2022年(令和4年)6月27日、気象庁は関東甲信、東海、九州南部の各地方の梅雨明けを発表しました。
これから先、太平洋高気圧の北への張り出しが強まり、平年より早く九州~本州を高気圧が覆うと予想されます。
28日、気象庁は九州北部と四国、中国、近畿、北陸の各地方が梅雨明けしたとみられると発表しました。1951年の統計開始以来、これらの地方の6月の梅雨明けは初めてで、最も早いことになります。太陽高度が一年で一番高い夏至の頃(6月21日頃)は、太陽からの日射が一番強くなります。このため、日射を遮る雲がないと地上付近は高温になる傾向がありますが、多くの年は、梅雨の雲によって日射が遮られ、6月中は気温が極端には上がりません。しかし、令和4年(2022年)は、異常に早い梅雨明けによって、6月下旬から広い範囲で気温 が上昇し、記録的な暑さとなっています。 電話が無くともエアコンを有効に使いましょう。
梅雨明けとは?
梅雨明けとは、梅雨の期間が終わることで、数日から1週間程度の天候の予想にもとづき、各地方予報中枢官署が発表します。
梅雨明けを発表する各気象台
仙台管区気象台(東北地方) 東京管区気象台(関東地方) 新潟地方気象台(北陸地方) 名古屋地方気象台(東海地方) 大阪管区気象台(近畿地方) 広島
地方気象台(中国地方) 高松地方気象台(四国地方) 福岡管区気象台(九州北部地方) 鹿児島地方気象台(九州南部地方) 沖縄気象台(沖縄地方)
梅雨明け後の高温に注意しましょう。 熱中症にならないことが第一です。