今日(2018年4月29日 日曜日)、書店の店頭で目に付いた「居酒屋 ぼったくり」1・2巻を購読しました。
書名:居酒屋ぼったくり 1・2 〔A6判;文庫本〕
著者:秋川 滝美
発行所:株式会社 アルファポリス
初版発行日:文庫第1巻 2018年3月5日
文庫第2巻 2018年5月7日
ジャンル;ライトノベル
この物語は、2014年5月1日付けで単行本(四六判 ソフトカバー第1巻が発行され、現在は9巻目-2018年3月)が発行されています。また、2016年10月1日には しわすだ さんのペンによるCOMICS第1巻が発行されています。
アルファポリス社ホームページより
この本は1973年から1977年にかけて『週刊少年ジャンプ』(集英社)に連載された、『包丁人味平(原作:牛次郎、漫画:ビッグ錠による漫画)』のようなものかと思いましたが、少し違っていました。
料理についてはあっさりと記述されています。重きを置いているのが酒類の紹介なのか、その料理に合う、あるいは飲み手に合う酒類ということで、酒類についてはとても詳しく記述されています。
料理やお酒に関する記述にはあまり興味を惹かれることもなく、その合間にあるストーリーを読んでいると、料理やお酒に関する薀蓄というよりも、人として生きていく上で重要となる先輩諸氏の経験に基づいた含蓄とでも言うべきこと、キャラクターの機微が多く見受けられます。
<BOOK DATABASEには次のように記されています。>
東京下町にひっそりとある、居酒屋「ぼったくり」。名に似合わずお得なその店には、旨い酒と美味しい料理、そして今時珍しい義理人情がある―全国の銘酒情報、簡単なつまみの作り方も満載。旨いものと人々のふれあいを描いた短編連作小説
主人公の女店主・美音と閉店間際に来店する客・要との関係の行く末も気になります。
【関係サイトURL】
○ 株式会社アルファポリスHP