えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

日産自動車

2024-12-04 | 車関連

11月に発表された日産の2024年度上期決算は、営業利益が前年同期比約90%減となり、グローバルにおける生産能力の20%削減、そして9000人のリストラを行うことが示されたという。

国内において日産の存在感がないかというと、どうなのだろう。

確かに、ノートやオーラ、セレナ、エクストレイルはよく見かけますが、それ以外の最新型のモデルとなると何だろう。サクラにキャラバンあたりだろうか。

つまり従来のセダンに取って代わった小型SUVキックスとエルグランドが印象として弱いのかもしれない。

キックスが戦わなければいけないライバル車といえば、フリード、シエンタ、ヤリスクロス辺りを思い浮かべますが、確かに弱い。

エルグランドはわざわざ挙げる必要もないでしょう。

 

そもそも日産は全売り上げのおよそ40%が北米であるそうです。

その北米市場がEV熱が下がり、HV車需要が伸びて苦戦しているというが、実は売り上げ台数としてはほとんど落ちていないらしい。

日産が北米で販売するHVはエクストレイルとキックスだけらしく、販売奨励金を使って利益を圧迫しているという。

つまり安売りをしないと台数を確保できないという状況のようです。

中国においてもEVの需要は落ち着いてしまったのは同じだが、PHEV(レンジエクステンダー)車に移行しているという。

EVに注力してラインナップを移行してきたメーカーは何処も大変なのでしょうけれど、日産の場合E power  の燃費性能が勝負の分かれ目となった。

トヨタやホンダのHVに比べ燃費性能が悪く、距離を走る北米においては敬遠されてしまうらしい。

私などは、E power  の走りのダイレクト感がHVよりも好ましいと思うくらいですが、使い方によって魅力は薄れてしまうのかもしれない。

 

販売台数世界一にいたVWですら本国工場閉鎖を濃厚にしている今、安泰などないのだろう。

この過渡期の時代を読むのは至難の業、その先の投資の配分など、考えられないほど難しいビジネスなのかもしれません。

市場の欲しがる製品を真面目に作っているだけではあっという間に新興メーカーに喰われる時代。

2018~2022年頃には、シルフィは中国で新車販売台数1位でありました。(2023は知りません)

日本ではモデルチェンジされずにカタログ落ちしましたから驚くと思いますが、グッとあか抜けたモデルになっています。

しかしその牙城もとうとうBYDに明け渡すことになり、現在2位の様ですが相当な安売りをしながら維持をしているという事です。

また、シルフィといっても現行型に加え、先代のものをシルフィクラシック、更にシルフィのボディを使ったEVもあるそうで、それらをひっくるめてシルフィとなります。

北米、中国でこのような売り方ですと、営業利益が上がるわけはありません。

前固体電池搭載車を2028年にも市販したいとする日産、ゲームチェンジャーとなるのだろうか。

 

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抽選(ランクル70)

2024-11-30 | 車関連

今や世界中で待たれているというランドクルーザー70型。

あっという間に受注停止となってしまい、そもそもがどういう販売方法かも分からない方がほとんどなのではないでしょうか。(私も知りません)

発売前に、馴染の営業マンに買いたい意向を伝えていましたが、店に1~2台の割振りで簡単にスルーされたのが記憶に新しいところです。

 

その後街中でたまに見かける70を見て、大して欲しくないというのが今の感想です。

250にしてもそうですが、重いボディに2.8Lディーゼルが非力であると伝えられていますから、私の好みではないと思われます。(そもそもそういう車ではありませんが)

特に70は、私の様な者は吊るしでは満足できず、かなり弄りたくなってしまうのが致命的です。

こういうのいいなぁと思うところまでに150万は使うでしょうから、718を買った方が賢明でしょう。

 

そんな70ですが、兄弟が抽選に応募してきたとか。

へー抽選とか今頃してるのかと、、まぁ欲しいと思っていませんからいいですけれど。。

しかし目減りのしない車両というものに目がない私、ちょっと羨ましくもあるのです。

何だかこの頃、目減りのしない車こそ最強だなんて思っていたりもして。

 

