えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

VW Das Auto

2014-04-24 | 車関連
実は今回、5年前にGTIを購入した時と似たような展開となった。
それは違う車種を見に行って、他の車に一目惚れをするというものである。

5年前はアウディのA4アヴァントを見に行って、その程度の悪さに肩を落としたところへGTIを勧められた。
あまり好みではなかったのですが、抜群に程度が良く、同様のEGを積んでいるからまぁ1度と誘われて、目から鱗が落ちた。
今回も同様に、、

実は散々「R36」を探し、程度の良いものに巡り合うのは難しいと感じていた。
そこそこの距離の物を数台乗ってみると、Egは良いがステアフィールやシャシ剛性などに設計年度を感じるのは否めなかった。
そんな折、何某かのスペシャリティ感を持った車種はないかと探して「EDITION35」が目に留まった。
6型ゴルフの世界限定モデルである。
EA113型のエンジンを使用したチューンモデルであり、あの限定車のピレリを上回る235ps/5500〜6300rpm、最大トルク300Nm/2200〜5500rpmの実力を持つ。
更には特別色とLEDテールなどを装備する。
スペック的にも明らかに通常版GTIを上回り、特別色の"カーボンスチールグレーメタリック"がいいと感じた。

実際に見にいってみたら、その車両の程度というか、その前オーナーが手放した雰囲気がしっくりとこなかった。
その店舗にある他の車両を見ていたら、「これ状態良いですけれど、どうですか?」と勧められた。
その車両こそが、次期愛車となる車種なのであった。
カイエンの兄弟車であり、抜群の走破性をもつ現行型トゥアレグ。。と書きたいところですが、これは私には大き過ぎるしエクスペンシブであります。

そのトゥアレグにそっくりなフェイスを持つ事は、購入後に気が付いたのです。(笑)
それこそが、「GOLF R」 であります。

当然に先日発売された現行型ではなく、6代目のRであります。
R36に惹かれてはおりましたが、2LにダウンサイジングされたRには興味をもってはおりませんでした。
しかし試乗で一般道へ出た途端、剛性感の高さとパワフルなトルク感に打ちのめされたのでした。
まぁそもそも、エンジンに火を入れた瞬間のサウンドからヤラレテはいたのです。
GTIとは比べ物にならないドスの効いた低音を轟かせるセンターデュアル出しマフラー。
こいつを引っ張った際、シフトアップ時に轟く「ボムッ」という排気音が更に大きくたくましい。
EA113タイプのEgで、256ps/6000rpmと330Nm/2400〜5200rpmとAudi S3同様のスペックを持つ心臓と申せばどんなもんだか想像がつくでしょうか。

やはり高回転からの伸びはGTIの比ではなく、その強烈な加速もフルタイム4WDシステムによって安全を担保されているのだろう。
その証拠に、飛ばした際の接地感は相当なものであり(実際に120k位GTIよりも重い)、高速に限らず一般道でも飛ばせばその恩恵を受けるのです。
試乗が終わるころには、相当に欲しくなっていたのは営業マンの思う壺であります。
試乗を終えてから現車のチェックに入りました。
距離は申し分ないが、その距離の割に減ったタイアとペットの乗車歴を見出してのパスとなった。
ここから「R」探しが始まった。
少ない車種ながらも7型のRが出たタイミングもあって、それなりの台数が流通し始めている。
北は山形から南は兵庫までもを電話で問い合わせ、状態が良ければ現車確認に赴くつもりで探したのです。
幸いにも遠方の車両はあまり程度の良いものは少ないようでしたし、関東にもそれなりの台数がありました。
車両の程度について電話でどれくらい確認ができるかは、本人と相手の営業さんの相性にも左右されます。
こちらが本気であれば、遠方の場合いい加減な返事はしません。
しかし近郊地域であると、とりあえずの現車確認をさせたがるのはしょうがないところでしょう。
近郊7台の現車確認・試乗で決めたのです。

この車両、特徴としては6Rから7Rへの乗り継ぎが多いことが挙げられましょう。
この様な車両が、総じて程度の良いものが多い気がします。
他には2台持ちもありますが、もう一台がスポーツカー(ポルシェ)だったりしますので、こちらが普段使いのため、極上車は少ない。
とにかく、羊の皮をかぶった狼キャラの部類では本当に地味であります。
知らない人はハイラインと何ら変わらんし、知っている人へはそれなりのオーラを感じさせる絶妙な塩梅と申しましょうか。

納車はまだ先です。
とりあえず、帰ってきました、 VW Das Auto
コメント
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