ピーク>
Weather Newsによると、本州の南岸付近に前線が停滞し、3月20日から西日本や東日本の広い範囲で雨が降っています。3月21日も、本州の南岸付近を低気圧が発達しながら東へ進むため、西日本や東日本のほぼ全域で気温が低く、雨の降る一日となるようです。
Weather Map の予想によると、東播磨・神戸地域の桜は、3月24日(土)頃“咲き始め”となり、3月30日(土)頃にほぼ“満開”を迎えるとのことです。また、25日(日)からの1週間は夏日になりそうです。
そうなれば花見です。今年のさくらは、全国的に平年より早く咲きそうです。
公益社団法人ひょうごツーリズム協会が運営しているサイトの、「ひょうごの桜情報」では、3月27日の扇平自然公園の桜は「咲き始め」「1割~4割が開花している状態」となっていました。しかし、夏日が予想されている今日(3月29日)、扇平(山岳部)以外の地域、市が池公園や鹿島神社ではほぼ満開ではないかと思います。
『市ノ池公園』へは、R2阿弥陀の交差点を鹿島神社方向に1.5km程北上します。
『市ノ池公園』に向かう途中のこの道路に沿って鹿島川に注いでいる疎水岸の桜も見事です。
いくつもの疎水が集合し、阿弥陀交差点南で鹿島川になります。鹿島川は、R2阿弥陀の交差点南から播磨灘・曽根港に注ぐ河川です。竿池・弟池を主とし、市の池、阿弥陀新池等を水源としています。
市ノ池公園へは、高砂市公園墓地手前の交差点を『竿池』方向に左折し守護尊寺手前の三叉路を右手に進みます。直に小さ目の池(市ノ池)が左手に見え、『市ノ池公園』と記した石碑を中央に据えた小さなロータリーに至ります。ロータリーの奥が駐車場になっており、200台駐車できます。
この市ノ池公園の奥(北方向)に進んでいくと、高御位山の西に位置する扇平、鷹巣崖(たかのすがけ)の中腹に入り、『四季の小径』と名付けられた山道(遊歩道)に至ることができます。この遊歩道を伝っていくと、鹿島・扇平自然公園を巡ることができ、西側のゴールは鹿島神社になります。このゴール手前、鹿島神社裏手の山上に展望台があり、絶景を満喫することができます。
ただし、この時期、イノシシの出没が多くなっていることから、被害を未然に防ぐ目的であったり、平成23年の山火事損失の復旧のためであったりして、鹿島・扇平自然公園はフェンスで囲われて、進入禁止となっており、鹿島・扇平自然公園展望台へは登ることができませんでした。
鹿島さんに行ったので、鹿島神社で御朱印を頂きました。
【関係サイト】
○ 株式会社ウェザーマップ さくら開花予想
○ ひょうごの桜情報 鹿島・扇平自然公園
○ 神戸観光壁紙 東播磨の桜の名所・桜の花
【関連記事】
○ 播磨中央公園で花見 2013年
○ 加西 丸山総合公園で花見 2016年