一体どのような抽選方法なのだろう

令和6年ではありますが、こんなベタな方法なのかもしれない

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新型1シリーズ(F70型)の試乗

2024-11-27 | 車関連

用事を済ませて歩いていると、普段は通らない道にBMWのショウルームがあり、1シリーズが並んでいました。

急いでもいなかったので、ちょっと間近で見たいと思いショウルームに入りました。

お姉さんが「いらっしゃいませ」

私「通りがかり1シリが見えたので寄りました」

お姉さん「ありがとうございます、たくさん見て行ってください」

私「少し見させていただきます」

お姉さん「詳しく説明の出来る者を呼んでまいります」

私「では、よろしく」

と、こんな具合で知らない店の営業マンとまた一人知り合ったのです。

 

なんでも今のラインナップは120とM135しかありません。

ディーゼルが導入されるのかは、はっきり聞いていないという事でした。

ショウルームには120とM135がありましたので、私は必然的に135ばかり見ていたのです。

するとアグレッシブになったM135をお乗りいただきたいが、まだ試乗車の準備ができていないのですと。

カタチだけでもと120の試乗を勧められたのです。

ボディにも惹かれておらず、1.5Lターボはどうもとお話しすると、では135の試乗車が用意出来たら是非という事になりました。

そうですねと答えたのですが、マイルドハイブリッドになった今度の120は違うと言うのです。

そこまで言っていただけるならと、120に乗る事になりました。

 

おしゃべりな方で、二人でずっと話していたので試乗に集中できなかったというところもありますが、簡単に。

先ず乗り込むと、ダッシュボードに光る部分があって、最新のMINIを知っている方ならば同じようなテイストです。

そして乗り出し、店から幹線道路へ出る際のトルクの付きだしが明らかに違うのです。

間違いなくモーターが入ったトルク感があり、とても標準的な1.5Lターボだけでは実現できないものです。

当然にエンジンを回さずともトルク感が出るという事は、上質感につながるものです。

ディーゼルには、このような低速域での圧倒的なトルク感がありますが、もっと軽やかでありながら十分な力を見せると感じました。

そして遮音が効いた事も一つ、そして乗り心地が良く一昔前のCセグではなかったような上質な乗り心地を体験できました。

実用車としてはとても良く出来たと感じますが、ではぐっと踏んでみるとどうでしょう。

伸びやかではありますが、軽やかなフケ上がりはF20型の120程度に感じます。

ただ年中ベタ踏みするわけではありませんから、常識的な使い方ではF20型の120とは比べ物にならないくらい使いやすくなったと思います。

つまりディーゼルの様に、トルクバンドを気にすることなく加減速を味わうためのモーターがいい働きをするのでしょう。

 

後席足元も十分な広さとなっており、使いやすい一台と思います。

素のモデルで478万円から

そしてM135は698万円

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七つ星のリピーター

2024-11-23 | 車関連

スバリストという言葉がどれくらい浸透しているのかは知らない。

この言葉には、水平対向エンジンのウェイトが大きいのかどうかも分からない。

ちょっとググってみると、語源は「サユリスト」吉永小百合のファンから来ているとか。。

そして、特定の車ではなくスバルというメーカーのファンであるらしい。

 

ふーむ、私は何処のメーカーのファンだろうと考える、圧倒的台数を乗ってきたBMWなのだろうか。

しかし浮気者の私はAMGという甘い蜜を吸い、すっかりとBMWに距離を置く。

VWだって好きでDSGには惚れ込んだものですが、最近のデザインに冷めている自分がいるのは間違いない。

 

まぁこれは、アイドルや歌手の推しというものに近いのかもしれない。

私の様な者は、車同様に好きな対象が次々と変わるが、ずっとサザンやユーミンのファンでいる方は多い。

 

