えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

335i(箱根編)

2022-09-26 | 335i(F31)
満を持して、箱根に持ち込んでみたのです。
また秋の行楽シーズンに入ると、驚くほどに混む箱根ですから今しかないと思ってのアタックです。

一人箱根に向かい、箱根口で蕎麦を食べ、お土産用(夕飯用)の特選アジの開きとかまぼこの詰め合わせを買う。
これをクーラーバックに入れ、保冷材で最高の状態を作って、さぁターンパイクを上ります。

730円を下のゲートで払って登り始めます。
今日に限っては、その730円が惜しくなく、この為に来たことをひしひしと感じ、気分はカーグラの田辺氏である。
工事が入っているらしく、ところどころ工事車両が止まっていたりするが、大勢に影響はなし。
ノーマルモードで登っていき、アクセルを開けていきながら感触を確かめる。
直線区間であっても脚の柔らかさは感じるが、曲がってみてロールし過ぎるって程でもない。
それなりのペースで、あっという間にカーグラのベースとなる地点に到着。
ここで一息し、記念写真を一枚撮って、スポーツモードにして再びスタート。

アクセルの反応がこれほど良くなるのか、と感じながら煽ると300頭を超える馬が騒ぎ出す。
これ以上なんていらない程にフケ上がり、そのスピードもトルクの乗りも一級品である。
言うなれば、飛ぶように走るという感覚であったが、ベタ踏みにはしなかった。
ケイマンではベタ踏みにしたのですが、335iではしなかったのは何故かと考えると、脚の方向性なのだと感じます。
悪い脚ではありませんが、吸い付くような走りではないのは明らかです。
ずっと上り続けるターンパイクですので、飛ばせば飛ばすほどにフロント荷重が減るものです。
途中2度くらい、ステアリングがフッと軽くなる瞬間があったほど路面の起伏に甘い接地がありました。
怖いというほどではありませんが、それ以上攻めたいとも思わないものです。

パイロットスポーツ4Sの実力は素晴らしく、右に左に切ってこそ、このタイアの凄さが分かったように思います。
グリップも強力で、音を上げるなんてこともなく、とにかく転がります。
ステアリングセンターからの動きも、切り増しも思いのままですし、峠に持ち込んで乗り心地も確保されているのがいい。
街中で走っているよりも、良く回ることを感じたほどにワインディングが似合うタイアなのかもしれません。

何度も、「ツーリングボディとして見た目の重さが走りを誘わないのか」なんて書きましたが訂正します。
スポーツモードに入れて山道を曲がり出すと、あっという間に一体感に包まれてのコーナリングができるものでした。
グイグイと曲がり、さすがFRのBMWであると感心したものです。
大げさに言うならば、30年も前E30(320ⅰ)でリアが滑り始めたコーナーでのスピードは、倍近いのではないかとさえ思います。

エンジンに関しては、M135iのものが欲しいなんて言いませんが、脚に関しては正直考え中です。
箱根になんて持ち込むのは、年に2度くらいでしょう。
しかし普段の街乗りでも、もう少し締まっていればと感じるところが悩みどころです。

ずっと考えているのは、ビルシュタインの純正形状B6
スプリングはそのまま使い、ダンパーで締めるタイプ。
車高も落ちないし、しゃっきりするならばやってみたいものです。

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