えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

ツインクラッチが泣くぜ

2013-01-19 | 車関連
まったくもってガッカリした。
そう、17日の発表でもう試乗車を用意している「New A Class」に乗ってきた。
ネットにあるPVを見て、これ程ではないだろうが走れるイメージを持つ。
居てもたってもいられずに、ディーラーへ出掛けた。

本命の250はデリバリーが4月頃になるらしい。
よって160なのだが、ブルーエフィシェンシースポーツだと18インチを履いていたりして、見た目はやる気満々である。
期待をして乗り込んだ。
当然に1.6Lであるから情けないほどにショボイ排気音である。
そのショボイ音同様に、ショボイ超低速トルクには呆れたのだ。
更に致命的だったのは、躾の悪いツインクラッチである。
これが初めてのツインクラッチと知る方は、ツインクラッチというシステムの完成度の低さに閉口するだろう。
ダイレクト感を売りに、パワーロスを減少させる構造なのに、トルコンよりも間の長く感じるシフトアップ。
正直これにはガッカリを通り越しました。(ボルボの方がよっぽどいい)
250なれば出だしの細さは多少の改善は見込めるが、ギアボックスはそうはいかないだろう。これだけで買わない理由は出来上がる。

ついでなので、他の気になる点も。
・緻密でないエンジンフィール
・1テンポ遅れるアイドルストップからの立ち上がり
・余計な肉厚を感じるボディライン(ドアミラー越しに)
・閉塞感のある後席と狭いラゲッジスペース
・安っぽいウィンカー音
・UP並みに安っぽいナビ位置

160ならばゴルフの1.4を超える部分を見つけるのは難しいでしょう。
「Aクラス」だからって、なんかそこそこに作っているのではと感じる車でした。
実際にBクラスがありますが、一応今回のAクラスは1シリやゴルフと真っ向勝負をするべくして生まれたはず。
それでこの程度では、お話になりません。
正直、1シリの方が格段に上であります。何より作り手の熱い想いが見て取れます。
同じ1.6Lでも高揚感のある緻密なフィール。一体感のあるドライバビリティ。貫くべき意志のあるスタイル。
まぁよく言われる話だが、方向性が違うのだろうか。
現在のCクラスが幾らアジリティを謳っても、腕に覚えのある方を愉しませる車ではないのだから。
最後に一言言うなれば、A250シュポルトのフロントバンパースカート部にある赤いラインはおやめ頂きたい。
それは紛れもない「GTI」のアイデンティティなのだから。
コメント
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