兎にも角にも増え続けているこの手のモデル。
BMWでいうところのMパフォーマンスと、メルセデスのメルセデスAMGです。
ここのところでの増え方は凄まじく、どんなモデルにもあるのではないかと思う程です。
Mの血統を売りにしてきたBMWの方が、ラインナップ的に多いように見受けられます。
35、40、50シリーズなどありますが、そのどれもが軽く300馬力を超えています。
それ程各モデルにハイパフォーマンスカーが必要なのかと思うところありますが、新型X1やX2などのM35iというグレードにおいては317馬力と少しばかり控えめなものとしています。(実際には300馬力を超えて控えめというのは違う気もしますが)
従来の様に各モデルのグレード細分化をやめ、2グレードないし3グレードに絞ったものの最上級モデルという位置づけなのかもしれません。
その昔の330や335がM340iとなった様に。
そしてそのほとんどのモデルを4WD化している事もその証かもしれません。
X1やX2などはFFベースですからトルクステアの関係もあるでしょうけれど、3以上のモデルについての4WD化は安全性を考えての事もあるでしょう。
つまりM135iの様に、最上級モデルとして買う方が極めて少ないモデルであったものとは違い、ある意味普及グレードなのかもしれません。
メルセデスにおいてのメルセデスAMGも同じようなものと捉えますが、きっとAMG GLBなどはスペックからすると似ているのかもしれません。
しかし同じエンジンを積んだAMG A35を借りた際のハードなセッティングの驚きは今も鮮烈に覚えています。
自身の乗るC43(S205)もそうですが、剛性感のある強いシャシを感じ、それが万人受けするものではないとも感じています。
M340iに乗って思った事は、間口を広くする方向にあるのではないかと。
つまり、現行型であるS206型のC43に乗ると少しばかりマイルドになっているのではないかと想像するのです。
さっそく検証してみたいものです。
それはそうと、先日992型の911カレラの走り去るシーンを間近で見たのですが、常識的な街中の走行であるとエグゾーストノートはC43の方が好みかもしれない。
あのテールガーニッシュに埋もれてしまっているエグゾーストパイプが、これ程の音を鳴らすなんて誰が想像するでしょう。
4本出しでないテール、本当にお気に入り。
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