私の周りにもスバリストというほど熱狂しているかは知らないが、スバルをリピートしている者がいる。

アウトバックを4台乗り継ぐ者、レヴォーグからレイバックに乗り換えた者というように。

両者が言うには、アイサイトの性能の高さを挙げる。

そしてレヴォーグ・レイバック派は、4バック搭載可能なワゴンを真面目に作っているという独自性とか。

売れているカローラツーリングも4バックいけると聞きますが、同じ1.8Lながらターボは搭載せずモーター付きとなる。

しかし100馬力を欠けるエンジン出力と考えると、走りは間違いなくレヴォーグなのだろう。

それと、昔のカローラを知っている世代には、幾ら垢抜けたところでカローラには乗りたくないという者も少なくないのである。

確かに私はシビックを買いましたが、カローラだったら買ったかな、、とも思います。

 

タイトル画は、アウトバックの新型とか(国内導入無し)

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純粋な試乗欲

2024-11-19 | 車関連

ここのところ、試乗欲が薄れている気がします。

試乗という行為が面倒なわけではないのですが、単に乗りたいとか、見てみたいと思う程の新型車種に会えないという事かもしれません。

もちろん価格をとっばらえば幾らでもありますが、現実的なところで見ていくと、代り映えがしない。

 

例えばW206には代車で乗りましたが、W205に乗っているにもかかわらず試乗を考えてもいなかった。

3シリーズにLCI(マイナー)が入ったところでショウルームへ行くでもなし、Q3スポーツバックは期待していたにもかかわらず見にも行かなかった。

ここで思うのは、ある程度予想が出来てしまうからなのかもしれない。

基本性能のレベルは今やかなりのところにあり、旧型と乗り比べて「こりゃ違う!」と驚くほどのモデルチェンジは少ない。

ボディ剛性も高みにあり、エンジンに関しては新開発の度肝を抜くようなものは、なかなかお目にかかれない。

 

若かりし頃のモデルチェンジといえば、新開発のエンジンを積み、足回りを大改良し、これでもかという程に垢抜けたりして、どうあっても新型が欲しくなるものでした。

今の車の耐用年数が伸びたことも一つだとは思います。

まぁ昔の車はヤレというのが本当に目立ったものでしたから。

 

つまり誤解を恐れずに言うならば、伸びしろが減ったのだろう。

十分な領域にあった車両ですから、そこから圧倒的に性能を上げる必要が無くなった部分もあるでしょう。

今の車に比べると、昔の常識的な価格で買える車は圧倒的に走りませんでしたから。

それが今ではモーターの力を借りたり、ダウンサイジングターボの目覚ましい進歩、ディーゼルターボエンジン普及など、本当にどれも走るようになりました。

もう今の時代、走らせる事(機敏に)よりも、環境性能に力を入れなければならないのでしょう。

つまりこの匙加減により、その走りというものが予測できたりしてしまうのではないか、と密かに考えています。

 

正直言って、少し前までは名車というものが分かりやすかった。

私は5型ゴルフのツインチャージャーモデルはその一つと考えますが、あの様にこれを選べば鉄板というものが目立たなくなったと感じます。

つまり、みな良く走って燃費も良く、広くて快適で。

雑に言ってしまうと、似たり寄ったりにあるのかもしれない。

Cクラスがアジリティと言い出して、現行型では目をつぶって乗れば3とCの違いが分からない人も多いのだろう。

W204とE90時代では、明らかに味付けは違っていたと記憶します。

どれも良く走るようになったが、特色が薄れたと言えば贅沢なのでしょうか。

 

試乗など出来そうにないが、ランクル250であったとしてもプラドのディーゼルに乗った事があれば想像できるのでしょう。

2.4tあるボディにあの2.8Lのディーゼルでは、少し物足りないのかもしれない。

ただ今の時代700万円台のプライスとするならば、落としどころなのでしょう。

ヴェラールは2Lディーゼルを積むが、出力は同程度でトルクは10キロ落ちますけれど、車重が400㎏ほど軽い。

しかし価格は1000万円近いもの。

ヴェラールのガソリン400馬力モデルとディーゼル、そして未だ乗っていなかった8型ゴルフヴァリアントのマイナーモデルあたりに乗ってみたいと密かに思う。

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