えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

代車はケイマン

2020-09-05 | M135i
M135の修理の間、代車を用意していただきました。
買って間もない故障であったからなのか、「ケイマンでもいいですか」と電話がありました。
「そりゃもう、、」としか答えることが出来ませんでしたが、987ケイマンを貸していただきました。

まぁケイマンでもいいですかとは、
1、二人乗りでも大丈夫ですか
2、乗っていく先や、自宅のパーキングに停めておくことが問題ないですか
という意味だと、私はとりました。
二人乗りは全く問題ありませんが、近所の手前というのは気恥ずかしいものです。

初代(987型)とはいえ、ポルシェです。
ここのところでレンタカーで乗ろうと思っていたくらいですから、念願と言いますか、夢かなうといった方がいいのかもしれません。
一通り説明を受けまして、特殊は部分としてはボンネットが重さで閉まらない事でしょうか。
どんなに勢いをつけても閉まるものではなく、エンブレムを押す作業を伴うものであるとのこと。
VWグループですから、ウィンカーレバーやドアミラーの調整部分など、5型のゴルフを何か思い出させます。

しかし、エンジンをかければ、それはポルシェなのです。
2.7Lの水平対向エンジンがガルガルガルと目を覚まし、それが背後から聞こえてくるのですから、気分は否が応でも高揚します。
最初の10m進んだだけで、ものすごく時代を感じました。
ガタビシときしみ音がし、その乗り心地や操作感はハードであった。
あー、この位の時代のポルシェは欲しくならないものなんだろうと、早合点しました。

そして、信号が青になり踏んでみると「フォーン」と6発が唸ります。
更に、本線に合流し踏み込んでみると、そのエンジン音が更に良い音を奏でるではありませんか。
決して135iに較べ、実際に出ている速度なんて速くなんて無いのですが、ものすごく低い着座位置のせいか、臨場感(走っている感)はスゴイのでした。
前にはエンジンがありませんから、大してパワーステアリングに頼っていないのかどうなのか分かりませんが、現代においては重いもので、疲れます。
その代わりと言っては何ですが、ステアリングから伝わってくる路面状況は、それは懐かしいものがありました。
ここ最近、どんどんと快適な装備に慣れてしまっているのだと痛感しました。
このソリッドな感じ、嫌いじゃありません。
ポルシェを駆ることが出来たなら、「箱根へ行こう」と思っていましたので、週末にはターンパイクを走ってみようと思います。

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