商法の改正が、本日、2018年5月18日の参議院本会議で成立する見通しとの報道がありました。
(参議院 議案情報 第196回国会(常会)での審議の結果、可決・成立しました。)
これにより、基本六法の全てが口語体になるとのことです。
法律といえば、
私が社会人になったとき、その仕事(保険代理店)柄、また、就職直前においては、民法や商法が重要であると考えて、これらの勉学に取り組みました。学生時代には「通称 ダットサン民法」で、民法を学習しました。
今現役を離れているせいか、「ダットサン民法」という言葉をあまり聞くことがなくなりました。どうなっているのか、少し調べてみました。
通称「ダットサン民法」とは、一粒社から出版された『民法』(我妻榮, 有泉亨, 川井健著)の愛称です。小型でパワフルなところが、車の「ダットサン」に類似しているとして名づけられ、特に学生には親しまれました。
2002年5月に一粒社の廃業とともに出版されなくなりましたが、2004年に勁草書房で復刊されました。
書名:民法 第三版(1)総則・物権法〔単行本
(2)債権法
(3)親族法・相続法
著者:我妻榮 有泉亨 川井健
発行所:株式会社 勁草書房
発行日:民法 第三版(1)2008年3月26日
(2)2009年2月24日
(3)2013年1月 1日
ジャンル;法律
日産自動車のダットサンは“小回りのきく小型車”が通称の由来ですが、ダットサンは我妻夫妻の愛車でもありました。
民法のダットサンシリーズは「3分冊でちょうど良い。」と学生を始めとして、民法初心者には評判でした。
【関係サイト】
○ 法務省 商法及び国際海上物品運送法の一部を改正する法律案
○ 参議院 議案情報 第196回国会(常会)
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