えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

間口を広げ

2014-04-13 | 車関連
「何かに惹かれた」といった事でない場合の車種選定は、本当の意味での「車さがし」である。
まぁ落ち着く車種はある程度限られるのだろうが、それだけではツマラナイ。
予算の許す限りであれば、いかなる車にも触れてみなければならないのだろう。

そんな思いから、見知った営業さんのいるUsed店舗に寄ってみた。
ズバリ「Audi」である。
もちろん私が好きなブランドではない。
しかし所有したことがあるわけではないので、食わず嫌いではいけないとの思いから門を叩く。
私がA4ではありきたり過ぎる。
そんな事から、オススメ車種はないかと聞けば、「A6」の特選車が複数あると。
見れば距離は極めて若く、内装外装は距離見合って極美車ではありませんか。
このクラスをこれ位しか乗らない方は、本当に使えていないのである。
つまり、これからが脂の乗った時期到来であります。
ちょっと乗ってみませんかとのお誘いに、当然乗せていただきました。

V6の2.8Lに火を入れれば、それは高級車の音がします。
あー、やっぱり3L近くあるクラスの音は澄んでいるかの如く、キレイなサウンドを奏でる。
そろそろ出るも高級車であり、踏んでみればトルクは十分。
安っぽさのかけらもない走りでありました。
当然に俊敏ではないにしろ、グイグイと引っ張られる感覚は心地良い。
まぁ5Mに届きそうな全長を持ってはいるが、Sトロニック(ツインクラッチ)を搭載していたら真剣に検討したのではないかと思う程、良い個体でした。(実際に3年落ちの2.8クワトロSラインなどが目を見張る安値をつけている)
なんとなくではありましたが、人が高級車を欲する感覚が少し分かった気がしました。
ダウンサイジング流行の今ですが、やはりアッパーセダンには6発以上が似合います。
4発ターボも洗練されて、走りは6発を超えるEGも多々あるのでしょうけれど、6発の出自の良さは滲み出るものがあります。

さて次は、珍しく国産新車店舗。
人気のマツダスカイアクティブディーゼル搭載のアクセラです。
以前にアテンザに乗せていただき、怒涛のトルクを体験しました。
あのエンジンをアクセラのボディにと考えるだけで、乗ってみたいと考えておりました。
どういう訳か、近くの店舗にあったのは「MT」、んー乗るぜって思いで伺いました。
事前に予約をしておいたにもかかわらず待たせるのは輸入車ディーラーではあり得ない対応です。
しかし、「マツダ」なのですから、郷に入れば郷に従いましょう。
待つこと10分くらいでありましょうか。
やっと見せたそのHBボディ、デザイン性も十分でLEDのテールなどはジュリエッタ似です。(笑)
ナビのディスプレイの置き方はメルセデス似、コントローラーはIdrive似。
何とも良いとこ取りでありますが、その心意気買いましょう。

うんちく云々は良いとして、久々のMTです。
恐る恐るクラッチミートするも、分厚いトルクの恩恵でラフにつないでも全然大丈夫。
6速で小気味いい走りです。
久しぶりに乗るMTに、少々心熱くなりバンバンエンブレ入れました。
やっぱし気持ちいいです。
でも、プレミアムスペシャリティならいざ知らず、私の場合この位のエンジンでMTを選べばいつかきっと面倒になるのは目に見えています。
やはりATで十分でしょう。
伸びやかなる太いトルクを感じながらベタ踏みさせていただきました。
本当に気持ちの良い加速を味わえましたが、一つ難点を申し上げるならばブレーキの弱さでしょうか。
もう少し頼りがいのあるブレーキタッチが欲しいものです。
デザイン、パッケージ、トルクフルなエンジン、剛性感のあるボディと及第点を十分に超える車両であります。
このスカイDに4WDのラインナップがあれば、十分に候補車になりましょう。


最後に、ある車屋さんから軽くアドバイスをいただいた。
私の好みや車歴をそれとなくキャッチボールしていたら、「ディーゼルはやめた方がいい」とのアドバイス。
それがBMW社製のものであってもと言う。
試乗の助手席で感じたのは、やはり高回転での伸びとフィールに魅力を見出すタイプであるから、いくらトルクフルとはいえディーゼルの特性ではすぐに飽きるのではとの意見をいただきました。
これには素直に従いましょう。
頭打ちになるDにドキドキ感を見出すのは難しいでしょうから。
まだまだ、己のスペシャリティ探しは続きます。(笑)
コメント
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