えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

1ミリも妥協しない男

2025-03-18 | Weblog

知人に、車の選定に時間のかかる男がいる。

これが生半可な月日ではなく、驚くほどの年月を要するのです。

最初にそろそろ買い換えたいと聞いたのは、おそらく5年以上前になります。

欲しい車がある様でしたが、その車種は配偶者の賛成を得られない様でした。(私から見ても理解できます)

 

その後一旦沈静化したようではありましたが、水面下で情報を漁っているという。

私が聞いただけでも、ボルボにメルセデス、BMWにランドローバー、マツダ、トヨタと暇がない。

車種を挙げて聞かれれば、私なりのアドバイスをしたと思う。

しかし、どれも買わないのだ。

隣人が乗っているとか、上司が乗っているとか、エンジン音がうるさいとか、シートがダメだとか、スタイルに飽きが出そうとか、リセールが悪くなりそうとか、、、

キリがないほどのダメ出しをするという。

とにかく徹底的にスペックを調べ上げ、絶対に失敗をしたくないといったスタンスの様です。

 

高い買い物ですから、その気持ちは分かりますし堅実であるのでしょう。

しかし、次の車の検討を始めて3度目の車検を取るって、どんなものなのだろうと思わずにいられない。

18で免許を取ってから常々思う事の一つに、車との巡り合わせにはタイミングというものは少なからずあると。

欲しい車にマイナーが入って欲しくなくなってしまったり、フルモデルのタイミングにかかりそうで敬遠してしまったり。

Usedを狙うなら、それほど年式の経っていない車種ならそういった事もないが、好きな装備や色を選べなくなる可能性は高い。(そもそも彼は新車を検討している)

 

ここで思うのは、彼は虎視眈々と最初に欲しかったモデルをまだ狙っているのだろうかと。

家族があきれ果て、「もうそれでいいから買おう」というのを待っているのだろうか。とさえ思う。

それにしても凄い精神力であるし、私には到底真似できないし百万円積まれてもできない芸当である。

私は関与しませんが、どうなるのやら。

最初の時点で乗り換えていれば、もっと楽しい余暇が過ごせただろうと思うのは、暢気な人間のいう事なのだろうか。

それにしても、彼とは結婚したくない。(これ本音)

 

タイトル画は、次期キックスという

売れるといい日産 心から願う


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