
中国におけるEV販売で、テスラが前年同月比49%減という。
当然に、BYDらの中国勢に押されたものであるのは間違いない。
BYD以外にも吉利と奇瑞なども好調で、BYDはそれらの筆頭という事です。
これにはもちろん、ランニングチェンジのタイミングなどで減産の影響などもあります。
それと同様に、イーロン・マスク氏が政権入りした影響も大きいと言われています。
米国では連邦政府の人員削減という強硬策を批判する消費者による不買運動が拡大。
欧州でも、極右政党を支持し、マスク氏の政治思想や過激な言動を嫌った消費者からも不買運動が広がったという。
その欧州では、1月の販売台数は前年同月比45%減となった。
果たしてランニングチェンジ程度のテコ入れで盛り返すことは出来るのだろうか。
不買運動があるなしは別として、Yと3とSとXにサイバートラックだけでは魔法も切れかかっているのではないかと心配します。
EVとして、確かにどれもいい車なのだろうけれど、ここまで選択肢を絞られる時代が来ているのだろうかと思う。
車というものの認識が変わるまで、思っていたよりも時間がかかるのだと感じている者は多いと想像する。
エンジンのないボンネットに整然と回るメカニカルノイズ、工夫を凝らしたエグゾーストノートの代わりになるものが、静けさと滑らかさなのだろう。
最初はいいが、すこし寂しく感じるところもあるのだろうとEm1eから感じる。
もちろん原付一種であるEm1eは静かに越したことがないのだし、音なんて要らない。
それが全てに当て嵌まるまでには、消費者側の感覚というか、社会全体の流れがそれを決めるのかもしれない。
テスラが一時代を築いたのは確かで、EVというものを加速させたのは間違いない。
十分に功績があったと感じますが、ひょっとすると時代の流れは思っているよりも一筋縄ではいかぬものかもしれない。
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